中山道六十九次歩き(第30回) 本庄宿~深谷宿~籠原駅5
(4より続き)
街道に戻ると、消火栓には市の花チューリップがデザインされていた。
呑龍院の鐘楼が見えてきた。枡形になっている。
この前には大きな常夜燈があり、ここが深谷宿の京方見附である。常夜燈は1840年(天保11)、富士講の人々が建造したもので高さ4m。中山道の中でも最大級の常夜燈とのこと。
深谷宿は中山道最大規模の宿場で、江戸を出立して2番目に泊まるところとして栄え、飯盛女もたくさんいた。本陣1、脇本陣4、旅籠80。
呑龍院の境内には石仏と南無阿弥陀仏碑の祠。
そして、4体の子育て地蔵尊がある。
文久3年(1863)創業の滝沢酒造の煙突が見えてきた。
菊泉というお酒を醸している酒造で、ふっかちゃんのワンカップも出しており、当然?購入。
その先の糸屋製菓店では翁最中を購入。能の翁面をかたどった最中だ。
七つ梅酒造はすでに廃業しているが、今はいろいろなお店が入っている。
本陣跡の印刷会社は見落としてしまい・・・
深谷駅を見にいく。大きな駅だ。
そして、確かに東京駅に似ている!
駅前の自販機にはふっかちゃんと渋沢栄一が描かれていた。
渋沢栄一像。来年から1万円札はこの人なんだな。
からくり時計もある。下にふっかちゃんが回っているのだけれど、定時になると上に渋沢栄一が出てくるそうなのだが、ちょうどその時間ではなく残念である。
コンビニでアイスを買って休憩。
赤城乳業のフルーツ牛乳アイスだが、赤城乳業って深谷の会社だったんですね。群馬県の会社じゃなかった!
ここでまた新しいマンホール発見。
しげただくん=畠山重忠がデザインされているが、刀が深谷ねぎ(笑)。
なんの関係があるのかなと思ったら、現在の深谷市畠山の出身とのことだ。
これまた別のマンホール。真ん中に深谷市の市章、人が大勢ジャンプする姿で市民の強調と飛躍、輪を表現したデザインとのことだ。
街道に戻り、藤橋藤三郎商店に寄って東白菊をゲット。
かなり荷物は重くなったがお酒ならなんのその笑
塚本商店。天保元年創業の燃料やさん(日本煉瓦製造に燃料の石炭をおさめていた)で建物は大正元年に建てられたもの。煉瓦のうだつはめずらしい。
深谷宿は趣のある建物が多いですね。
ふっかちゃんデザインの消火栓。
こちらもふっかちゃん。あちこちにふっかちゃんがいる!
(6へ続く)
マップはこちらを使っています
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