青梅街道歩き(第3回)上石神井~田無宿~花小金井4
(3より続き)

お寺の斜め向こうの路地を入ると下田半兵衛の家がある。
安政4年(1857)建築で、旧田無市最古の民家。元々は三層からなる入母屋造の茅葺の建物で、現在は銅板葺に葺き替えている。

反対側の駐車場の奥に稗倉が現存している。
半兵衛は幕府に願い出て飢饉に備える五百石入りの備蓄庫を自費で建設したもの。現存の稗蔵は文久3年(1863)に建て替えられたものだそうだ。

稗倉の前にあるのが養老田碑。
半兵衛の善政を市損に伝えるための碑文が刻まれる。生活困窮者を保護したりしたことなどが書かれているそう。

田無町5丁目交差点角の庚申塔と、百カ所供養塔。側面は見忘れてしまったけれど、「是よりふちう道」と彫られているらしい。確かに交差する道は府中道ですね。

すぐ先、久米川道を右に入ると再びやすらぎのこみちがある。
なお、やすらぎのこみちは青梅街道の北側の田無用水跡、南側の田無用水跡はふれあいのこみちだ。

右には馬頭観音。天保15年(1844)建立。だいぶかけてしまってよく見えない。

左は道標をかねた地蔵尊。安永8年(1779)建立。
「右 くめ川 をんだ 左 をめ」と彫られているようだ。

ひまわりのマンホールも発見。
橋場交差点にきた。田無用水の橋が架けられていたので橋場と言われた場所だが、田無宿はここでおしまい。
道は三叉路になっていて、東京街道(成木往還)、青梅街道、立川道にわかれる。青梅街道は真ん中の道を行く。

その分岐点にあるお地蔵さまはコートを着ている!着せ替えがあるのかしら・・・

お隣の青面金剛庚申塔。これもなにかがかぶせられている。寒さよけ?

しばらく歩くと北芝久保の庚申塔がある。
延宝2年(1674)に建立。めずらしや三猿だけの庚申塔だ。古い庚申塔はこうだったのかな。
その先の農家さんに無人販売所があり、相方さんが人参購入。
小平市に入る。

だんだん日も傾いてきたので、花小金井駅から帰ることにして、駅に向かう途中で最後に円成院に寄る。
開基した矢沢大堅は武州多摩郡上谷保村(現国立市)の出身。宝永2年(1705)10月に黄檗宗に帰依してこのお寺を開いた。

本堂。三手先や扇垂木などの木組み。

旧本堂(開山堂)。燈籠は天明6年(1786)のもの。
しだれ桜、春はきれいでしょうね。

小さなお地蔵様など。一番右なんだろう。

庚申塔と馬頭観音×2。
さて、駅に向かう。

小川用水に棲むヤマメをデザインしたマンホールだけど、半分隠れてしまっている。今度、全体が見えるのを撮影できないかな。

花小金井駅から西武線を乗り継ぎ、5時半前帰宅。
約23200歩。
(完)
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