山手線一周(第2回) 品川駅~目黒駅3
(2より続き)
御殿山から下って、目黒川を渡る。
ほどなく大崎駅到着。うーむ、まだ一駅しか進んでいない・・・
西口に出てむかったのは居木(いるぎ)神社。
江戸時代から明治中頃までこのあたりの特産品だった居留木橋かぼちゃが育てられていたという。甘みのあるかぼちゃだったとのこと。
神社の南側の台地には貝塚を伴う居木橋遺跡もあったそうだ。
再び目黒川を渡る。このあたりにも桜の木がちらほら。
五反田駅。
目黒の方面に向かった歩いていくと、おもしろい色のポストがあった。
東京2020大会において、金メダルを獲得した日本代表選手等にゆかりある地域の郵便ポストを金色に塗り替えることにより、選手等の栄光を称えるとともに、選手等を輩出した地域を盛り上げるプロジェクト「ゴールドポストプロジェクト」によってつくられたポストなのだそうだ。なんと、全国に79もあるそう。
これは日本選手団第1号となる金メダル(柔道男子60キロ級)を獲得した高藤直寿選手の栄誉をたたえて設置されたもの。
出身地じゃないしなぜ?と思ったら所属先のパーク24の本社がこの近くにあるそうだ。
目黒不動尊に向かったのだが、その手前でたこ薬師なるものがあって寄ってみる。成就院。
目黒不動尊も開山した円仁自作と言われる「タコに乗った薬師如来像」がご本尊だそうで、これが「蛸薬師」と呼ばれる由来とのこと。
いろいろ見所はあるのだけれど、これはお静地蔵尊。徳川二代将軍秀忠の側室のお静の方が奉納したものだそう。
本堂内。
桜が咲いている。
家光公が当山を再興された折、江戸の火防の為とて、 徳川発祥の地にゆかりの遠州の秋葉大権現を移し勧請したという記念碑。
庚申塔もあった。
目黒不動尊へ。瀧泉寺である。
水かけ不動明王。
本堂の中は撮影禁止。
裏にまわると大きな大日如来があった。
墓地には江戸中期の蘭学者青木昆陽(1698~1769)の墓(国指定文化財)がある。飢饉に備えてサツマイモの栽培を促進するよう八代将軍吉宗に進言し「甘薯先生」と呼ばれた人物だ。
道を下って、五百羅漢寺へ。
撮影禁止だったので、写真はないのだが、いや凄いです!
羅漢堂の方に納められている羅漢さんはすべて解説がついているのだけれど、いちいち心にささるんですね。そうありたいなあと思ったことでした・・・
続いて行ったのが目黒寄生虫館。
前々から行ってみたいと思ったところ。入場無料。
いやはや、あらゆる寄生虫の展示があって、気持ち悪い・・・けれど勉強になりますね。
目黒川沿いを歩く。
桜のつぼみがだいぶ膨らんでいて、開花間近だなと思う。
向かったのは目黒雅叙園。
へえ、ここにお七(恋をした小姓あいたさに自宅に放火し鈴ヶ森で火刑に処された)の井戸があるんですね。
(4へ続く)
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