クイーム・マクドネル『平凡すぎて殺される』
本日の本
book-6 『平凡すぎて殺される』 クイーム・マクドネル著 創元推理文庫
STORY:平凡すぎる顔の青年ポールは、慰問した老人に誰かと間違われ刺されてしまう。実は有名なギャングだった老人。その日からポールは命を狙われてしまう・・・
☆☆☆ノンストップミステリ!だそう・・・
平凡すぎる顔立ち・・・ってどんな顔?と思ったけれど、確かにあまり印象に残らない顔立ちというのはあるかも?
そんなポールがひょんなことから命を狙われ、追われ、逃げることに。
これはノンストップミステリかもと思ったのだが、そうでもない。
オフビートはどちらかというとブラックなユーモアがちりばめられて、なかなか進まないんである。もうちょいおさえめな方がよかったかな・・・
それでも後半は一気に加速!後半一気におもしろくなる。
脇役はいろいろとおもしろい人物がそろってましたね。
定年間際の警部補スチュアート、はみ出し刑事のバニー。
なんといっても、ポールを何かと気にかけてくれる老婦人ドロシー。
主人公より魅力的な脇役たちでした。
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