山手線一周(第8回) 田端駅~上野駅1
久々の山手線一周歩き。
普段の通勤と同じ時間に出て、田端ならば本来なら新宿乗り換えの方が早く着くのだけど、余計に寝ていきたいということで、神田廻りで田端へ。
歩きはじめは10時10分。
まずは田端文士村記念館へ。
ここは入りたかったのだが、展示替えの為、休館。残念である。
仕方なく?、文士村散策をすることとする。
明治末期から昭和にかけてこのあたりに多くの文士や芸術家が住んだ。
芥川龍之介旧居跡。
説明板の数はそう多くはない。
東覚寺の赤紙仁王様。
自分の体の具合の悪い箇所とおなじところに赤紙を貼って、病気の身代わりを祈願する。
祈願成就した際には草鞋を奉納するそうだ。
不動明王。
本堂。
ピンクと白の花が咲いているシモツケ。源平シモツケという品種らしい。
小杉放庵宅跡。
小杉宅には村山槐多が同居したいた。
近くには田河水泡宅があり、小林秀雄が同居していた。
直木三十五、竹久夢二、岡倉天心、萩原朔太郎も住んでいたことがあるそう。
お墓には入れなかったが、正岡子規、板谷波山の墓がある大覚寺。
田端駅まで戻ってきて、線路沿いの一段高くなった道を進んで次の駅、西日暮里へと向かう。
するとスカイツリーが見えてきた。
案外近く見える。
西日暮里駅。
駅から坂を上がった高台にある西日暮里公園。
かつてここには、太田道灌の砦に荷を運んでいた舟人が目印にしたという舟繋松があり、荒川(現隅田川)、筑波・日光山を望むことができる景勝地として、多くの人びとが訪れた。青雲寺の境内の一部だったが、明治7年、この一帯が旧加賀藩前田家に売却され、同家墓地となるが、昭和47年に国許の金沢改葬され、翌年、跡地にこの公園が開設されたそうだ。
このあたりは本来は道灌山ではないが(現在では漠然と道灌山と呼ばれることもあるそう)、道灌山は虫聴きの名所だったそうである。
浄光寺。眺望にすぐれた諏訪台上にあって、特に雪景色がすばらしいことから雪見寺ともよばれた。
ここには江戸東部六地蔵の一つがある。
これまで見てきた江戸六地蔵は座像だったが、この六地蔵は立像だそうだ。
座像もあり。
庚申塔などもある。
(2へ続く)
« ビリャ・デ・アドノス・ボバル・ロゼ | トップページ | 山手線一周(第8回) 田端駅~上野駅2 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 狭山丘陵歩き コース2 その2(2024.10.20)
- 狭山丘陵歩き コース2 その1(2024.10.19)
- 昭和記念公園2(2024.10.13)
- 昭和記念公園1(2024.10.12)
- 東京都薬用植物園2(2024.09.30)
コメント