映画・テレビ

2018/04/27

「マイティ・ハート/愛と絆」

本日の映画

マイティ・ハート/愛と絆 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
movie-8 「マイティ・ハート/愛と絆」  A Mighty Heart  2007年米

DIR:マイケル・ウィンターボトム
CAST:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・バンジャビ、イルファン・カーン、ウィル・パットン、デニス・オヘア
STORY:ともにジャーナリストとして活動するダニエルとマリアンヌ夫妻。パキスタンからの帰国前、最後の取材に出かけたダニエルが行方不明とり、マリアンヌは捜索を開始するが・・・

☆☆☆実際にあった事件の映画化。

9.11事件の数ヶ月後、実際パキスタンで起きたウォールストリートジャーナルの記者が拉致・誘拐された事件を映画化したものだが、いかにもアンジーが好みそうな映画ではある(プロデューサーに当時の夫ブラピの名もある)。
そういえばそんな事件もあったかなという記憶しか今となってはないのだが・・・

ディナーの約束をして取材の仕事に出かけたダニエルは、そのまま行方がわからなくなり、妻マリアンヌが領事館に連絡し、パキスタン警察や、アメリカのFBI?より一斉捜索がはじまる。
さらに、2人の知人のパキスタン人記者たちも協力、あらゆる手を尽くすものの、手がかりはなく・・・

錯綜した情報に翻弄され、一喜一憂、だが何ら進展もなく、あせりが募るマリアンヌ。
重苦しい雰囲気が続き、見ているこちらもどーんと沈み込みそうになるのだが、マリアンヌ、気丈なんですね。
決してあきらめないし、くじけない。

この役、アンジーにぴったり!
アンジーそのもの!

事件の真相についてははっきりと語られないんですね。
結局わからない部分が多い事件だったのだろうし、変にこじつけなかった点はよかったんじゃないかなと。

いやあ、でも息苦しい映画でした。

2018/04/14

「いつか眠りにつく前に」

本日の映画

いつか眠りにつく前に [DVD]
movie-7 「いつか眠りにつく前に」  Evening 2007年米独

DIR:ラホス・コルタイ
CAST:クレア・デーンズ、トニ・コレット、ヴァネッサ。レッドグレーヴ、パトリック・ウィルソン、ヒュー・ダンシー、ナターシャ・リチャードソン、メイミー・ガマー、バリー・ボストウィック、メリル・ストリープ、グレン・クローズ
STORY:人生の最期を迎えようとしているアンは、しきりとハリスと私がバディを殺したと口走る。困惑する娘たち。40年前、いったい何があったのか・・・

☆☆☆ベストセラー小説の映画化。

重い病で、二人の娘に見守られながら最期を迎えようとしているアン。
娘たちの知らない男性の名を口走り、しかも自分とその男性が、バディを殺したと・・・

ここで一気に40年前へと遡る。

歌手としての成功を夢見るアンは学生時代の親友ライラの結婚式に呼ばれ、医者のハリスと出会い恋いに落ちる。
ハリスはライラの初恋の相手だが、ハリスに恋愛感情はないと言われ、別の男性と結婚することになるが、ふっきれてはいない・・・
ライラの弟バディはかねてからアンのことが好きで、とうとう告白するが、アンにはいい友人というだけ・・・

いろいろな思いが交錯する中、ある悲劇が・・・

という過去の物語と、現在の物語がクロスする。
アンの長女は、クラブで歌う母のことが理解できず、母のような人生を送りたくないと常々思っていた。次女ニナは何をやっても中途半端で自堕落な生活を送ってきていた。当然姉妹は馬があうわけもなく・・・
この現在のパートでは、母の病気を通して、次第に姉妹、そして母娘は和解へと向かうけれど、過去のパートでは、悲劇をきっかけにすべてがバラバラに・・・

