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2023年12月

2023/12/31

今年を振り返って(2023年)

コロナも少し収まり、後半、飲みに行かれるようになった今年。
まだまだ完全に収まったわけではないので、来年もしっかり対策はとらないといけません。

街道歩きは、東海道脇往還の姫街道、佐屋街道完歩。そして五街道は奥州街道を完歩しました。中山道もあと2回で歩き終える予定で、来年前半にはいよいよ五街道制覇です。その後は美濃路とか北国街道とかがいいかなあ。

順調に歩けたのはよかったけれど、やはり研究に時間がかかって、映画はまったく見られず・・・まあいいや。
なんとね、過去最低、たったの4本。順位なんてつけられないけど、なんとかこの1本を。
スイスとドイツ合作映画「ハイジ アルプスの物語」。
今までいくつかハイジの映画はあったけれど、この映画が一番イメージ通りだった。特におんじ役ブルーノ・タウトいいなあ。

読書はまだまだ五十音順読書ミステリ編をがんばってます。来年は終わるかと・・・
途中、久々にたかぎなおこさんの本をまとめて読んだりもしました。22冊。
ベスト3を。
1.ボブ・ラングレー『北壁の死闘』
ぶっちぎりの1位。久々に5つ星をつけました。冒険小説だからと敬遠していたけれど、もっと早く読めばよかった。とにかくおもしろい。
2.ジャナ・デリオン『ハートに火をつけて』
ワニ町シリーズ第4弾。今回も爆笑。おばあちゃんコンビの暴走がすごいのなんの。
3.エリー・グリフィス『見知らぬ人』
現代的なゴシックミステリ。後半一気に物語が展開。意外な犯人だった。

展覧会はまずまず順調にいくことができました。来年もこの調子でいきたいなあ。
ベスト5。
1.【山下清展】
貼り絵の細かさに驚く。
2.【マティス展】
マティスの明るい色彩が好き。
3.【ブルターニュの光と風展】
ブルターニュがテーマの展覧会が同時に2つもあってどちらも堪能。
4.【佐伯祐三 自画像としての風景展】
こんなにいろいろな作風の絵があったとは!
5.【生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ】
パワーがすごいね。


今年もご訪問ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
よいお年を!!

 

狭山丘陵歩き

昨年末は高尾山→小仏城山→大垂水峠を巡ったが、今年は大掃除を済ませたところで、狭山丘陵歩きをしてみることにした。

8時出発、車で瑞穂町の石畑公園へ。駐車場に車をとめて歩きスタート。

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早速、都立公園マンホールを発見。
都の木イチョウ、都の花ソメイヨシノ、都の鳥ユリカモメがデザインされている。
上野公園や井の頭公園にもあるらしいから今度見てみよう。

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ほどなく六道山公園到着。

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展望台に登ってみる。
つい先頃修復が終わりリニューアルオープンしたばかりだ。
標高192メートル地点にあり、高さ13メートルの展望台である。
関東の富士見100景に選ばれているようだ。瑞穂町もこことスカイホールが選ばれている。

途中の道でも見えていたのだが・・・

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おお!見えました!富士山。少し霞んでる気もするけれど、きれいに見えた!でも写真に撮るとちょっとぼんやりしてますかねぇ・・・

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もう少しアップに。

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大山方面。

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大岳方面と懐かしい、馬頭刈山と鶴脚山など。

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降りたところにあったのが、関根伸夫の彫刻「風景の指輪」。

ここから散策。道はとても歩きやすい。

須賀神社奥の院参道なる標識があったので行ってみる。なぜか奥の院からいくという笑

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元々須賀神社はこの奥の院からはじまったとか・・・もしかすると、ここが元々の本殿だったのだろうか??

気持ちのよい道を進む。

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フユイチゴ。

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ススキ。ここでお茶休憩。

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ほどなく六地蔵到着。

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石幢タイプ、それもちっちゃなものだと勝手に想像していたのだが、3面に2体ずつ彫られたタイプの六地蔵だった。

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明治30年赤痢が大流行し、このあたり多くの人が死亡したため、供養のために建立したものなのだそう。通称焼き場といわれる。

ここを折り返し地点として戻る。

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猿久保から下って、里に出てきた。

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残念ながら、里山民家は年末のためにお休み。

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横からちらっと屋根を見る。

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なんと!氷が張っている!

