ダシール・ハメット『ガラスの鍵』
本日の本
book-8 『ガラスの鍵』 ダシール・ハメット著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:賭博師ネドは、上院議員の息子の殺人事件に巻き込まれる。市政を操る黒幕と対立するボスとの争いにも巻き込まれていくが・・・
☆☆ハードボイルドの巨匠ハメットの長編。
ハメットは寡作で、長編は数編しか残していない。
一番有名なのは『マルタの鷹』かな?
子供の本で読んだし、映画も見たけれど、ハードボイルドは映画はいいんだけど、本は苦手であまり読んでこなかった。
特に古典は・・・
昨年だったか?ロス・マクドナルドの『さむけ』を読んで、これは傑作!ハードボイルドもいけると意気込んで読んだのだが・・・
結果はダメ・・・
これは苦手なハードボイルドだった。
登場人物にまったく感情移入できず、まったく乗れないまま終了。
いや、ハードボイルドは、客観的描写で、心情は入れない・・・というものなのかもしれないけれど、多分、これが苦手なのかなあ。
これやっぱり、映画で見るべきだなと。きっと主人公はかっこよく描かれているはず!
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