最後の最後で、過去のわだかまりも溶け・・・
ほっとするシーンも用意はされてはいるのだけれど、なんというか、どうも過去の物語では誰に感情移入していいのやら・・・
バディがかわいそうじゃん!という感想しか持てなかったという・・・
いや、彼もあの子供っぽさが駄目なんだけれど。

ワタクシ、C・デーンズは好きなんだけれど、常に眉をひそめてイライラしてるこの映画での演技はちょっとしっくりこなかったし、M・ストリープの実の娘エイミー・ガマーも母親の七光りで出たんじゃないかという・・・
年取ったライラを演じたストリープはさすがなんだけど・・・

実際の母娘、V・レッドグレーヴ(老いたアン役)とN・リチャードソン(長女役)はすごく自然でよかったですが。

なんかこうもやもやが残った映画でした。

2018/04/11

「再会の街で」

本日の映画

再会の街で [Blu-ray]
movie-6 「再会の街で」  Reign Over Me  2007年米

DIR:マイク・バインダー
CAST:アダム・サンドラー、ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リヴ・タイラー、サフロン・バロウズ、ドナルド・サザーランド、ロバート・クライン、メリンダ・ディロン
STORY:司会のアランは大学時代のルームメート、チャーリーと再会するが、チャーリーはアランのことを覚えていなかった。チャーリーは9.11で妻と娘を亡くして以来、心を閉ざしてしまっていたのだった。

☆☆☆ヒューマンドラマ。

A・サンドラーが出ているとコメディかと思ってしまうが、これはまじめなドラマ。
いや、でもやりすぎコメディよりずっとよかったな~サンドラー。
シリアスなドラマでも、少々やりすぎ感が見え隠れはするのだけど、意外によかったなと。

9.11に関連した映画はいろいろあって、どれも辛いのだが、この映画は、ちょっと都合よくストーリーが展開しすぎるきらいはあるものの、救いがあってよかった。
ラストはほっとしましたね。

心にあまりにも深い傷を負ってしまったチャーリー。
現実逃避することでしか生きていけず、すべてをシャットダウンする。

周囲の人たちは、もちろん善意で、彼の心の扉をなんとか開けようとするのだが、なかなかうまくはいかない・・・どころかかえって逆効果だったり。

それでも少しずつチャーリーの心は開かれていき・・・
きっといつか元のチャーリーに戻れるのではという幕切れ。

意外にいい映画だった。

2018/03/15

「リトル・ランボーズ」

本日の映画

リトル・ランボーズ [DVD]
movie-5 「リトル・ランボーズ」  Son Of Rambow  2007年英仏

DIR:ガース・ジェニングス
CAST:ビル・ミルナー、ウィル・ポールター、ジェシカ・スティーヴンソン
STORY:1982年イギリス。戒律の厳しい教会に属する家庭に育った少年ウィルはすべての娯楽を禁じられていた。あるとき学校きっての悪ガキカーターと知り合い、彼の家で映画ランボーを見て、ランボーの息子として主演する映画を作ろうとする。

☆☆☆監督の自らの体験をモチーフにした映画だそう・・・

ランボー!!
ワタクシ、スタローンの大大ファンなもんで・・・
ランボーの文字を見ただけで見たくなりまして。

で、勝手にランボーのまねごとをする少年たちのさわやか冒険ものかと思ったら、全然想像と違った映画だったんですね。

少年の友情とけんか、成長物語は定番として入ってはいるのだけれど、なんかあまり乗れないというか・・・
フランスからの転校生がコミカルに描かれているのかもしれないけれど、あまり笑えないし。
ランボーもこの節、あまり関係ないような?

