青梅街道歩き(第2回)東高円寺駅~上石神井駅3
(2より続き)
しばらく歩くと荻窪八幡神社がある。
寛平年間(889~897)の創建。永承6年(1051)に源頼義が奥州征伐の途中で戦勝祈願したとも伝わる。
祓門からは神門とその先の拝殿が見える。
くぐるとお祓いになるというので通ってみる。
神門。
道灌槙。文明9年(1477)、太田道灌が石神井城を攻めるにあたって戦勝祈願した際、植樹したものだそうだが、ちょっと痩せちゃってるような・・・
拝殿。
ベンチで休憩。おやつはルミネで買った苺大福である。
末社の中に秋葉神社(奥に移っている神社。四面堂交差点付近から奉遷された)があったが、秋葉神社常夜燈と法華六十六部塔も一緒に移設された。
続いて立ち寄ったのは井草八幡宮。元は春日社だったが、源頼朝が奥州遠征の際に戦勝祈願に立ち寄って以来八幡宮となった。
鳥居が大きい。
参道がまた長いのだが、「二の的」という表示があった(「一の的」は見過ごす)。5年に一度流鏑馬が行われるらしい。
富士講灯籠。寄進者101名の名が刻まれている。
楼門。
随神門である。
頼朝公御手植の松。
奥州平定に成功した頼朝はお礼として雌雄2本の松を御手植え。雌株は明治時代に枯死、雄株も昭和47年強風で折れてしまったそうで、現在のは2代目の松だそうだ。
力石もあった。
一番思いものは80貫目(225キロ)!
神門。
その裏にあった衝立は、倒れてしまった松の根の一部だ。
拝殿。
北参道を通って街道へ。
こちらには大きな燈籠があった。屋根は銅板葺で八畳分の広さとか・・・
その先で練馬区に入る。
途端に、銀杏並木からケヤキ並木に変わる。
最後に江戸向き地蔵を見る。享保14年(1729)の造立。
隣には文政9年(1826)に建立された三山百番供養塔(出羽三山・坂東/秩父/西国の百カ所)がある。
これにて終了。上石神井駅に向かう。
西武線乗り継ぎで地元駅へ。
帰宅は5時半前だった。
約25300歩。
(完)
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