« ミシェル・トリノ ナヴェガール シンマール カベルネ・ソーヴィニヨン | トップページ | サントリー ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> 春空エール »

2024/02/02

原田マハ『楽園のカンヴァス』 

本日の本

楽園のカンヴァス

book-2 『楽園のカンヴァス』 原田マハ著 新潮文庫 
  
STORY:MoMAの学芸員ティムはスイスの大邸宅で、ルソーの名作「夢」と同じ構図とタッチの絵を見る。真贋を正しく判定した者にこの絵を譲ると告げられるティムのライバルは日本人研究者の織絵だった。

☆☆☆初、原田マハ。

美術好きとしては、興味深い題材の小説が多いのだけど、今まで読む機会がなく・・・

五十音順読書ミステリー編「ら」で読むこととなった。

お話は、現代の織絵から、過去の織絵とティム、そして、アンリ・ルソーへと遡り、物語は交錯する三重構造。

ティムと織絵が絵の真贋を判定する材料として与えられる古い文書の中にルソーの物語が綴られているのだが、この文書を書いたのは誰なのかという謎もあり、どんどん引き込まれる。

ルソー、そしてピカソ、アポリネール、そして「夢」のモデルとなった女性が登場し、どこまでが真実かわからない・・・いやでも本当にあったかもしれないと思わせるストーリー展開。

このルソーをめぐるお話が、絵の真贋に関する謎ときへとつながっていく展開は見事で、読み応えあり。
さらに、現代の物語の謎へともつながっていき、素敵なラストへ。

ルソーの絵が見たくなりますね。

作者の他の作品も是非読んでみよう。

« ミシェル・トリノ ナヴェガール シンマール カベルネ・ソーヴィニヨン | トップページ | サントリー ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> 春空エール »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ミシェル・トリノ ナヴェガール シンマール カベルネ・ソーヴィニヨン | トップページ | サントリー ザ・プレミアム・モルツ <ジャパニーズエール> 春空エール »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon