映画・テレビ

2017/08/02

「ハリウッドランド」

本日の映画

ハリウッドランド [Blu-ray]
movie-23 「ハリウッドランド」 Hollywoodland 2006年米

DIR:アレン・コールター
CAST:エイドリアン・ブロディ、ダイアン・レイン、ベン・アフレック、ボブ・ホスキンス
STORY:1959年、スーパーマンの主演俳優ジョージ・リーブスが自宅で亡くなる。自殺と断定されるが、母親に依頼された探偵が調査を進めると、様々な事実が明らかになる・・・

☆☆☆実在のハリウッド俳優の謎の死を描く映画。

スーパーマンの呪いというのがあり・・・
スーパーマンの関係者が次々と不幸に襲われるという話(C・リーヴやM・キダーの悲劇をはじめとして)の中の一つ、テレビ版スーパーマンの主役リーブスの謎の死。

売れない俳優だったリーブスは、映画会社重役の妻の情夫になることにより、スパーマン役に抜擢され、スターになるものの、イメージが固定され、その後伸び悩んでしまう。それを苦にしての自殺とされているが、本当はどうだったのか・・・

この映画であっと驚く真相が明らかに!
となるのかと思いきや、結局は真相は闇の中ってことで終わってしまう・・・
あ~なんかモヤモヤするな(笑)
自殺だったのか、直前にケンカした婚約者に撃たれたのか、映画会社重役とつながるマフィアに消されたか・・・
ワタクシとしては最後の説をとりたいところだけれど。
まあいろいろとタブーもあるだろうし、映画としてもうやむやに終わらせる方がよかったんでしょうねぇ。

私立探偵役ブロディは微妙だけど、リーブス役のアフレックはその大根ぶり(失礼!)がぴったり。D・レインもいいですね。

しかし、俳優というのは、超当たり役があるとその後が大変だなあ・・・

2017/07/08

「フォーガットン」

本日の映画

フォーガットン [DVD]
movie-22 「フォーガットン」 The Forgotten 2004年米

DIR:ジョセフ・ルーベン
CAST:ジュリアン・ムーア、ドミニク・ウェスト、ゲイリー・シニーズ、アルフレ・ウッダード、ライナス・ローチ、アンソニー・エドワーズ
STORY:飛行機事故で一人息子を亡くしたテリーはある日、家族写真から息子だけが消えていることに驚愕する。しかも、精神科医から息子ははじめからいなかったと告げられ・・・

☆☆☆この映画はいったい???

出だしは「バルカン超特急」か「フライトプラン」かという感じで始まる。
母親=J・ムーアが飛行機事故で亡くなった息子の思い出ばかりにひたり、精神的にも病みかけていたところに、元から息子は存在しなかったと、夫も精神科医も周囲の人々皆から言われ、混乱する・・・
必死に息子を探す母親だが、次第に追い詰められる。
同じ飛行機で娘を亡くした男性の元を訪れても、娘はいなかったという。

誰が母親を貶めようとしているのか?
息子がどこにいるのか?

というところで、衝撃的な展開・・・
というか、え?なんだそれ?
あまりに驚きの展開で口あんぐりですねぇ。
脱力するよ(笑)
これがありだったらもうなんでもありだなと。

いやーしかし、J・ムーア、よくこんな作品に出たよね。
駄作も含めてオファーがあったらなんでも出るって信条かしら?他にもなんだこれ作品に出てたし(笑)

もしかしてこれは笑う映画だったんだろうか・・・

2017/06/30

「PUSH 光と闇の能力者」

本日の映画

PUSH 光と闇の能力者 [Blu-ray]
movie-21 「PUSH 光と闇の能力者」 Chaos Thery 2007年米

DIR:ポール・マクギガン
CAST:クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス、ジャイモン・フンスー
STORY:第二次世界大戦から国家に秘密裏に育成され利用されてきた特殊能力者たち。一部の者は逃れ身を隠しつつ生きてきた。念動力を持つニックは予知者のキャシーから、能力者たちを監視する秘密政府機関から脱出した女性キラを一緒に探してほしいと頼まれるが・・・

☆☆☆SFサスペンスアクション。

特殊な能力を持った者たち・・・
という設定からして、X-MENを連想してしまうのだが、確かにだいぶ規模の小さい(予算も少ないのでしょう)X-MENともいうべき映画だった。

が、出だしはファンタスティック・フォー!
何しろ、主演がC・エヴァンスですからね。この映画でもやっぱりチャラ男風(この頃のエヴァンスってこんな役ばかり)。
チャラ男くんが助けを求められるのが、予知能力を持った少女キャシー。これがだいぶ大きくなったD・ファニング。当時15歳くらいだったらしいけれど、子供から大人への転換期といったところなのだけど、やっぱり上手いねぇ。エヴァンス君、押されっぱなし。

