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2022/11/02

日光街道歩き(第11回) 上戸祭~徳次郎宿~大沢宿~水無2

(1より続き)

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下町薬師堂の山門。
切妻の屋根を乗せた棟門で、柱と屋根には徳次郎石が用いられている。

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薬師堂。入母屋風の二重屋根となっている。

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覆屋内には、一石六地蔵、文久3年(1863)の十九夜塔、「右ハ山道 左ハ氏家・白沢道」と刻まれた文化元年(1804)の三面六臂の馬頭観音があった。

すぐ先が徳次郎の交差点で、そこにあるバーミヤンでお昼をと思っていたのだが、まだ10時半前。

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ということで、先に左折したところにある痣地蔵へ。

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お地蔵様。
土の中から掘り出されたお地蔵様で、痣や疣が治る・・・らしい。

運試しの狛犬があるという神明宮も寄ろうと思ったのだが、思ったより遠く道がよくわからないので断念。

ちょっと早いが、お昼にする。

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頼んだのは台湾雲呑。
ネコちゃんロボットが運ぶこともございますと言われたのだけど、運んでくれたのは人(笑)。そのロボットも見てみたいなあ。
雲呑は、八角が効いていてスパイシーだった。

30分ほどで出発。

中徳次郎宿の跡を通り過ぎたあとに、大きな木が見えてきた。

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智賀都神社である。

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参道口の木は、長寿の夫婦ケヤキで推定樹齢700年。

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拝殿。

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少し進むと、徳次郎六本杉が復元されている・・・と書かれていたが、2本しかなかった。枯れてしまったのだろうか。

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ちょっと寄り道。二宮堰に行ってみることにする。

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現代の堰。

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二宮堰(宝木用水)は、二宮尊徳が設計、弟子が村人を指導して造られた。田川から水を引き、徳次郎と宝木地区を経て、宇都宮まで流れている。

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水明宮。

街道に戻る。

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徳次郎上町屋台庫。
屋台は徳次郎の6地区でそれぞれ保存されており、智賀都神社の夏祭りで町内を練り歩くという。

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徳次郎宿を出るあたりから、男体山と女峰山が見えてきた。
下の方に少し雲がかかっているかな・・・

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石那田の一里塚は北塚のみ現存。30里目。

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向かいには日光街道植樹記念碑がある。
宇都宮市上戸祭町より今市山口まで、昭和26年4月山ざくら1300本、つつじ1500株、昭和30年5月山ざくら500本、つつじ350株、かえで200本が植えられたのだそうだ。

石那田堰にも寄ってみる。

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右折すると、覆屋の中に如意輪観音十九夜塔と地蔵があった。ここにも大谷石が使われている。

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田川に行き当たる。

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土手に二宮金次郎の像があった。

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その他、徳次郎用水堰護岸工事竣工記念碑、移築記念碑、大堰竣工記念碑などがあった。

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ここもまた二宮金次郎の指揮のもと、田川から取水するための堰が造られたのである。


(3へ続く)

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