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すっかり下ってきたところで、須賀神社にお参り。

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ここは、元々は遙拝所で、のちに本殿とされた・・・という説もあるようだ。境内の杉や樫の葉をいただき門口につるしておくと伝染病にかからないとか。いただきたいなあ。

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縁結びの木があった。
2本の木がくっついてるんでしょうかね。

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続いて阿豆佐味天神社へ。

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五日市街道を歩いた際、立川・砂川の猫返し神社=阿豆佐味天神社に行っているのだが、てっきりそっちが総本宮なのかとおもったら、こちらの瑞穂の方が総本宮なのだった・・・
892年(寛平4)年創建の延喜式内社で、立川の方は1629(寛永6)年勧請されたものらしい。
彫刻がなかなかに立派だ。

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瑞穂町のマンホール発見。
オオタカが町の木マツに止まり、周囲に町の花のお茶の花がデザインされている。

福正寺到着。

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総門前には庚申塔がある。

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総門。

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山門。

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手水がキラキラ・・・

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山門は仁王門になっているのだが、撮影が大変笑

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本堂の前、左に見えるのはタラヨウの木。樹齢700年とか!

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十六羅漢を見学しながら登っていく。

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一番のお気に入りはこれ。

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五重塔。中には大日如来が安置されているらしい。

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観音堂。
ここも彫刻が素晴らしいのだけれど・・・

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天井画の龍が立派だ。

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飛び出しそう。

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裏にまわると大岳などが見えたが、残念ながら富士山はもう見えず・・・
これにて見学終了。駐車場に戻る。

天王山遊歩道を上っていく。

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途中またまたあったのは須賀神社。このあたり須賀神社だらけだ(もう一カ所あったがそこは行かなかった)。

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駐車場到着。
暖かくて気持ちのいいハイキングだった。

途中で、匠紀伊国屋でお菓子を買い、お昼はピザ工房馬車道で。

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フレッシュモッツァレラのマルゲリータピッツァ、ナスとべーこんのシチリア風スパゲティ、ほうれん草クリームスパゲティ。

3時前帰宅。
約17100歩でした。

狭山丘陵は他にも歩いてみたいですね。

2023/12/29

盛田金しゃち酒造 金鯱 しゃちカップ

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佐屋街道を歩いた際、名古屋駅で買ったカップ酒。
鯱ついてるけど、半田の酒蔵のお酒なんですね。
この柄に惹かれて買ってしまった・・・前も買ったことあるけれど。

飲んでみると、ぷーんとアルコールの香りがしますね。
わりと甘めだけど、酸味も少し。
まあまあですかね。

仕事納め

本日仕事納め。

今年もよく働きました。

このお正月は休みが多いのがうれしいですね。

2023/12/27

北西酒造 文楽 吟醸生貯アート 夢

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中山道を歩いた際、上尾宿の酒蔵で買ったお酒。

文楽というお酒は、創業者が文楽好きで命名したらしい。

ショップがガラス張りできれいでびっくり!
おしゃれ~
で、ボトルもきれい、おしゃれ。とっておきたくなりますね。

飲んでみると、すっきりさわやか。
するすると飲めちゃうお酒。危険笑

文楽は日高屋でも出しているらしいのだけど、それは日高屋が埼玉(大宮)発祥だからなんですかね。

2023/12/25

よなよな月の生活(クラフトビール定期便)13回目

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よなよなの定期便が先週届いた。
この間、他に飲むものがあって、まだ前のがちょい残ってたんだけども、お正月があるのではけるでしょう!

今回新しく選べたのは、バクの初夢2024。
お正月っぽいですね。去年までは福ビールだった。
早く飲んでみたいけれど、やっぱりお正月になってからにするかな~

高野のクリスマスショートデコレーション&FLOサバラン・オ・ラム

今年のクリスマスケーキ。

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昨日は恒例実家でのクリスマスケーキの会。
今年もまた高野のケーキでした。クリームが上等!

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そして、今日は同居人氏のお誕生日ということでケーキを買いにいったところ、サバランがいい!ということでFLOにて購入。クリスマス感はあまりないけどね笑
ブリオッシュ生地にたっぷりのクリーム。下はラム酒でひたひたなんだけれど、上にラム酒入りのスポイトがさしてあって、さらにお酒追加!

どちらもおいしゅうございました。

2023/12/23

いつものお店で

同居人の誕生日ディナー(明日だけど)でいつものおそば屋さんへ。

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名取市のせりとあげの温浸し。

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白子ポン酢、助子煮、こはだ寿司。

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牡蠣の茶わん蒸し。

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五島列島の鯛の刺身。

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サーモンの幽庵焼き、きゃらぶき。

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海老芋煮。

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下仁田ネギのかき揚げ。

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そば。

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晩白柚のゼリー、そば茶。

お酒は、ヱビスビール、春鹿、美富久。

今年もおいしゅうございました。

2023/12/22

鯨統一郎『邪馬台国はどこですか?』 

本日の本

book-22 『邪馬台国はどこですか?』 鯨統一郎著 創元推理文庫 
  
STORY:バーに集う三谷教授と助手の静香、在野の研究家宮田。宮田の驚きの発言から歴史バトルが今日も始まる・・・

☆☆☆歴史ミステリ・・・
と言っていいのか?

