中山道六十九次歩き(第32回) 北鴻巣駅~鴻巣宿~桶川宿~上尾宿2
(1より続き)
加美の交差点あたりで、鴻巣宿に入ってきた。
中山道と日光裏街道、松山街道の追分になっており、江戸からの初日の泊まりが鴻巣だったことで宿場が発展した。元々は本宿(現北本市)に宿があったが、慶長7年(1602)、この地に移転した。本陣1、脇本陣1、問屋場1、旅籠58軒。
鴻巣の地名は国府の洲や高洲そして鴻の宮(鴻神社)の鵠鳥(こうのとり)伝説に由来していると言われる。ということで、コウノトリのタイルがある。
そして、その鴻神社。
参道には明治天皇鴻巣町御晝(昼)食所阯碑がある。
中山道鴻巣今昔絵図がたのしい。
拝殿。
2本のイチョウは推定樹齢700年の夫婦イチョウだ。
狛犬ならぬ、狛コウノトリ。
御神卵。
鴻の宮。
昔ここに木の神といわれる大樹があって、コウノトリがここに巣を作り卵を生むと、大蛇がが現れ、卵を飲み込もうとしたがコウノトリが大蛇を突き殺した。それ以来、木の神が人々を害することがなくなったので、里人はこの木のそばに社を祀り、この社を鴻の宮と呼び、この地を鴻巣というようになった・・・との伝説がある。
拝殿内にもコウノトリと卵が。
法要寺。長禄元年(1457)建立。
本堂の屋根をズームすると・・・
加賀前田家の家紋、梅鉢がついている。
前田家が参勤交代の折、勝願寺に宿泊を断られ、ここに泊まらせてもらったお礼に使用を許されたという。
またまた庚申塔がいくつか。
左の邪鬼を踏みつけているものが寛政2年(1790)造立の青面金剛像庚申塔のようだ。
これはコウノトリの卵だろうか?
マンホールは市の花パンジーのデザイン。
コスモスのデザインのもあった。
(3へ続く)
マップはこちらを使っています
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