姫街道歩き(第5回) 自動車学校前駅~市野宿~見付宿3
(2より続き)
東海道に合流した。
懐かしい。

東海道を歩いた際は休館日(水曜日だった)だった金原明善生家に寄る。

築200年の屋敷を改修、資料館として公開されている(無料)。

金原明善は、度々大洪水を引き起こしていた天竜川の治水事業に私財をなげうち、生涯をかけて取り組んだ人物である。植林事業、出獄人の保護なども行っている。
13分ほどのビデオをみせていただき、その後じっくり見学。


立派な御屋敷だ。

庭もいい。

金原鎌なるものもあったんですね。

松林禅寺にも寄る。
前に寄った記憶が抜け落ちていたけれど、一応寄っていたらしい・・・

門の下にお地蔵さん。

向こうに見えるのは薬師堂。家光が浜松城主に命じて建立させたもので、寺自体は二度焼けているが、薬師堂は焼失をまぬがれたという。

本堂。

別のマンホール。浜松まつりの凧揚げ合戦の凧のデザイン。
さてお昼。
東海道を歩いた際にも入ったうなぎのお店中川屋さんである。

うな重をいただく。
柔らかくておいし~
おなかいっぱいになって出発。

六所神社。三柱の海神と三柱の航海の守り神の六柱の神様が祭神として祭られる。

横町通りを通り、ポケットパークを抜けて、新天竜川橋を渡る。
東海道を歩いた時は暴風雨でずぶ濡れになって大変だったが、今回は若干の風だけでよかった・・・
磐田市に入る。

まず見つけたマンホールは熊野(ゆや)の長藤を中心に置き、周りにも藤を配置したデザインだ。
池田入口交差点を右折するのが東海道だが、姫街道は左折。
途中から細い道へと入っていく。

この常夜燈は前に扉がついている。政9年(1797)の常燈明と刻まれた常夜燈だ。

天竜川渡船場跡碑。もっとも水量が少ない時に使われた下之渡跡。
ここの渡しは、水量によって上中下あって、水量が多い方から上中下が使われたのである。
(4へ続く)
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