ブッダ、邪馬台国、聖徳太子、本能寺の変、明治維新、キリストの復活・・・
誰もが知る歴史上(といえないもある?)の人物や事件を大胆に斬る!
ブッダは悟りを開いてない?
邪馬台国は東北に??
本能寺の変は信長の自殺???
などなど、ぶっ飛んだ・・・トンデモない説が繰り広げられるのである。
一瞬そうかもと思ってしまったりする笑

さすがにそれはないでしょうというのもなくはないけれど、こんなに大胆な説を大真面目に言われると信じてしまいそうになりますねぇ。

静香が今度こそは宮田をへこまそうとするのだけれど、宮田はするりとかわして、逆に静香をへこましてしまうところがおかしい。

続編も読んでみようかな?

2023/12/21

アサヒ(オリオン) オリオン ザ・プレミアム

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このあたりではアサヒから出ているものが買えるオリオンビール。
飲んだことのないビールを発見したので買ってみた。

注いでみると、オレンジっぽい濃い色。
飲んでみると、色が濃いので味も濃いかと思いきや、そうでもなかった・・・
やっぱりオリオンというべきか、さっぱりあっさり系。
普通のオリオンよりは少し重めかな?というくらいですね。

2023/12/20

キリン  SPRING VALLEY AFTERDARK

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キリンのスプリングバレーシリーズ。
今回は黒ビール。

注いでみると、漆黒。
こんなに黒い黒ビールはなかなかないような?
飲んでみると、はじめ焦げ味がして、甘い香りも若干。その後、しっかりとした苦み。
でも、飲みづらい黒ビールではないですね。
時々飲みたい感じのビールです。

2023/12/19

サッポロ ニッポンホップ 奇跡のホップ フラノマジカル

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サッポロのNIPPON HOPシリーズ第4弾。
希少品種フラノマジカルというホップを一部使用した製品とのこと。

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、ホップの香りがすっーっと抜ける。若い感じ。なんとなく春を連想するなあ。
意外と苦みはなくて・・・ホントは苦いビールが好きなんだけれど、これはこれでいいなあ。さわやか。

2023/12/18

サッポロ  琥珀ヱビス プレミアム アンバー

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ヱビスの派生品。
琥珀ヱビスも結構前からありますね。

注いでみると、まさにアンバー色。
飲んでみると、見た目どおり、少し焦げ味だがそれほど強くはない。苦みの方が勝つ感じ。
といっても濃い感じはなくて、飲みやすさはありますね。

2023/12/17

キリン 本麒麟 味わい濃厚冬仕立て

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本麒麟の派生品。
新ジャンルの中では本麒麟はまあまあかな。

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、濃厚・・・というのは甘みの方向にかなと思ったら、苦みも結構あるんですね。
これがもうちょっと苦みが勝つとビールに近づくかも??

とはいえ、やっぱり香りはビールじゃないんだな。

 

2023/12/16

サントリー ザ・プレミアム・モルツ ホップセレクト 華やぐハラタウブランホップ

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プレモルの派生品。
なんだかんだいろいろと発売されますね。

注いでみると、若干薄めの色。
飲んでみると、確かに華やぐ!
ホップいい香り。ふわーっと抜ける感じ。
もちろん、苦みもしっかりあって、ホップいい仕事してますね。じっくり飲みたいビールでした。

2023/12/15

山手線一周(第4回) 渋谷駅~新宿駅4

(3より続き)

御苑を出て、フォレストテラス明治神宮でプチ休憩&おみやげを買う。

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清酒菰樽。

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葡萄酒樽。日本のかと思いきや、フランス、ブルゴーニュ地方のものとのこと。

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第二鳥居は日本一の大鳥居。高さ12m、柱間9.1m、柱の径1.2m、笠木の長さ17m。そういえば初代の鳥居は落雷で傷を負い、さいたまの氷川神社に移設されたんでしたね。

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第三鳥居。

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南神門(楼門)。

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夫婦楠。

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本殿。

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祈願絵馬。

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北参道を歩いて、鳥居のところまで出た。

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北池へ。

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亀石を見に来たのだ。言われてみるとまあ亀かな?