とはいえ、最後は結構感動。
距離のあったカーターと兄も距離を縮め、ウィルとカーターの友情もめでたく復活。

やっぱり、フランス人転校生のくだりが余計だった気が・・・


2018/03/11

第90回アカデミー賞授賞式

とうとうやって参りました!
アカデミー賞授賞式。
今年はライブで見ることができず、録画で見ました(残念・・・)。

司会は去年に引き続いてコメディアンのジミー・キンメル。
昨年の大混乱で、今年はもうやらないって言ってたけれど(笑)。
今年も快調ですね。去年よりおもしろいかも?
セクハラ問題等にもするどい突っ込み。マイノリティ問題や女性問題にも。

一番短いスピーチの人にはカワサキのジェットスキーが送られるって(笑)
その紹介にヘレン・ミレン。贅沢な人選!
長いスピーチの場合、ゲットアウトですって(笑)

はじめは助演男優賞。プレゼンターは去年の助演女優賞受賞者のヴィオラ・デイヴィス。びっくりのピンクのドレス。
受賞者は、「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェル。
ワタクシ、この人の「月に囚われた男」好きです。

メイク・ヘアスタイリング賞の発表はガル・ガドットとアーミー・ハマーから。
日本人の辻さん受賞。ゲイリー・オールドマンの直々のご指名だったとか。

ここで、なんと!エヴァ・マリー・セイント登場。「北北西に進路を取れ」よかったよねぇ。
スタンディングオベーション。アカデミー賞より年上ですって、数ヶ月。
衣装デザイン賞の発表。「ファントム・スプレッド」のマーク・ブリッジス。

長編ドキュメンタリー賞の発表は、グレダ・ガーウィグ監督(今年の監督賞に何年かぶりで女性監督としてノミネート)とローラ・ダーン。受賞したのは「イカロス」。

続いてはタラジ・P・ヘンソン登場。大胆なドレス。
メアリー・J・ブライジが歌を披露。助演女優賞の候補にもなっている。いいね、この歌。

エイザ・ゴンザレスとアンセル・エルゴートが音響編集賞発表。「ダンケルク」。
録音賞も「ダンケルク」。
いつかノーラン監督もとるかなあ。

特別賞の映像と科学技術賞の映像のあとは、ルピタ・ニョンゴ、クメイル・ナンジアニ登場。
美術賞の発表。「シェイプ・オブ・ウォーター」。きた~

エウヘニオ・デルベスが紹介するのはリメンバー・ミー。
声の出演をしているガエル・ガルシア・ベルナルの歌は決してうまくはないけど、雰囲気はいいな。

そしてまたまたサプライズ。「ウエストサイド物語」で助演女優賞獲得のリタ・モレノ!おばあちゃんになったな。踊りなが86歳くらい?踊りながらかっこよく登場。外国語映画賞の紹介。チリのトランスジェンダーを描いた「ナチュラルウーマン」。

そして助演女優賞の発表は、昨年の助演男優賞受賞のマハーシャラ・アリ。
受賞したのは「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャニー。ユーモアのあるスピーチいいね。怖い役とは大違いの人みたい・・・当たり前か(笑)。

続いて、スターウォーズ出演者たち登場。マーク・ハミルも!
短編アニメ映画賞の発表。受賞は「Dear Basketball(原題)」。
長編アニメ映画賞は、「リメンバー・ミー」。

ダニエラ・ベガが紹介するのは主題歌賞候補の1つ、「君の名前で僕を呼んで」。

視覚効果賞の発表はジーナ・ロドリゲとトム・ホランドから。「ブレードランナー2049」。映画としてはいまいちっぽいけれど・・・

マシュー・マコノヒーが発表するのは、編集賞。
「ダンケルク」が受賞。こういう部門は独占?

