大谷寺
奥州街道を喜連川宿で歩き終えて、氏家駅までバスで戻り、13時22分発の宇都宮線に乗り、宇都宮到着13時40分。
この電車に乗り遅れると大幅に行程が遅れるのでやめようと思っていたのだが、首尾よく乗れたので、観光案内所にて、大谷観光一日乗車券を購入。
宇都宮駅・大谷間のバス一日乗り放題、大谷資料館と大谷寺の入場チケットがついて1850円。資料館とお寺と両方行くのならばお得なチケットである。
バスの時間まではまだ少しあったので、駅ビル内でおみやげ(お酒)を買い、餃子像をパチリ。大谷石で作られた、ビーナスが餃子の皮に包まれた・・・という像。
14時15分の大谷・立岩行きのバスに乗車。
ほぼ遅れずに14時45分すぎに大谷観音前バス停到着。
まずは平和観音を見に行くことにする。
途中、天狗の投げ石なるものがあった。
天狗が投げて乗せたという伝説が残るもので、崖の上に岩がのっかっている。ちょっと顔みたいにも見える。
平和観音。
第二次世界大戦の戦没者の霊を弔い、世界平和を祈念するため
昭和23年から6年の歳月をかけて彫られたもの。高さ約27メートルもあった大きい!
手前には親子がえる。
垣根堀りの採石場跡。
大きな岩の間を歩いて大谷寺へと向かう。
創建は平安時代初期。弘法大師・空海によって開かれたと言われるお寺である。
ずらりと並ぶ五輪塔も当然大谷石なんでしょうね。
大谷寺山門。
本堂は岩というか洞窟に飲み込まれるような形で建つ。
周囲はたくさんの石仏が。
ここにも五輪塔がずらり。
彫られた五輪塔など。
お堂の中は撮影禁止なのだが、弘法大師作と言われる大谷観音(千手観音)が見事な芸術である。作られた当時は金箔が押されていたとか。
続く部屋には釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の磨崖仏があり、いずれもすばらしい。
大谷寺の洞穴は、縄文・弥生時代の遺跡(大谷寺岩陰遺跡)であることが判明。もともとは横穴式住居であったと考えられており、宝物館には縄文最古の人骨も展示されている。しっかりとした形で残っている。
他に、土器や動物の骨などの展示もあった。
奥には池があって、弁財天が祀られている。
白蛇が見えますね。
昔、この池に毒蛇が住んでいて毒をまき人々を困らせていたが、弘法大師が退治、蛇は心を入れ替えて白蛇となり弁財天に仕えている・・・のだそう。
蛇は2匹いました。
大谷景観公園の脇を通って、大谷資料館へと向かう。
お手洗いも大谷石!
観音かな?
(続く)
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