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宝物殿は休館中。

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ここからペンシルビル・・・ドコモタワーが見えるんですね。結構近い。

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さざんかが満開。

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マガモ、それも雄がたくさんいた。
いやはや、明治神宮広いですね。
じっくりまわったので、結構時間がかかりました。

先を進む。

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ようやく代々木駅。

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なんと、ドコモタワーって代々木駅前にあったんですね。認識していなかった・・・

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本当は新宿御苑を巡りたかったのだが、もう全然無理・・・
ということで、次回にまわすこととし、中村屋でおみやげを買い、新宿駅をゴールとする。

地元に戻り、いつものお店で乾杯!

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まずは瓶ビール。
お通しは生湯葉とたらこ煮。
黒バイ貝のうま煮、ヤガラの刺身、白子と海老芋のおでん、ズワイガニのたっぷりかに味噌チーズ甲羅焼き。
日本酒は栃木の大那。今回もおいしゅうございました。

帰宅は7時。
約20900歩。

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おみやげは、明治神宮の御神酒、中村屋のうすあわせ(あずき)。

来月また続きを歩きましょう。

(完)

2023/12/14

山手線一周(第4回) 渋谷駅~新宿駅3

(2より続き)

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ようやく原宿駅。
なんかまだリニューアルしたこの駅が不思議な感じ。

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新宮橋を渡る。
大正9年、明治神宮の造営時に架けられ、六十数年後あたらしく架け替えられた。親柱は当時のものを補修して復元している。

明治神宮へ。実は初めてだ。

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第一鳥居。

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参道長いですね。

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まずまず紅葉している。

明治神宮御苑に入ってみる。協力金500円。
江戸時代に加藤家、井伊家の下屋敷の庭園だったところ、明治になって昭憲皇太后のために整備された庭園となった。

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南池が見えてくる。

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隔雲亭は明治天皇が昭憲皇太后のために建てられたご休所だったが、戦災で焼失、昭和33年に再建された。

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お釣台。昭憲皇太后が釣りを楽しまれた。

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むこうにゴイサギが見えますね。

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南池は約8000平方メートル。清正井を水源とする。
睡蓮が咲く頃はきれいでしょうね。

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花菖蒲の頃もきれいだろうけれど、今は紅葉!

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結構赤々としている。

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日に当たっているところはなおいっそうきれいだ。

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これはニシキギ?

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からすうりがたくさんなっている。

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清正井。下屋敷を構えていた加藤清正が掘ったという。
水温は四季を通じて15度くらいだそう。

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隔雲亭まで戻ってきた。

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盆栽がある。

(4へ続く)

2023/12/13

山手線一周(第4回) 渋谷駅~新宿駅2

(1より続き)

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裏道を通って太田記念美術館へ。

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art-32 【深掘り! 浮世絵の見方展】

第1章 深掘り!グレート・ウェーブ
グレートウェーブといえば、北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏ということで、その前後の波を描いた絵の数々。神奈川沖浪裏は、波が怪獣の手みたいで生きてるみたい。
これ以前の歌川豊春「浮絵熊野捕鯨突之図」すでに北斎の波が形作られようとしている。
北斎後の歌川国芳「高祖御一代略図 佐州流刑角田波題目」。これは北斎の影響をもろ受けてますね。
北斎はその後諸国瀧廻りというシリーズも描いていて、これまた水の表現がおもしろい。
北斎はベロ藍を効果的に使ったが、さらにそのよさを引き出したのが広重。きれいだよね。

第2章 深掘り!浮世絵版画の作り方
浮世絵は絵師が描き、彫り師が彫って、摺師が摺るという行程をたどる。
完成してしまえば、画稿や版下絵は残らないのが普通だけれど、中には残っている場合もある。
歌川国貞・二代歌川国網「池辺納凉図(版下絵)」なぜか摺られることなく終わったたために残っている版下絵。今見てみるとこれはこれでよい。

第3章 深掘り!浮世絵の「線」
2階に上がると線がフューチャーされた作品が。
毛割という髪の毛の生え際部分が超細かい。
歌川国貞(三代豊国)「東海道五十三次之内 白須賀 猫塚」なんと1ミリの中に3本も毛が描かれている。細かすぎる!!
喜多川歌麿「五人美人愛敬競 兵庫屋花妻」にしても、美しいなあ。
喜多川歌麿「蚊帳の男女」蚊帳の線が効果的に描かれている。
歌川広重「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」効果という意味ではこれはあまりにも有名。他にも雨の絵はいくつかあったけれど、それぞれ表現が違って、雨の強さだったり、弱さが表現される。

