中山道六十九次歩き(第30回) 本庄宿~深谷宿~籠原駅1
昨年12月8日以来の中山道歩き。
中山道も前回から新幹線や特急の利用をしなくなって気楽に出かけることができる。
武蔵野線から南浦和で京浜東北線に乗り換え、浦和で高崎線(湘南新宿ライン)に乗り換え、前回ゴールの本庄駅到着は8時31分。
はにぽんが出迎えてくれる。
ほんじょうかるたの石碑もあった。
昭和59年、図に小中学生や市民の協力により作られ、観光名所、史跡などに置かれているらしい(その後もいくつかみた)。
駅から北上、街道と出る。
まずは円心寺に寄る。
慶長8年(1603)に本庄2代目城主の小笠原左衛門佐信之がその帰依僧円心坊を三河国から招いて開基したお寺。
途中の庚申塔。
山門は赤く立派だ。天明年間の建築。
仁王様。
彫刻がきれいなのだが、扇子や軍配、うちわなどが埋め込まれている。
本堂。
無縁塔。右手前には六地蔵がある。
本庄七福神の福禄寿も祀られていた。
続いて本庄城址へ寄り道。
猫さんたち。
本庄城は、弘治2年(1556)本庄実忠が築城。本庄氏は山内上杉氏に属していたが、後北条氏に攻められ配下となったが、子の隼人正の代、天正18年(1590)の秀吉による小田原の役の際に落城、家康の関東入封で、信濃松尾の小笠原信嶺が1万石で城主になったものの、慶長17年(1612)に小笠原氏が古河に移封されて本庄城は廃城となった。
現在の城山稲荷神社のあたりにお城があったようだ。
この神社には、築城時の大欅が残っている。
目通り63メートルの大木だ。
ヤブツバキもある。実忠が西本荘から椿稲荷を移したことにちなんで植えられたいう。
大正院にも寄る。
不動堂には不動剣が納められているらしい(見られない)。
本庄七福神の弁財天が祀られていた。
さて、本格的な街道歩きのスタート。
しばらくすると、御堂坂をゆるく下っていき、このあたりで本庄宿は終わりだ。
国道17号線を歩道橋で渡ったところにある不二ドライブイン。なんでも日本最古(昭和39年開業)のドライブインだそうだ。
(2へ続く)
マップはこちらを使っています
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