カリン・スローター『開かれた瞳孔』
本日の本
book-4 『開かれた瞳孔』 カリン・スローター著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:レストランのトイレで女性教授が惨殺された。第一発見者となった検死官のサラ。やがて第2の事件が起き・・・
☆☆☆初カリン・スローター。
読むのがつらいかも?と思い、なかなか手に取らなかった本。
で、確かに読むのがつらい・・・というか、むごいお話で、描写もどぎついのである。
犯人は唐突に出てきて、振り返ってみると、まあこの人が犯人ねと思うのだけど、その動機がまた恐ろしい・・・
狂ってる・・・
メインの登場人物が皆いろいろありすぎで(過去がつらい)、救いがなくて息苦しくなるけれど、最後はちょっと光が見えただろうか。
サラと元夫の警察署長ジェフリーとの関係、強烈な個性の刑事リナの行方が気になるので、きっと次作も気が滅入るだろうなと思いつつ読んでみたい。
« よなよな月の生活(クラフトビール定期便)10回目 | トップページ | ラス・グアリダス テンプラニーリョ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- クリスチアナ・ブランド『自宅にて急逝』 (2024.11.30)
- アレックス・マイクリーディーズ『ザ・メイデンズ ギリシャ悲劇の殺人』 (2024.10.27)
- ロバート・B・パーカー『ゴッドウルフの行方』 (2024.10.01)
- 有栖川有栖『月光ゲーム Yの悲劇’88』(2024.09.05)
- ブルース・アレグザンダー『グッドホープ邸の殺人』(2024.08.26)
コメント