第4章 深掘り!摺りの違い
摺りでずいぶんと違うものですね。一般的にははじめの摺りの方が細やかなような気がするけれど・・・
歌川広重「名所江戸百景 亀戸天神境内」はじめの摺りでは空の色を間違えて池の色にしてしまっていて後に修正されている。
歌川広重「木曽海道六捨九次之内 四捨 須原」中山道を歩いてきたので懐かしく見たけれど、だいぶ違いますね。
有名なところでは歌川広重「東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景」後摺りでは、人やらなんやらが増えているけれど、はじめの摺りの方が朝なんですね。

第5章 深掘り!浮世絵の「端」
普段こういうところはあまり注目しないですね。
見当が残っているというのもあるけれど、ちょっとおもしろかったのは切った場合にとなりの線が残っていることがあるということ。
それとは関係なく、歌川広重「近江八景 堅田落雁 石山秋月 三井晚鐘 矢橋㷌帆」は好きな作品。
それとへーと思ったのは、例えば三枚続の浮世絵なんかでは、摺師が違う場合があるということ。力の入れ方が違ったりするもんなんですね。ぱっと見た感じわからないけれど・・・
歌川広重「東都本郷月之光景」では裏を見ることができ、確かに違うなあと思った次第。

第6章 深掘り!浮世絵の文字
絵師のサインやはんこ、版元のはんこなどは見ているけれど、時には彫師のサインなんかもあったりするんですね。それに比べて摺師のはあまりなさそう。

第7章 深掘り!江戸の暮らし
江戸時代の庶民の暮らしを描いた浮世絵は楽しい。
歌川国貞の「今様見立士農工商 商人」西洋絵画にもあるけれど、絵の中の絵。版元の店先を描いたものだそう。その中に描かれている歌川広重「名所江戸百景 玉川堤の花」は序盤にありました。
歌川国安「両国花火の図」歌川国郷「両国大相撲繁栄之図」歌川豊国「三座歌舞妓つづき絵」はいずれも庶民の娯楽だなと思うけれど、人がぎゅうぎゅうすぎるのが気になりました笑

おもしろい視点の展覧会でしたね。

(3へ続く)

2023/12/12

山手線一周(第4回) 渋谷駅~新宿駅1

前週に続いての山手線一周歩き。
人身事故で電車が1時間半止まってしまいスタートが遅れる。

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前回ゴールの渋谷駅到着は11時だった。

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ハチ公を撮影してスタート。
写真を撮る人の列が出来ていて、写真を撮るのも大変・・・

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今まで気づかなかった像がスクランブル交差点のところにあった。
「地球のうえにあそぶこどもたち」という銅像で、渋谷区政70周年を記念して2002年に置かれたそうだ。
今までなんで気づかなかったのだろう・・・

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歩きはじめてすぐ、宮下公園が見えたので行ってみる。

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今はMIYASHITA PARKの屋上にあるんですね。

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クリスマス仕様に。

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下に降りて少し進むと神宮通公園があり、そこのトイレは「あまやどり」という。安藤忠雄作。
格子が光と風を入れるけれど、中からは見えない工夫なんですね。

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このあたり、歩くたびに新しいビルが建ってますね。

神宮前に出るともう11時半。ということで、ほとんど進まないままお昼にすることにして表参道ヒルズへ。ホントは、明治神宮のカフェのはずだったのだけど・・・

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黄葉がが進んでます。

お昼のお店は、表参道ヒルズの37 ローストビーフ。

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頼んだのはビーフマカロニ&チーズとコールスロー。スパークリングワイン。
見た目そうでもなかったのだけど、結構おなかがいっぱいになった。満足。

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ツリーがきれい。
ちょっと幻想的。

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続いて東郷神社に行ってみる。
東郷平八郎を祀った神社である。

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石灯籠にはさすがという文字が刻まれている。
駆逐艦、神風、野風、波風、沼風。

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第一駆逐隊。

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東郷記念館前のお庭。鯉も見える。

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神門。

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本殿。

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絵馬はやっぱりの東郷さん。

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東郷蔵。
麹町の御屋敷は大空襲で焼けたのだが、蔵だけが残って移築。しかし、損傷が激しくなったので再製したのだそう。


(2へ続く)

2023/12/11

西国分寺:ボン・マリアージュ

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おととい、結婚記念日ディナーでフレンチのお店へ。昨年3月の誕生日ディナー以来。
5品のコースで。

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ワインはフランスのデーモン・ノワール。
度数は低いのだけど濃いワイン。マルベックの方が強く出てるかな。

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軽い一皿は、肉のパテ。
クセのない感じ。

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オードブル盛り合わせは、マッシュルームのクリームスープ、サーモンの燻製、きのことベーコンのチーズ焼き。
スープ濃厚、燻製は生っぽさも残っている。

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パン。ちょっと揚げた感じがある??