今年もあったサプライズ企画。
隣のシアターにスターたちがお菓子やホットドッグを持って乱入。毎年何かしらありますねぇ。

ティファニー・ハディッシュとマーヤ・ルドロフが発表するのは短編ドキュメンタリー賞。
「Heaven Is a Traffic Jam on the 405(原題)」。
短編実写映画賞は「The Silent Child(原題)」。

デイヴ・シャペルが登場。主題歌賞候補4曲目。アンドラ・デイとコモンが歌う。

続いてのプレゼンターは、アナべラ・シオラ、アシュレイ・ジャッド、サルマ・ハエック。
セクハラを真っ先に告発した人たち。ここから、me too、times upが広がっていったのですね。

チャドウィック・ボーズマンとマーゴット・ロビーが発表するのは脚色賞。
「君の名前を呼んで」のジェームズ・アイボリー。最近は監督作がなかったけれど久々に名前を聞いたなと。もう90歳を越えてますもんね。スタンディング・オベーション。

そしてニコール・キッドマン(なんか容貌が変わった???)が発表するのは脚本賞。
受賞したのは「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール。スタンディングオベーション。新しい才能!いいですね、こういう人が評価されるのって。

ウェス・スチューディが紹介するのは戦争映画。自らもベトナム戦争に従軍したという。

サンドラ・ブロックはいつも笑わせてくれる。
撮影賞の発表。はじめて女性がノミネートされたけれど、受賞したのは男性でした。「ブレードランナー2049」のロジャー・ディーキンス。

ゼンデイヤが紹介するのは、主題歌賞候補5曲目。キーラ・セトルが歌う。迫力のパフォーマンス。「グレイテルト・ショーマン」の主題歌。これは盛り上がった。

クリストファー・ウォーケンが発表するのは、作曲賞。
またきたぞ、「シェイプ・オブ・ウォーター」のアレクサンドル・デスプラ。

リン=マヌエル・ミランダとエミリー・ブラントが発表するのは主題歌賞。
どれもよかったけれど・・・
「リメンバー・ミー」でしたね。

ジェニファー・ガーナーがこの1年になくなった人たちのコーナーを紹介。
チャック・ベリー、ハリー・ディーン・スタントン、ジャナサン・デミ、ジョン・ハード、マーティン・ランドー、グレン・ヘドリー、サム・シャパード、バーニー・ケーシー、ダニエル・ダリュー、ジェリー・ルイス・・・

昨年の主演女優賞受賞者エマ・ストーン登場。監督賞の発表。
受賞したのは、やったね!ギルレモ・デル・トロ監督。スタンディングオベーション。
いいスピーチだった。

大御所ジェーン・フォンダとヘレン・ミレン登場。威厳がありますね。スタンディングオベーション。主演男優賞の発表。
とうとうという感じもする「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」の名優ゲイリー・オールドマン。スタンディングオベーション。
すごい化けっぷり!

続いて主演女優賞。
ジョディ・フォスター、ジェニファー・ローレンスがプレゼンター。
ジョディ、松葉杖、これはホントに?ネタ?アイ・トーニャネタで大いにわかす。
受賞したのは「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンド。2度目の主演女優賞。
この人、とにかく格好いいんだよなあ。生き方も。スピーチもよかった!!

作品賞の発表は、びっくり!この人たち!
去年に引き続いてウォーレン・ビーティとフェイ・ダナウェイ。2人ともユーモアあるなあ。もちろん、スタンディングオベーション。
今年は間違いなし(笑)
「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞。いやよかったわ~
こういう映画は難しいかもと思ってたので・・・

来年も楽しみに!

2018/03/04

アカデミー賞最終予想

明日はいよいよアカデミー賞授賞式。
このところずっと有休をとって生で見ていたのだけど、今年は仕事の都合でどうしても休めない(泣)。残念だなあ。

ということでアカデミー賞最終予想を。

〈作品賞〉「シェイプ・オブ・ウォーター」。
ファンタジー映画はオスカーでは弱いので少々不安。「スリー・ビルボード」の方がオスカー向きかとは思うが、是非こういう映画も受賞してほしいという願いを込めて。

〈監督賞〉「シェイプ・オブ・ウォーター」のギレルモ・デル・トロ。
作品賞はどう転ぶがわからないけれど、監督賞はいけるかな?
多少見る人を選ぶ映画を作る人ではあるけれど、この特殊な世界はこの監督ならでは。

〈主演男優賞〉「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」のゲイリー・オールドマン。
オスカーはやはりなりきり演技に傾きますからね。私生活での逆風が気がかりだけど、なんとか受賞できるのでは?

