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2023/07/23

【木島櫻谷―山水夢中展】

art-14 【木島櫻谷―山水夢中展】 泉屋博古館東京

2307231

改装後初、泉屋博古館である。

木島櫻谷展は、何年か前にやっていた動物画メインの展覧会に行きそびれてしまい・・・
それ以来、ずっと木島櫻谷は動物画というイメージだったけれど、今回は山水画メインの展覧会である。

第1章 写生帖よ!-海山川を描き出す
櫻谷は写生を重んじたという。
櫻谷文庫には600冊もの写生帖が残されていたものの、劣化が進み、昨年修復を行っての今回の展示。
細密な写生である。
昇仙峡、耶馬溪、飛騨。
絶景、奇景が細かく描かれている。

第2章 光と風の水墨-写生から山水画へ
「万壑烟霧」。大きな屏風絵。耶馬溪や昇仙峡のスケッチ旅行から着想を得ているらしいが、大迫力である。奥行きも感じられる。
「細雨・落葉」。これは動物画でもあって、好きな作品。猿がいいなあ。
「月夜の兎」もいいですね。兎、何匹いるんだろう?
「帰農図」は農作業を終えて帰る女性たちの、ほっとしたような表情になごむ。
南陽院(南禅寺塔頭)の襖絵が見られたのは貴重。すべて見ることができたらよいなあ。

第3章 色彩の天地-深化する写生
「寒月」(あのキツネの絵)は前期のみの展示で見られるとても残念・・・
「駅路之春」は、突如色彩が鮮やかな作品でちょっと驚く。色の鮮やかさについつい目がいってしまうけれど、描写はとても細かい。春の日差しの暖かさが感じられる。

第4章 胸中の山水を求めて
櫻谷は富士山も多く描いていたよう(写生帖にもあった)。少し形のよい富士山だが、いいですね、やっぱり富士は。
「瀑布」は迫力あり。掛け軸の長さを生かした絵。
「画三昧」は晩年の自画像といえる画だが、悠々と画を描く様子が描かれる。
最後の官展に出品したという「峡中の秋」。煙った感じが神秘的だ。

エピローグ 写生にはじまり、写生におわる。
「春村帰牧」「雨中帰漁」いずれも、自然の中のお仕事絵。こういうテーマの絵も結構あるんですね。
水石がお庭みたいで素敵でした。

展覧会は本日で終了です。

 

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