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メインは豚のロースト・玉ねぎと粒マスタードソース。
マスタードの方が強めかな。

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デザートは、バスク風チーズケーキ、ヨーグルトのシャーベット、いちじく。
バスク風、いいですね。いつか行ってみたい。

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小菓子は、みかんの赤ワイン煮と柚子のピール。
紅茶。

今回もおいしゅうございました。

東京都国分寺市泉町3-26-27-1F

2023/12/10

【世界遺産 大シルクロード展】

art-31 【世界遺産 大シルクロード展】 東京富士美術館

大シルクロード展に行って参りました。
シルクロードというと、子どもの頃にNHKの番組を見ていて、行ってみたいなあと思ったのだけれど、実現はしていないのである(今後も無理でしょう)。なんかロマンを感じるんですね。

今回の展覧会には、中国国内の27の文化・博物館のコレクション240点が出展され、そのうち45点は一級文物(日本における国宝にあたる)とのことだ。

第1章 民族往来の舞台~胡人の活動とオアシスの遺宝~
胡人とは北方や西方の騎馬遊牧民のこと。
「瑪瑙象嵌杯」「瑪瑙象嵌壼」きらきらと輝いてゴージャス。
「切子杯」は日本における切子にちょっと似ている。
「半人半馬および武人像壁掛」ギリシャ文化が伝わったものだろうか。
「草花文綴織靴」きれいな靴ですね。こんなきれいな状態で残っているが驚きだ。「唐花文錦鞋」は正倉院に似たようなものがあるということだから、影響を与えてるわけですね。
「鈴」4世紀の頃からあったとは。装飾品なんだろうか。
「碁盤」や「双六盤」古くからの遊びだったんですね。
「胡桃」作られたものかと思いきや、本物の胡桃。このあたりでは胡桃が自生していなくて珍しかったので埋葬されたものらしい。

第2章 東西文明の融合~響き合う漢と胡の輝き~
漢の武帝の時に東西の交通路が開かれ、大都市の長安や洛陽を中心に西方の文化が入ってくる。唐時代には中国に居住する胡人も増え、異国風の装いや美術、音楽が流行した。
「車馬儀仗隊」漢時代の墓から出土したもの。動きもあって迫力満点だ。
「鳳首杯」実際に使ってたかどうかわからないけれど、ワインを入れそうな杯。三彩釉がきれい。取っ手が鳳凰に。
「女子俑」これも三彩をかけている。曲線が美しい。
やはり三彩といえば「駱駝」昔、ちっちゃな置物を中国で買ったっけ・・・
「六花形脚付杯」これまた美しい!線刻のこまかいこと!狩りの様子や、花鳥などがびっしりと描かれている。

第3章 仏教東漸の遥かな旅~眠りから覚めた経典と祈りの造形~
経典は読んでもわからないので、字がきれいだなあという感想しかないのが残念だが・・・笑
仏教美術は結構好きだったりする。
貴重な壁画実物の他、模写もあって、これ本物見たら迫力あるだろうなあと。
仏像はやはり日本のものとは違いますね。
「菩薩座像」など、腰のくびれがすごすぎる!!
一番気に入ったのは、「四面造像碑」釈迦が愛馬と別れる図他、4面すべてに彫刻がされているのだが、ドラマ性があってなかなかよい。

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出口に大きな駱駝の剥製がありました。

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敦煌莫高窟の再現。

※この展覧会はすでに終了しています。

 

2023/12/09

日野:マンマパスタ 日野店

先週、東京富士美術館に行ったのだが、その前の昼食はマンマパスタにて。
マンマパスタは、今までなぜか春にしか行ったことがなく、冬メニューははじめて。

ついつい黒板メニュー(季節メニュー)から頼んでしまうのだが、
やはり今回も。

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スペッツァティーノ イタリア風牛すじ煮込みオーブン焼き。
これはワインが欲しいところですね~

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たっぷり紅ズワイガニのマリナーラピザ。
にんにくもたっぷりだった・・・

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特製ミートソースのラザニア、真鱈のコンフィと旬野菜、オリーブのトマトソーススパゲティ。
ラザニア好きなんだけど、自分で作るのはめんどくさいので外で食べる方がうれしい。
旬野菜とはレンコンだったのだけど、意外にトマトソースにあいますね~

今度は夏か秋にも行きたいですね。

東京都日野市万願寺5-14-7

2023/12/08

山手線一周(第3回) 目黒駅~渋谷駅6

(5より続き)

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美術館をでて、日東坂(日糖坂ともいう。日東紡あるいは日本製糖の用地があったためこう言われるようになったらしい)を下り、恵比寿ガーデンプレイスに向かう。

