ジェフ・アボット『逃げる悪女』
本日の本
book-14 『逃げる悪女』 ジェフ・アボット著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:モーズリー判事は幼い時に自分を捨てた母親を探していた。ついに見つけた母親はギャングになっており、組織のお金を盗んで逃走中。その金を狙って、ギャング、麻薬組織、恋人が追うが・・・
☆☆☆モーズリー判事シリーズ第3弾。
といっても、1作目も2作目も読んではいない。
ということで、途中からだとわからないかしら?と思ったけれど、それは大丈夫。
いろんな人物(全員変・・・)が入り乱れ、敵味方がわからないままストーリーは進行。なんだかどういう方向に進んでいくかわからないのだけど・・・
だましだまされ、ホントの悪はというと、なるほどねと。
ちょっといろんな要素を詰め込みすぎて渋滞してしまっているのが残念かな。
アメリカ的親子愛のサイドストーリーもあって、一瞬感動の場面もあるものの、最後はシニカル。
この作家さんの作品は図書館シリーズ以来で、好みとしては図書館の方かなあ。
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