〈主演女優賞〉やっぱり「スリー・ビルボード」のフランシス・マクドーマンドに変更。
サリー・ホーキンスもいいんだけれど、やはりこの人はバイプレーヤーかなと。そして、ワタクシ、F・マクドーマンドのファンですので・・・2度目のオスカー受賞なるか?

〈助演男優賞〉「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルに変更。
「スリー・ビルボード」、きてますからね。どんな役でもこなす人。

〈助演女優賞〉「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」のアリソン・ジャニー。
強烈な母親役、これは早く見てみたい。

明日が楽しみです!

2018/03/02

「ザ・タウン」

本日の映画

ザ・タウン 〈エクステンデッド・バージョン〉 [Blu-ray]
movie-4 「ザ・タウン」  The Town  2010年米

DIR:ベン・アフレック
CAST:ベン・アフレック、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ブレイク・ライヴリー、ジェレミー・レナー、ピート・ポスルスウェイト、クリス・クーパー
STORY:全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。幼なじみたちと銀行強盗を繰り返すダグ。ある時、やむを得ず銀行の女性支店長クレアを人質にとって逃走するが、解放後同じ街の住人であることを知り、探りを入れるため彼女に近づくが、思いがけず恋に落ちてしまう・・・

☆☆☆B・アフレック監督第2作。
1作目の「ゴーン・ベイビー・ゴーン」がなかなかよかったので見てみた。

今まで何度も言っているが、B・アフレック、ファンの方には申し訳ないけれど、役者としては大根で(笑)。弟のC・アフレックの方がタイプは全然違うけど役者としては上だと思うんですね。

1作目はベンは監督に徹し、ケイシーが主演だったけれど、今回は主演までベン。
ということで大丈夫かしら?と思いつつ見始めた。

そうですね、いつもよりはいいかも。
でもやっぱり後半は・・・
他の役者の方がよかったような?
むしろ、役者としては、すごみのあるボス役のP・ポスルスウェイト(残念ながらこれが遺作)、そしてキレ演技がすごいJ・レナーの方が目立ってましたね。

そのほか、今回で言えばC・クーパーとかJ・ハムとか、めずらしい役どころのB・ライヴリーとかいい役者をそろえる力はあるのだから、やっぱり監督に徹した方がいいんじゃないかなあ。「アルゴ」は楽しみですね。

ストーリー的には、犯罪ドラマ+アクション+恋愛ものなのだけれど、比重としては結構恋愛に傾いているような・・・
原作はどうなのかわからないけれど、もうちょっとハードなドラマの方がよかったんじゃないかなあ。

ま、でも監督としてのB・アフレックに今後も期待ですね。役者じゃなく・・・(笑)

2018/02/16

「大いなる陰謀」

本日の映画

大いなる陰謀<特別編> [DVD]
movie-3 「大いなる陰謀」  Lions For Lambs  2007年米

DIR:ロバート・レッドフォード
CAST:ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズ、マイケル・ペーニャ、デレク・ルーク、アンドリュー・ガーフィールド、ピーター・バーグ
STORY:上院議員アーヴィングは大統領になるという野望を抱き、世論の支持を得ようと、女性ジャーナリストのロスへ売り込みをかけるが、ロスはアーヴィングが隠すある真実に気づく。

☆☆☆R・レッドフォード監督製作作品。

R・レッドフォードはいろいろな映画を撮ったり作ったりするけれど、ちょくちょく政治的・社会的な映画が混じりますね。これもそうした作品。
自らも出演しているけれど、M・ストリープ、T・クルーズと大スターをそろえ、大作に仕上げてはいるのだけど・・・