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むこうにバカラのシャンデリアが見えてますね。

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1月はじめまでの展示らしい。

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大きなツリーも。

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駅側からバカラを見る。少し紅葉してますね。

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歩く歩道で駅へ。

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なんだかんだ、寄り道が多くてようやく一駅進んで、恵比寿駅である。

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恵比寿神社にお詣り。

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絵馬はさすが!恵比寿様だ。

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最後に寄ったのは、日本で一番小さな植物園、渋谷区ふれあい植物センター。

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外に、オリーブの実。

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イチゴノキ。

入園してまず、ハーブウォーターをごちそうになる。ローズマリーなどですっきりする。

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レタス類など水耕栽培をしていた(受付でその日に収穫したものを販売)。

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ココヤシ。

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グアバ。

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パイナップル。

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ティピカ(コーヒー)。
今年7月にリニューアルしたばかりということで、とてもきれいな施設だった。

渋谷駅に向かう。なんと2駅しか進まなかったけれど、まあいいや笑

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新南口というところから入ったが(はじめて!)、いや~ホームまで遠いこと!!延々と歩く。

電車を乗り継ぎ、地元駅到着5時20分前。

いつもの居酒屋さんで乾杯!

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まずは瓶ビール。お通しは炒め白菜のおひたし、タコのピリ辛煮。
白子ポン酢、サワラの刺身、ホタテのバター醤油焼き、イワシとごぼうのピザ、海老まるごと餃子。
日本酒は、埼玉の五十嵐。

帰宅は7時10分すぎ。
約20500歩。このくらいの歩数だと楽ですねぇ。

次はどこまでいけるか・・・
(完)

 

2023/12/07

山手線一周(第3回) 目黒駅~渋谷駅5

(4より続き)

続いて2階へ。
【アメイジング・チャイナ展】を見る。

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龍波濤文堆朱合子。
細工が細かい。

明代八家山水画冊。蘇州を中心に活躍した8人の画家によるもの。作風もいろいろ。

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お気に入りはこの2つ。

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薔薇図巻。

翡翠をはじめとした玉器がとても美しい。

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翡翠楼閣花鳥図挿屏。なんと細かい!

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両面、違う絵が描かれている。

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これまた超絶技巧なのが、翡翠白菜形花瓶。
キリギリス?がリアルだ。

青玉や碧玉もあったけれど、やっぱり翡翠が一番きれいかな。

最後に、【昭和の日本画と洋画展】を。ほとんど知らない画家さんだったが、気に入ったのが次の作品。

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小笠原光「早春」。

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中島千波「眠*’86-8」。

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山本眞也「枯野」。

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木村清敏「雪」。

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角浩「ベネチヤ異変」。

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吉崎道治「雪の終着駅」。

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お庭もなかなかよい。

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花手水。

(6へ続く)

2023/12/06

山手線一周(第3回) 目黒駅~渋谷駅4

(3より続き)

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続いて、松岡美術館に向かう。
銀杏がグラデーションになっていてきれいだ。

初松岡美術館である。

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元々ここにあった美術館ではないのだが、初代館長松岡清次郎の私邸跡地にできたのである。
昔の写真を見ると、御屋敷の木はちゃんと残したんですね。

art-30【アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界展】他

ここでは3つの展覧会をやっていた。
まずは【古代オリエント 創造の源展】。

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王の定礎釘。
煉瓦を入れた籠を乗せて運ぶ王をあらわしていて、こうした像を埋納した。定礎式の起源なのだそう。

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横たわる女人像は所蔵品の中で一番古いとのこと(紀元前5600年頃・トルコ)。

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馬の頭、こういうの好き。

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お棺。

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セクメト神像。雌ライオンの頭を持つ。

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ヴァイオリン型偶像。いや、ホントにヴァイオリンに見えるけれど、本来は女性を表しているようだ。

ロビーと展示室2には西洋近現代彫刻がある。
残念ながら撮影不可が多い。ディエゴ・ジャコメッティの「猫の給仕頭」好きだな~

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ブールデルのペネロープ。プールデルもいいなあ。

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続いて常設展示の古代東洋彫刻。

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仏像も日本とのは違うんですね。

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インドのものが結構興味深い。

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これ、馬の頭7つあるけれど、足は4本?

