貫井徳郎『プリズム』
本日の本
book-13 『プリズム』 貫井徳郎著 創元推理文庫
STORY:小学校の女性教師が自宅で死体となって発見される。同僚が容疑者として浮かび上がり、事件解決と思われたが・・・
☆☆☆日本版毒入りチョコレート事件?
女性教師が死体となって発見された事件が、教え子、同僚、元恋人、不倫相手の4人の視点から語られる。
語り手によって語られる事件の推理はもちろん異なるのだが、被害者についても見る人によりまったく違った人物となる。
読み進めるうちに、この推理が当たり?と思ったりするが、確証はなく・・・という話が繰り返され、でも核心に迫るということはなく、ストーリーは終了?
え?結局真相は?犯人は??
もやもやしたまま終わってしまった・・・
この過程はとてもおもしろかった。
こういうミステリーもあるだろうとは思うけれど、やっぱりすっきりしたかったというのが本音・・・それは作者の狙いではないのはわかってはいるけれど。
タイトルは秀逸ですね。
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