中山道六十九次歩き(第32回) 北鴻巣駅~鴻巣宿~桶川宿~上尾宿7
(6より続き)
武村旅館は嘉永5年(1852)の建築。国登録有形文化財。
現在は営業していないようだ。
まもなく木戸址で宿を出る。
ほどなく上尾市に入る。
上尾市のマスコットキャラクターはアッピー。Aの文字がモチーフとなっているんですね。あげおのア、上昇のアップ、ハッピーをあわせてアッピーだそうだ。
上尾市のマンホールは市民の木アオキのデザイン。
もう一つは、市の木カシの実と葉がデザインされている。
久保西交差点のところに黒塀で囲まれた大きな御屋敷がある。
紅花の仲買で財をなした豪商須田家の御屋敷だ。
これまた違うマンホール。
現在は行われていない、中山道あげお大綱引き祭りがモチーフでネズミ、牛、虎、うさぎ、猿などの動物が綱引きをしているデザインだ。
平成の道標があるところで上尾宿に入る。
案内板の屋根の上には鍾馗様!どうやら上尾では屋根の上に鍾馗様を乗せるらしい。上尾宿では昔大火が続き、町のほとんどが焼失したが、鍾馗様が屋根の上にあった家が火事を免れたため、火伏せとして鍾馗様を飾ることがはやったのだそうだ。
上尾宿は、後北条時代に宿駅として成立していたが、整備されたのは、慶長7年(1603)の伝馬制施行以降。早朝江戸をたった人が宿泊することが多く、小さな宿だが旅籠が多かった。飯盛り女の数も多かった。本陣1、脇本陣3、旅籠41。
北西酒造に寄る。ショップがモダンでおしゃれ。ということで、おしゃれな角瓶の文楽生貯蔵酒を購入。重い笑
上町庚申塔。
延享2年(1745)の青面金剛像で、二鶏・三猿も彫られている。鶏がいるのはめずらしいですかね。
最後に遍照院に寄る。
参道の地蔵菩薩、六地蔵。
山門。
山門脇にはやっぱり?の庚申塔。
本堂。
このお寺のお墓薄幸の孝女お玉の墓がるとのことだったが見つけられず。遊女だったお玉は前田侯の参勤通行の際、小姓に見染められ江戸に行くも病にかかり上尾に戻って25歳で亡くなる。大村楼の主人が憐れみ篤く弔ったとのことである。
駅前のAGeoタウンの中にあるあげおお土産観光センターにて、伊勢屋さんのゆず最中を買い、駅へ。
4時過ぎの電車に乗り、大宮、南浦和乗り換えで地元到着5時15分過ぎ。
いつものお店で飲んで帰る。
まずはサッポロラガービール。
お通しはあん肝ポン酢とツナマカロニサラダ。
つぶ貝の刺身、煮穴子のさっぱりあえ、鮎の塩焼き、肉厚椎茸の網焼き。
日本酒は大信州。
帰宅は7時10分。
おみやげは、川幅日本一せんべい(ねぎみそ)、おき川、ゆず最中、日本酒文楽。
約44700歩。思ったよりは歩数が多かったのは、それなりに寄り道があったからですね。
次回は北浦和まで行きます。
(完)
マップはこちらを使っています
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