奥州街道歩き第4回(大田原宿~鍋掛宿~越堀宿~芦野宿5)
(4より続き)
時間的に余裕が出たので、少し寄り道。
三光寺。
日本三所聖天(浅草・妻沼・芦野)の一つ。
弘仁9年(818)弘法大師が勅命によって一本の香木に三体の歓喜天像を彫り、そのうちの一体を応永年間(1394-1427)に宥覚上人が勧請したのだそうだ。
歓喜天と刻まれた石造物があるが、これは=聖天である。
最勝院にも寄ってみる。江戸時代より前の芦野氏の菩提寺である。
六地蔵に十六羅漢。
肩に鳥がのっている羅漢様もいますね。
こちらの六地蔵は相当古そう。
街道に戻って進むと伊豆屋さんというお菓子やさんがあり、おみやげに聖天まんじゅうを買う。
この日のゴール、芦野仲町バス停に到着したが、まだまだ時間があるので、那須歴史探訪館に寄ってみることにする。
途中に平久江家の武家屋敷門があった。
平久江家は、江戸時代初期から芦野家の重臣であった。
しだれ桜があって、樹齢400年、幹回り252センチ、樹高18メートルだそうである。
那須歴史探訪館の門は、芦野氏陣屋裏門を模して造られている。
土蔵は、江戸時代からのものを補修している。
建物自体は、隅研吾の設計で、ああなるほどねと思う。なかなかモダンな建物だ。入場料200円。
歴史、街道、産業などの展示を見る。
トピックスコーナーでは芦野氏代々の花押が展示されていて、お気に入りを投票しよう!ということで、ワタクシは23代芦野資英のものに投票しておいた。
そろそろバスの時間が近づいたので戻る。
バス停は脇本陣跡(現ほていや。籠吉川屋跡で、脇本陣は金澤家が勤めた)のあたりにある。
向こうに旅籠、現在はうなぎやさんの丁子屋が見える。
バスは定刻5時7分に到着。
黒田原駅では定時に到着したとしても、電車発車まで4分しかなく、切符も買わないといけないのでおそらく無理だろうなあと思っていたのだが、順調に進み、なんと電車に間に合った!
5時26分の黒磯行きに乗り、黒磯乗り換え、那須塩原駅到着5時49分。
この電車に間に合わないかもと思い、新幹線はだいぶ先のを予約していたので(黒田原で乗り遅れると1時間20分も電車がない・・・)、まだたっぷり時間がある。
ということで、はなの舞で飲んで帰ることに。
まずは瓶ビールで乾杯。その後ギネスビール。
お料理は、炙りしめ鯖、高知産のしらすと京都産の九条ねぎの豆冨サラダ(ハーフ)、山芋鉄板焼き、ねぎとろ巻き。
7時32分発のやまびこに乗り、順調に乗り継ぎ、帰宅は9時半すぎだった。
この日のおみやげは、聖天まんじゅうと、純米酒御用邸。
約50100歩。
あと1回でも歩けなくはなさそうですが、無理せず2回にするかもしれません。
(完)
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