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2026/05/31

【ウジェーヌ・ブーダン展】

art-12【ウジェーヌ・ブーダン展】 SOMPO美術館

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印象派の先駆者ともいわれる空の王者、ブーダンの展覧会に行って参りました。

I. 海景 ― 海景画家の誕生
第一章のみ撮影可能。
海景画といってもいろいろで、ブーダンと聞いてあまりイメージしない海景画も。
嵐の中の船、帆船、蒸気船、ボート、あらゆる船が。
こうした絵でも、空が大きく広がっており、やはり空の王者だなと。
好みとしては、入り江や湾や浜など、海だけじゃない作品かな。

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II. 空 ― 瞬間の美学、光の探究
空の表現に注目したパート。雲の表現が印象的な作品もある。
「空の習作」はちょっと抽象的な感じ。
「干潮」は日の出だろうか日の入りだろうか。モネの印象・日の出につながるような作品だ。

素描 - part 1 樹々、空、船、海 ― 本質を捉える
弟子に素描をしなさい、絵画で重要なのはそれだけだという手紙を送っているブーダン。かなり細かい素描もあったり、ラフなのもあったり。

III. 風景 ― バルビゾン派からの学び
ブーダンの風景画は海辺だけではない。
牧歌的な風景画もあったり、バルビゾン派風のもあったり。
それでも空が美しいな。

IV. 建築 ― 旅する画家が見た風景
ヴェネツィアを描いた作品群がいいですね。光が明るい。空も海も明るい。
「オンフルール、聖カトリーヌ教会の鐘楼」は、モネの次男がモネのコレクションで見つけ、モネ作と当初考えていたものがのちのブーダン作だとわかったとか。やはり印象派の先駆者といえるのでしょう。

V. 動物 ― 身近なものへの眼差し
ブーダンに動物画のイメージはなかったけれど、牛の絵がはまるでトロワイヨン。それでもしっかり空は主張していると思う。
静物画、意外とよい。

VI. 人物 ― 戸外の群像表現
「傘をさす女性、ベルクの海岸」などは、よく描かれる海辺の風景にいる人物をクローズアップした感じだろうか。でもきっちり顔は描かないんですね。それもモネとつながるような・・・

素描 - part 2 人物研究
きっちり描きこまない素描が多かった印象。

版画 ― イメージの伝播
ブーダン自身はそれほど版画を作ったわけではないようで、ブーダンの作品を基にした版画作品が並ぶ。ちゃんとブーダンの絵の世界を再現していると思う。

ブーダンは好きな画家で、満足しました。
是非どうぞ。

 

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