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ヒンズー教の知識ももうちょいあった方がいいなあと思いました。

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このブッダいいなあ。

(5へ続く)

2023/12/05

山手線一周(第3回) 目黒駅~渋谷駅3

(2より続き)

庭園美術館を出て、お隣の自然教育園へ。
はじめてである。
ぐるりと一周。結構広いですね。

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ムラサキシキブの実。

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ムサシアブミの実。

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センリョウの実。

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えのきに絡みつくきづた。なんか蛇みたい・・・

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土塁があった。
城かと思ったけれどそうではなくて、4,500年前の白金長者と呼ばれる豪族によって築かれたものだそう。

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むくろじ。

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スダジイの巨木。

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くねったクロマツ。これまた蛇、というか大蛇みたいだ。

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紅葉はちょっとしてるくらいですかね。

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これはかなり赤い。

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森の小道を歩く。

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ウバユリの実。

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つるうめもどき。木肌がおもしろい。

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しらやまぎく。

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おろちの松。大蛇みたいということでの命名だが、2019年の台風で倒れてしまったのだそう。残念。

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いもりの池。

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サネカズラの実。

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トラノオスズカケがあった。絶滅危惧種。関東には自生していなかったが、平賀源内が持ち込んだとのことだ。

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館跡。

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ヤブマオ。


(4へ続く)

2023/12/04

山手線一周(第3回) 目黒駅~渋谷駅2

(1より続き)

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展覧会が終わった後は、café TEIENにて昼食。

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サンドイッチ "BENTO" セット(蒸し鶏のサンドイッチ、野菜のマリネ、カマンベールチーズ、 ジャンボンブラン 、オレンジ、紅茶)とスパークリングワイン。

食後は庭園も散策。

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安田侃の風という彫刻。

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墩という陶磁器もありました。

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ザッキンの彫刻、住まい。
なんか人に見えますけどね。

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後ろの木が大きい。

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日本庭園の方へ。

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すすきがいい感じ。

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茶室。
紅葉がきれいですね。

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石灯籠。

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サザンカが見頃。

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鯉もいたけれど、ここのは全然寄ってこない。おなかが満ち足りてるのかな。

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水面に映る紅葉。

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西洋庭園に行くと大きな銀杏があった。人があんなに小さく見える。

(3へ続く)

2023/12/03

山手線一周(第3回) 目黒駅~渋谷駅1

3月以来の山手線一周歩き。
街道歩きはしばしお休みということで再開することとなった。

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前回ゴールの目黒駅10時スタート。
前回は西口でゴールだったが、今回は東口に出る。

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今まで気づかなかったけれど、駅からほどちかいところに誕生八幡神社があった。
太田道灌が妻の無事出産を祈願するため、筑前国の宇美八幡宮より勧請。無事に子が誕生したことから誕生八幡神社と呼ばれるようになったとのこと。
大きなイチョウの木が両側にあって、夫婦銀杏と呼ばれているそう。

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さて、最初の目的地、東京都庭園美術館にやってきた。
4年半ぶりくらい。

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見たのは
art-29【装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術展】

そもそもこの美術館は白金の御料地の一部を敷地とした朝香宮邸には広大な庭園があるわけだが(映像に残っていたけれど、孔雀などの鳥もいたらしい)、部屋の中にも「庭」があるのである。

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フランスの装飾美術家アンリ・ラパンの室内装飾、今まであまり注目したことがなかったけれど、庭が描かれていたんですね。
もちろん、外を眺めれば、広大な庭が広がっているわけで、いい眺めである。

食堂は基本、食べ物の装飾なのだけど・・・

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庭っぽいものもありました。

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ラリックの花瓶。

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ガラスのお皿。

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正面玄関の装飾パネル。美しいフォルム。

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鉄工芸家レイモン・シュブのランプ。

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ベネディクトゥスのモダンなデザイン。

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幾何学的ですね。

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ベネディクトゥスのカーテンと壁紙。

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今回はじめて入ることができたのが、3階のウィンターガーデン。こんな感じだったんですね。

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新館ではラリックの女神像が迎えてくれる。

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モダンな庭デザインの数々。

あらためて、この美術館の装飾が楽しめた展覧会でした。

(2へ続く)

2023/12/02

サントリー  金麦 円熟の深み

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金麦の派生品。
円熟とか深みとか晩秋~冬をイメージしてるんでしょうかね。

注いでみると、濃いめの色。
飲んでみると、かなり甘さを感じる。苦みもあるんだけれど、甘みの方が勝ってる気が・・・

リッチモルト1.3倍というので、ビールなみのコクが出るかと思いきやそうでもなかったですね。
やっぱりビールとは違うなあ。

2023/12/01

サッポロ 冬物語

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いよいよこの季節がやってきました!
おや?缶が青い??
今まで白い缶だったので、通り過ぎそうになりました・・・
なぜ変えたのかな?

注いでみると、フツーの黄金色。
飲んでみると、甘みの中に苦みがくる。
へー小麦麦芽も使っているんですね。あまり感じないけれど・・・
やはりこれはいいいですね。

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