E・S・ガードナー『偽証するオウム』
本日の本
book-9 『偽証するオウム』 E・S・ガードナー著 ハヤカワポケットミステリ
STORY:億万長者セイビンが山荘で殺され、すさまじい叫び声をあげる彼のオウムが傍らで発見される。しかし、そのオムはセイビンがかわいがっていたオウムではなかった・・・
☆☆☆ペリー・メイスンシリーズ。
ペリー・メイスンものは子供の頃、何冊か読んだのだけど、ほとんど覚えておらず、この本もよんだかどうかは不明・・・
五十音順読書「ぎ」で読んでみることにした。
本より、新ペリー・メイスンシリーズの方が印象に残ってるんですね。メイスンと秘書デラ役はそれぞれ、レイモンド・バーとバーバラ・ヘイルでオリジナルと同じキャスト。探偵ポール・ドレイクは出てこなくてジュニアの役で、ヘイルの子、ウィリアム・カットが出演してたのでした・・・
ペリー・メイスンものは、なんとなく軽い読み物、というイメージがあって・・・実際すらすら読めるのだけど、今回読んでみて、意外と(失礼!)本格物ではあるんだなあと。
伏線がしっかり張られて、なるほどね、そういうトリックかとか。
そして、解決したあとに、さらなる謎が解き明かされ、読後感よし。
またまとめて読んでみたいなあ。
退職したら、順番に読んでみようかしらん。
入手するのが大変そうだけど・・・
昔のテレビシリーズも是非みてみたい。
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