ちょっとアンバランスかな。
対テロ戦争戦略を打ち出して、大統領になろうともくろむ政治家(クルーズ)と、裏に仕組まれた真実を暴こうとする女性記者(ストリープ)の心理的な駆け引きのドラマと、理想をもって戦場へと赴く若者と、教え子の選択にとまどう大学教授(レッドフォード)のドラマが交錯するのだけれど、うまくかみ合ってないんですね。

腹黒な政治家アーヴィングと女性記者との駆け引きはハラハラするものがあって見応えはあるのだけれど(T・クルーズ、案外こういう役似合うな。満面の笑みをたたえつつ悪い奴という)、崇高な目的を持って戦地へと行くものの、その理想はあっという間に打ち砕かれ、無駄死にしてしまう悲劇の方が胸を打つ。
そこにレッドフォードの批判精神を見ることができるのだけれど、やはりもうちょっと二つのストーリーがうまくかみ合わなかったのかなあと思う。

ちょっと残念だなあと思った映画でした。

2018/02/09

「スルース」

本日の映画

スルース 【探偵】 [DVD]
movie-2 「スルース」  Sleuth 2007年米

DIR:ケネス・ブラナー
CAST:マイケル・ケイン、ジュード・ロウ
STORY:ベストセラー作家ワイクの豪邸に若手俳優ティンドルがやってくる。彼はワイクの妻マギーの浮気相手だった。贅沢な妻を満足させるため、宝石を盗みだすことをティンドルに提案するワイクだが・・・

☆☆☆「探偵〈スルース〉」のリメイク。

オリジナルは今作のケインの役がローレンス・オリヴィエ、ロウの役がケインだった。
アンソニー・シェイファーの戯曲の映画化で、二転三転のストーリーと、二人の演技派の演技合戦がとてもおもしろかった。

そして、このリメイク。
細かいところは違っているものの、おそらく大筋は同じだろうし、J・ロウはあまり得意ではないのでどうかな~と思いつつ見た。

でも、意外と楽しめましたね。
M・ケインvsJ・ロウの演技合戦もなかなかのもので、緊張感漂う画面の連続。何しろ登場人物は2人。演技がだめだめだったらそりゃ目もあてられられません・・・

これでねー、ストーリーを知らなかったらもっともっと楽しめたことでしょうね。
やはり、オリジナルを見た時の方が衝撃度は高かったし、ストーリー的にもオリジナルの方がさらなるひねりがあってよかったかな~

やっぱりリメイクって難しいですね。


2018/02/06

「この道は母へとつづく」

本日の映画

この道は母へとつづく [DVD]
movie-1 「この道は母へとつづく」  Ital Ianetz  2005年露

DIR:アンドレイ・クラフチューク
CAST:ユーリャ・スピリドノフ、マリヤ・クズネツォーワ、ダーリヤ・レスニコーワ
STORY:極寒のロシア孤児院の孤児たちにとっては裕福な家庭の用紙になることが唯一の希望だった。養子先が決まったワーニャもいったんは喜ぶが、ひょんなことから本当の母親に会いたいという気持ちが抑えきれず、ついに脱走してしまう。

☆☆☆実話を元にした映画。

これが現代の話だというので驚きますね。
多少誇張はあるにしても・・・

孤児院の職員たちは養子を斡旋することでお金を稼ごうとしているし、子供たちはボス格の少年らに牛耳られ上納しなければならない。女の子たちは売春で稼いでいる。

なんの希望もないまま、裕福な家に引き取られることだけを望む子供たちだが、主人公の少年は実母が生きていることを知って、とにかく会いたいと無謀にも脱走するのである。
しかしたった6歳。
たった一人でたどりつけるはずもなく・・・

でも、世の中捨てたもんじゃないのですね。
孤児院の職員たちのような悪い大人もいる一方、助けてくれる大人たちもいるわけで、いろいろありながら、次第に母親へと近づいていく。

その過程は一種の冒険映画のようでもあって、はらはらどきどき・・・
結末は甘いという声もあるようだけれど、実話ですからね。奇跡もあるのです!

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