ドロシー・L・セイヤーズ『ナイン・テイラーズ』
本日の本
book-13 『ナイン・テイラーズ』 ドロシー・L・セイヤーズ著 創元推理文庫
STORY:ある村の屋敷の主人が亡くなり、亡き妻と同じ墓に葬られることになったが、掘り返してみると、見知らぬ死体が埋まっていた。ピーター郷が呼ばれるが・・・
☆☆☆ピーター郷シリーズ第9弾。
以前、セイヤーズ作品は1作だけ読んだことがあるのだが、読みづらくてそれきりになっていた。
今回、五十音順読書ミステリー編で「な」はないかなと思ったら、この有名作品があったので読んでみた。
前よりは苦手意識がなかったかなと思うけれど、翻訳がちょっと・・・
大好きな訳者さんなんだけど、多分なまりを日本語的に再現してるのだろうと思ったけれど、うーん・・・
そして、やっぱり長いんですね。
さらに、ペダントリー的でちょっと冗長。もうちょっとそぎ落とした方が読みやすいのではないかなあ。
ミステリーとしては最後のおちがなるほどど思ったけれど、またしばらくセイヤーズは読まない気がする・・・
イギリス女流ミステリー本格作家のビッグ4では、やはり好きなのは圧倒的にクリスティー、続いてマージョリー・アリンガム、セイヤーズかな。ナイオ・マーシュはまだ一冊も読んでないのです。
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