大谷資料館
10分ほどで資料館到着。
中を見学する。
中の温度は7度ということで、シャツ1枚では寒く、上着を着る。
ここの地下採掘場跡は、1986年まで70年の間大谷石を採掘して出来た地下空間で、2万平方メートルの広さ、深さは平均30メートルもある。戦時中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用されていた。
栃木県を歩いていると、そこかしこに大谷石の蔵があったが、帝国ホテル旧本館(現在は明治村にある)も大谷石だったんですね。
入口から階段で下がっていく。確かに広い空間だ。
こんな人形がそこかしこに?と思ったらこれだけだった。
インディ・ジョーンズに出てくる洞窟のよう!と思ったら、いろんな映画の撮影に使われてるんですね。「セーラー服と機関銃」も?どの場面だろう。
外が見える空間もある(撮影するとよくわからないけれど)。
芸術品もいろいろ飾ってあったり。
採掘が始められた江戸中期から昭和34年頃までは手堀り(ツルハシで)だったとのことで、そうした跡が残っている。
以前ここで假屋崎省吾の展覧会が開かれたとのことで、一部その展示品が残っている。不思議とあうかも???
ハムナプトラシリーズにも出てきそう!
機械掘りの跡。
アップ。
手掘りの頃は一日で加工できるのは一人あたり10本だったが、機械化されて50本加工できるようになったのだそうだ。
これも假屋崎氏の作品?
神秘的な空間。
石をつり上げるためのウインチ。
石材裁断機。
こういう積み方はおもしろい。
光が降り注ぐ。
石の華。大谷石に含まれる塩分が冬場の乾燥期に噴き出るもの(夏場は消滅する)。
資料室は道具などの展示。
ツルハシを一日中使っていたら、腕が大変なことになりそうだ・・・
見学を終えて苺のジェラートを食べ(この日はとても暑かった)、資料館前バス停へ向かう。
ツグミさん。
御止山西側の奇岩群。
バス停の向こうには亀岩(手前)と兜岩(奥)が見えた。
16時37分のバスに乗り、17時10分前到着。
バスが遅れるかもとゆっくりの新幹線を予約していて、17時59分発のつばさに乗る。
出発してすぐに、日没。
順調に乗り継ぎ、地元着19時20分。
居酒屋さんにて乾杯!
ホタルイカとキャベツの酢味噌和え、焼き空豆、あら煮、豚の角煮、殻付き帆立のバター醤油焼き。お酒は瓶ビールと越乃景虎。
21時帰宅。
おみやげは、喜連宿紙屋の樺山錦(抹茶)と、宇都宮のお酒、七水。
街道歩き+αで約34000歩。
(完)
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