ミステリー文学資料館編『ペン先の殺意』
book-14 『ペン先の殺意』 ミステリー文学資料館編 光文社文庫
☆☆☆アンソロジー。
純文学出身の作家たちのミステリーアンソロジー。
谷崎潤一郎、芥川龍之介から村上春樹まで。
個性はいろいろだけれど、気に入ったのは、松本清張、曽野綾子、遠藤周作、井上ひさし。
清張はワタクシ的にはミステリー作家なのだけど・・・
何とも言えない余韻のある作品。
曽野綾子は、オチがよい。
遠藤周作はさすがキリスト教を絡めてきている。人間の欲は怖いなあという物語。
井上ひさしは、書簡で展開していくところがおもしろい。
谷崎、芥川の作品はなんともいえない暗さがあるけれど、倉橋由美子は淡々とした語り口にぞっとしたのだった。
純文学とミステリー、そんなに境目はないのかも?
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