【ピカソの人物画展】
art-16 【ピカソの人物画展】 国立西洋美術館
素描展を見た後、常設展へ。
その中野版画素描展示室で開催されていた小企画展がピカソの人物画。
まあピカソといえば人物画ですよね。

入口にあったのが「女性の肖像(クラーナハ(子)に基づく)」。この絵がこうなる?というおもしろさ。バルセロナのピカソ美術館で見たベラスケスの「ラスメニーナス」をモチーフに描いた58枚の連作を思い出しました。

若い頃の「リュイス・アレマニの肖像」と「座る若い男」。ごくごくフツーのうまい絵だ。

これは好きなペン画。「ペラ・ロメウと四匹の猫」。

「貧しき食事」。若い頃はこうしたテーマも描いてたんですね。

「青い胴衣の女」。ちょっとピカソらしさが出てきた。手がごつい。

「夜、少女に導かれる盲目のミノタウロス」。気味の悪さ。

「顔」。細かい素描。

「ヘアネットの女性」。クレオパトラかと。

「窓辺の女性」。キュビズムが入ってきてる。


「小さな丸帽子を被った座る女性」からの「女性の胸像」。変化しすぎなのでは?彼女は怒らなかったのだろうか。

「男と女」。ピカソの主題が詰まった作品。
こちらも是非。
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