姫街道歩き(第3回) 都筑駅~気賀宿4
(3より続き)
この日2匹目の猫。前回は寒くて一匹も出会えませんでした・・・
街道に戻る。
獄門畷。
堀川城落城の際に1000人が殺され、のちに捕らえられた700人あまりの人々もこのあたりで首を打たれ、土手にさらされたので、獄門畷を言われるようになったという。
この先が枡形になっており、600メートルほど続く気賀宿の西見附である。
大きな秋葉常夜燈もあった。安政4年(1857)のもの。
向かいのかじやさんでみそまんをおみやげに買う。
気賀宿は、南に浜名湖、東に井伊谷川、都田川に挟まれた要害の地で、関所が置かれた。本陣1、旅籠8。
正明寺。
山門は次回通る宗安寺のものを移築している。本陣中村家の菩提寺。
この前には本陣前公園があり少々休憩。
馬頭観音。寛政12年(18)建立。以前は犬くぐり道にあったそう。
公園内には姫様の像。
公園の斜め向かいには、本陣の址碑があった。
ちょっと寄り道、浜松市姫街道と銅鐸の歴史民俗資料館に寄る。
前には旧山瀬家のコヤがあったが、産屋だったようだ。
資料館の展示は、一階は漁に使われた船や、藺草や畳表、その道具などの展示で解説していただく。
二階は銅鐸など(二階は撮影するには申し出をとのことだったので遠慮)。銅鐸は実物。
マンホールになっている柄のもあった。鹿とと鳩(だったのか!)が描かれている。
銅鐸いいなあ。
ここを出たあと、犬くぐり道を見にいくはずが・・・なんとすっかり忘れて細江神社に行ってしまった!!あとで気づいたがもう時間がなくあきらめる。残念。
関所が設けられて住民の通行が不便になったために領主が裏道を作り、道の途中にむしろ1枚を垂らしてその下をくぐりぬけさせたということらしい。
細江神社へ。
神社参道。
御神木。500年前から細江町を見守って来た夫婦楠だそう。
拝殿。
樹高30m・根回り16m・樹齢500年の楠。
樹高30m・根回り13m・樹齢500年の楠。御神木。
昔々、この大きな穴の中で、大蛇と大蝙蝠が三日三晩戦ってお互い力尽き、そのときの血のあとがあるのだそうだ。
藺草神社。
浜名湖岸一体は琉球藺が名産だったんですね。
街道に戻って進むと、本番所の遺構が残っている・・・のだが、シートが掛けられていて、屋根の部分しか見えなかった。
(5へ続く)
マップはこちらを使っています
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