香港が舞台でカオスな感じもいいし、特殊能力を身につけてしまったが故の悲哀が伝わってくるのもよいのだけれど、いかんせん二番煎じ三番煎じ感が・・・
目新しさがなくてなんとなく乗り切れず。

最後、ストンと終わるラストは好きなんだけどな~

そして、これ、続編が絶対あるねという作りなんだけど、どうやら興行成績がふるわなかったらしく、その後作られず。
残念。

2017/06/27

「バニー・レークは行方不明」

本日の映画

バニー・レークは行方不明 [DVD]
movie-20 「バニー・レークは行方不明」 Bunny Lake Is Missing 1965年米

DIR:オットー・プレミンジャー
CAST:ローレンス・オリヴィエ、キャロル・リンリー、ケア・デュリア、ノエル・カワード
STORY:アメリカからロンドンに越してきたアン。娘バニーを保育園に預けるがバニーは行方不明になってしまう。ところがバニーが存在したという痕跡もなく、周囲はバニーの存在を疑うが・・・

☆☆☆☆傑作サスペンス!

前々から見たいと思っていたサスペンス映画をとうとう見ることができた。

タイトルデザインからしていいんですよね。
ソウル・バス。ヒッチコック映画を思いだすな~
かっこいいデザインなんですよ。
何か起きそう・・・

いろいろあって、兄を頼ってロンドンにやってきたシングルマザーのアン。
保育園に預けた娘を迎えにいくと、娘は消えていた。
保育園のスタッフは誰も娘を見ていないし、隣人も見ていない・・・
アンが情緒不安定で、不安感が増していく中、映画を見る人にも娘の姿は見えず、娘が本当は存在しないのではないかと思えてくる。
どんどん追い詰められていくアン。
ここらへん、白黒画面で、神経質そうなアンの顔がアップになるたびに、こちらも不安になってくるのだった。
さあどうなる?
というところで衝撃の展開。

確かにね。
なんか変な感じはしたのだけれど、そういうオチ・・・
怖いな~キモイな~

どこかどうと言ってしまうとネタバレになっちゃうのだけど、役者がいいんですね。C・リンリーもK・デュリアもL・オリヴィエも。

サスペンスファン必見!


2017/06/23

「カオス・セオリー」

本日の映画

カオス・セオリー [DVD]
movie-19 「カオス・セオリー」 Chaos Thery 2007年米

DIR:マルコス・シーガ
CAST:ライオン・レイノルズ、エミリー・モーティマー、スチュアート・タウンゼント
STORY:一日の行動をすべてリストアップし、それを忠実に実行するリストマニアのフランク。ある日、妻がイタズラで時計を10分ずらしたことから、想定外の災難が次々と降りかかるが・・・

☆☆☆日本未公開。

R・レイノルズ、にこりともせずにおかしなことをやってくれる役者で、なんだかんだ出ている映画は好き(本人の大ファンって訳じゃないけど)。
ということで、未公開映画で全然メジャーじゃないこの映画も見てみた。

出だしは好調。
超きまじめで超几帳面な主人公フランクは、すべてをリスト化し、分刻みのスケジュールを寸分違わずこなすリストマニアで、本も執筆、講演会も開いたりして、それが職業になっちゃってる人物。
こんな神経質な人がそばにいたらやだわ~
と奥さんも思ったのか、ちょっとしたイタズラのつもりで時計をずらしてしまったことから、完璧なフランクの一日が最低な一日へとなってしまう。
こういう人だから、ちょっとでも計画が狂うと、フレキシブルに対応することができないので、物事は悪い方悪い方へと転がっていってしまうのだ。
フランクも、すべてが裏目に出て、どうにもならず、妻には浮気を疑われ・・・
潔白を証明しようとして、衝撃の事実を知ることになる。

このあたりまではコメディだったはず、なのだけれど、このあと急にヒューマンファミリードラマになるという・・・
アメリカ映画って、家族って素晴らしい!っていうふうに終わらせないといけないのかねぇ。

終わり方が嫌いってわけじゃなくて、まあよかったねとは思うのだけれど、なんか前半のトーンと後半のトーンが違っていて戸惑ってしまったのだった。
中途半端感はぬぐえない。
なんか、残念な映画。

ま、人生は思い通りいかないもの、ということを教訓としておきましょう。

2017/06/14

「孤独な場所で」

本日の映画

孤独な場所で [DVD]
movie-18 「孤独な場所で」 In A Lonely Place 1950年米

DIR:ニコラス・レイ
CAST:グロリア・グレアム、ハンフリー・ボガート、アート・スミス
STORY:ハリウッドの高級クラブのホステスが殺された。嫌疑がかかったのは脚本家のディックス。女優の卵ローレルの証言で容疑が晴れるが、彼女は暴力的なディックスにやはり犯人ではないかと考えるが・・・

☆☆サスペンスのような・・・?

