ブルース・アレグザンダー『グッドホープ邸の殺人』
本日の本
book-10 『グッドホープ邸の殺人』 ブルース・アレグザンダー著 ハヤカワポケットミステリ
STORY:18世紀後半のロンドン。盲目の治安判事サー・ジョンは助手のジェレミー少年とともに、発砲事件のあったグッドホープ卿の邸宅に赴く。卿が自殺したと思われたが、ジェレミーの一言で他殺の可能性が・・・
☆☆☆☆「実在した盲目の判事を主人公にしたシリーズ第1弾。
小説家で法律家のヘンリー・フィールディング(「トム・ジョーンズ」を書いた)の弟で、盲目の治安判事として知られたジョン・フィールディングの活躍を、フィールディングの助手となった少年が後年記録したという体裁をとっている。
まず、18世紀後半のロンドンの描写がいきいきとしていて、目に浮かぶよう。ぐっと物語にひきこまれる。
人物造形、描写も秀逸で、読ませますね。
ただ、密室ミステリと思われたのだけど、うーん、それは期待はずれ・・・
でもそこじゃないんですね。
犯人もまあそうじゃないかなと思った通りで、本格ミステリではあるけれど、想定の範囲内。
いやそういうことがあっても、小説として読ませるので全然オッケー。
次作も是非読みたい。
ただ、作者の死後も奥さん他が書いた1作含め、11作あるのに、もう1作しか翻訳されてなくて、すごく残念です。
【中古】グッドホ-プ邸の殺人/早川書房/ブル-ス・アレグザンダ-(新書)
« 萬乗醸造 醸し人九平次 La Maison 山田錦 | トップページ | ブリュードッグ パンクIPA »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ジャナ・デリオン『どこまでも食いついて』 (2026.03.08)
- エイドリアン・マッキンティ『ポリス・アット・ステーション』 (2026.02.07)
- ミステリー文学資料館編『ペン先の殺意』 (2025.12.27)
- 貫井徳郎『プリズム』 (2025.11.30)
- マウリツィオ・デ・ジョバンニ『P分署捜査班 誘拐』(2025.11.09)


コメント