N・レイ監督といえば、「理由なき反抗」とか「北京の55日」とか。
まだまだ見ていない映画も多く、H・ボガートも出てるしということで見てみたのだが・・・

見る前は勝手なイメージでハードボイルドかと思っていて(ボギーが出てるから)、見始めたらサスペンス。
ところが・・・
最終的にはこれはなんだ?苦いラブストーリーで終わったような・・・

どうやら、原作はシリアルキラーものだったらしいのだが、レイ監督とその妻だったG・グレアムとの仲が撮影中に冷え切ったものとなったため、監督が次々脚本を変えて、自分の心情を反映した映画にしてしまった・・・ということらしい。
サスペンスかと思ったら、メロドラマになるという(笑)
いや~これ、フツーに心理サスペンス映画にした方が絶対おもしろかったと思うんだけどな~

まあ、ボギーとG・グレアム(「地上最大のショウ」の役はよかったな)が見られたからいいか。

2017/05/02

「100歳の少年と12通の手紙」

本日の映画

100歳の少年と12通の手紙 [DVD]
movie-17 「100歳の少年と12通の手紙」 Oscar Et La Dame Rose  2009年仏

DIR:エリック・エマニュエル・シュミット
CAST:ミシェル・ラロック、アミール、マックス・フォン・シドー、アミラ・カサール、ミレーヌ・ドモンジョ、コンスタンス・ドレ
STORY:白血病の少年オスカーは、自分の余命がわずかであることを知ってしまう。誰とも口をきかなくなったオスカーに困り果てた病院長は、彼が唯一心を開いていたピザ屋の女主人ローズに話し相手になってほしいと頼む。

☆☆☆単なる難病ものではない・・・

監督は作家でもあって自身のベストセラー小説を映画化している。

白血病とくれば、お涙ちょうだいのドラマが展開されそうなのであるが、これはちょっと違った。

自分の運命を知ってしまい、心を閉ざす少年。
というところまでは、ありきたりのドラマが展開されそうに思えるのだけれど、そこからが違う。

少年は唯一話をしてもいいというピザ屋の女主人ローズに毎日きてもらうことになる。
病院嫌いのローズははじめは難色を示すのだが、毎日ピザを買うと申し出た院長にしぶしぶ承諾。

元プレレスラーということもあってか、きっぷのいい性格で口の悪いローズは子供相手でも子供扱いせず、言いたいことは言う。
というところが、少年も気にいったんでしょうね。
周囲が、親さえも腫れ物に触るようにしか接してくれない中、ローズは自然に接してくれる。

ローズもはじめはぎくしゃくしていたものの、少年と接するうちに、人間嫌い的な部分が次第に変わっていく。

あと10日の命・・・
という運命は変わらず、次第に衰えていく少年だが、最後は幸せに短い人生を終えることができ、ローズも穏やかな気持ちになる。

フランス映画なので、優しさのみでないのだけれど、それもまたよし。
単なる難病ものでないところが気にいりました。

2017/04/28

「お茶と同情」

本日の映画

お茶と同情 [DVD]
movie-16 「お茶と同情」 Tea And Sympathy  1956年米

DIR:ヴィンセント・ミネリ
CAST:デボラ・カー、ジョン・カー、リーフ・エリクソン、エドワード・アンドリュース、ノーマ・クレーン、ディーン・ジョーンズ
STORY:学生寮に暮らすトムは音楽が好きな優しい子だったが、先生の奥さんたちと編み物をしているところ見られて以来、シスターボーイと呼ばれ、皆からつまはじきにされる。そんなトムを心配する舎監の妻ローラが手をさしのべるが・・・

☆☆☆舞台の映画化。

キャストも舞台と同じらしい。
というわけで、台詞回しが舞台的なような・・・
D・カーって元々舞台の人、というわけではないと思うのだけど、この映画では舞台を引きずってか、ややオーバーアクトという気もしましたね。上手いのは上手いのだけど。
相手役のJ・カーは非常にセンシティブな演技でなかなかよし。

音楽や読書が好きで優しい青年トム。奥さん連中と編み物なんかもしたりして、他の男の子たちとは違う。
男はこうあるべきという感覚が今より強かったこの時代、シスターボーイとバカにされ、父親からはもっと男らしくあれと散々言われる。
そう言われても、男らしさの象徴である、フットボールや野球などのスポーツには興味のないトムは、ますます周囲から浮いてしまう。
個性を活かすということが大切にはされていなかった時代なんですね。

この映画が制作された時代では、はっきり語ることができなかったのだろうけれど、舞台版ではトムはゲイという設定だったらしく・・・
まあそれはなんとなくそうなんじゃないかとはわかるのだけど、はっきりと描くよりよかったように思う。

トムの苦悩、トムに同情するローラの苦悩(トムに同情するもののトムの思慕を受け止めきれない・・・そして、夫との不和)がじっくりと描かれて、見応えがある(オーバアクトってちょっとけなしちゃいましたがそれも含めて)。
今の時代に見ると、古めかしすぎる気もするけれど、それが逆にいいのかもしれないですね。

2017/04/20

「ラスベガスをぶっつぶせ」

本日の映画

ラスベガスをぶっつぶせ [Blu-ray]
movie-15 「ラスベガスをぶっつぶせ」  21 2008年米

DIR:ロバート・ルケティック
CAST:ジム・スタージェス、ケイト・ボスワース、ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・スペイシー、アーロン・スペイシー、アーロン・ヨー
STORY:MITの学生ベン。医者をめざすベンは学費の工面に苦労していた。そんなベンの頭脳に目をつけたローザ教授はカード・カウンティングという手法を用いてブラックジャックで勝つノウハウをたたき込む。ラスベガスで見事大金を手に入れるベンだったが・・・

☆☆☆ベストセラーノンフィクションの映画化。

へえ、これが実話だとはねぇ。
カード・カウンティングという手法が、わかったようなわからないような(頭悪いので・・・笑)というところがまずもやもやした点ですね。
そして、J・スタージェスがワタクシ苦手でして・・・これももやもや。

学費を稼ぐためという目的が、だんだん違法ではないがギリギリの手で大金を掴むというスリルが楽しくなってしまい、のめり込んでしまうという主人公に感情移入できないというのも痛い。

主人公を追い詰める教授役K・スペイシーは、いやーな演技炸裂でよかったし、不正を見つける警備員役のR・フィッシュバーンも怖くて(主人公がぼこぼこにされる場面、怖い・・・)よかったと思う。
そして、ラスト近くはほおーっとうなる展開もあり、最後の最後には、ああなるほどねというオチも用意されていて、いい場面もなくはないのだけど、途中が盛り上がらないんですね。

ギャンブル、怖いな。
人格を変えてしまう・・・
という感想で終わりました。

2017/04/13

「アリスのままで」

本日の映画

アリスのままで [Blu-ray]
movie-14 「アリスのままで」 Still Alice 2014年米

DIR:リチャード・グラツァー、ワッシュ・ウェストモアランド
CAST:ジュリアン・ムーア、アレック・ボールドウィン、クリステン・スチュワート、ケイト・ボスワース、ハンター・パリッシュ
STORY:充実した日々を送る50歳の大学教授アリスは、講演中に言葉が出なくなり、またジョギング中に道に迷ったりしたことから、病院に検査に行くと若年性アルツハイマーであることを告げられる。やがて病が進行し、ついには大学を辞めざるを得なくなるが・・・

☆☆☆☆J・ムーアがアカデミー賞主演女優賞を受賞。

何度も候補になりながら今まで受賞に至らなかったムーアだが、ついに受賞。よかったね。
名だたる演技派でありながら、なんでも出るというポリシーなのか、こんな映画にまで!という映画にも出演していたり・・・
ちょっとオーバーアクト気味かなと思えることもあったが(ヒステリック演技はうまいのだが)、この映画ではそれがぴたりとはまっていた。鬼気迫る演技である。

やさしい夫と、3人の子供にめぐまれ幸せに暮らしていたアリスは、突如、若年性アルツハイマーと宣告されてしまう。きっかけは講演中にある言葉が出てこなくなったこと、そして、長年通った大学内で迷ってしまったこと。
優秀な言語学者であったアリスが、どんどん言葉を失っていく皮肉。どうにもならない感覚にアリスは恐怖を感じ、パニックになる。
家族もどう接していいかわからない。
遺伝性とわかり、それでも子供を産む決意をした長女、自分のキャリアを優先し遠くへ行ってしまうことになる夫(これがちょっとわからない感覚だと最初思ったが、無理やり知らない土地につれていくことはできないとの決断は優しさなのかも)、そしてそれまで反抗的だった次女が最終的には母親を献身的に面倒をみることになる。

容赦なく進んでいく・・・それも相当な速度で・・・病状が見ていて辛く、切ない。
次第に子供に戻っていくアリス。最後は無垢な赤ん坊のような表情を見せて終わる。表情の変化で見せるお芝居、やはり、さすがの演技だった。

悲しい映画ではあるが、見てよかったと思える映画でありました。

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