映画・テレビ

2023/09/05

「僕が結婚を決めたワケ」

本日の映画


movie-3「僕が結婚を決めたワケ」 THE DILEMMA 2010年米


DIR:ロン・ハワード
CAST:ヴィンス・ヴォーン、ケヴィン・ジェームズ、ジェニファー・コネリー、ウィノナ・ライダー、クイーン・ラティファ、チャニング・テイタム
STORY:実業家のロニーはエンジニアである大学時代からの親友ニックとともにエンジンの開発をしている。ロニーは恋人との結婚に踏ん切りがつかなかったが、ついにプロポーズすることに。ところが、プロポーズ場所にと下見に訪れた植物園で、ニックの妻の浮気現場を目撃してしまう・・・


☆☆恋愛コメディ。
と聞いていたので、そのつもりで見始めたのだが・・・

確かに、V・ヴォーン主演だからコメディ?でもドタバタになるかも?途中、親友の妻が浮気相手に会いに行くのをつけて、最終的に大立ち回りになる場面ははちゃめちゃなんだけど、なんか笑えず・・・

それ以前に、親友に妻のことを言えずに悶々とし、イライラ、仕事にも影響、恋人との間もしっくりいかなくなる・・・というくだりがまったくコミカルでなく(いや目指したのかもだけど)、中途半端に深刻に描かれているので、もうどこで笑っていいかわからず・・・

ラストも完全にめでたしめでたしとは言わず、なんか不完全燃焼。なんで、この映画をロン・ハワードが撮ったのかしら・・・

いつもとおりおかしなQ・ラティファはよかったし、筋肉バカを演じたC・テイタムがじわるおもしろさだったのが救い。

2023/08/29

「ハイジ アルプスの物語」

本日の映画


movie-2 「ハイジ アルプスの物語」 HEIDI 2015年スイス独


DIR:アラン・グスポーナー
CAST:アウーク・シュテフェン、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン
STORY:両親を亡くした少女ハイジは、アルプスの山小屋で暮らす祖父アルムおんじのもとに預けられ、楽しい生活を送っていたが、大富豪のお嬢様クララの話相手としてフランクフルトの御屋敷へと連れて行かれる。ハイジとクララに友情が芽生えるが・・・

☆☆☆☆ヨハンナ・シュピリの児童文学の映画化。

ハイジといえば、なんといっても日本のアニメである。
「アルプスの少女ハイジ」は大好きなアニメで何度も見ている。
ハイジといえばこのアニメのイメージになってしまっているので、今までTV映画など何本か実写化を見てきたけれど、なんか違うよねと思っていた。

がしかし、この映画はワタクシのイメージ通り!
はじめはハイジに違和感があったけれど、おんじ、ペーター、ペーターのおばあさん、クララ、おばあさん、やロッテンマイヤーさん、セバスチャンまでぴったりのイメージ。
特におんじは、名優ブルーノ・タウトが演じているのだけれど、いろいろあって偏屈になっているけれど、孫思いのやさしいおじいさんという役柄にぴったりだった。

ストーリーも基本的にアニメの通り(原作も読んだけどどうだったか忘れました・・・)なのだけど、さすがに1時間50分の枠にすべてを詰め込むのは難しかったとみえて、時々すっ飛ばしていた笑
特に、ラスト、クララが立った!の場面は何の苦労もないじゃんという・・・
もうちょっとここは引き延ばした方が感動的だったのでは?などと思ったのだった。

いやでもはじめて満足のいくハイジ実写化でありました。

2023/08/23

「キャプテン・マーベル」

本日の映画


movie-1 「キャプテン・マーベル」 CAPTAIN MARVEL 2019年米


DIR:アンナ・ボーデン
CAST:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルスゾーン、ジャイモン・フンスー、リー・ペイス、アネット・ベニング、ジュード・ロウ
STORY:記憶を失った女性兵士のヴァースは、戦いの末、地球に墜落、そこでシールドのエージェント、ニック・フューリーと出会い、失われた記憶を探っていくが・・・

☆☆☆マーベル映画。

なんと!今年はじめての映画鑑賞である。普段、映画を見る余裕がないのだが、夏休みでちょっと余裕が出来たので・・・

マーベル映画は公開順でも順番にはみていないのだが、時系列にみた方がいいかも?と思って、これをチョイス。「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の次にあたる。
アベンジャー誕生の鍵を握るキャプテン・マーベルを主人公にした映画である。

はじめ、ちょっとストーリーがつかめなくて(まあ、主人公が記憶を失っているという設定なので当然か)、戸惑ったのだが、ニックを出会い、記憶を取り戻してきてから俄然おもしろくなってくる。

なんといっても、ヴァース=キャプテン・マーベルの強いこと!強すぎる気もするけれど笑
みていてスカッとしますね。
ブリー・ラーソン、意外とアクションもいけるんだなあと。

ニック・フューリーがおや?若いと思ったら、CGで若くしてるんですね。そりゃそうだ。ジャクソン、もう70を過ぎてるんだから。
ニックが片目になってしまった秘密が明かされるのだけど、そんなことだったのか!!苦笑・・・

さ、次はハルクをみるかな。

2023/03/18

第95回アカデミー賞授賞式を見て

最近はほとんど映画が見られない状況なのだが、アカデミー賞は毎年楽しみ。

今回の司会はジミー・キンメル。
意外と好きな司会者だけど、ちょいすべってるところもあったかな・・・
最後にいつものマット・デイモンねたが出たのは楽しい。

今回もいろいろな意味で驚きと感動に満ちた授賞式。

まずは、「エブリシング・エルリウェア・オール・アット・ワンス」(通所エブエブ)の7冠。
おもしろそうな映画だけれど、まさか作品賞までとるとは!
アカデミーはもっとまじめな映画が好きそうと思っていたので・・・

そして、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞はすべてエブエブへ。

主演女優賞は、初のアジア人女性受賞者となったミシェル・ヨー。
この人、アクションがカッコいいですよね~
助演女優賞は、ジャーミー・リー・カーティス!トニー・カーティスとジャネット・リーの娘にして、ホラークイーン。名コメディエンヌ。大ファンなのでうれしい。
助演男優賞は、キー・ホワイ・クワン。「インディ・ジョーンズ魔宮の伝説」や「グーニーズ」の子役として活躍したものの、その後俳優としてではなく、裏方として映画に関わり、この作品で完全復活!スピーチが感動的だった。ラスト、作品賞の発表でエブエブの関係者が壇上に登った際、プレゼンターのハリソン・フォードと抱き合う姿にも感動。

主演男優賞は、これまた大復活のブレンダン・フレイザー。「ハムナプトラ」シリーズ大好きだったんだよな~
私生活の数々の不幸による心身の不調からのカムバック。何よりだ。

脚色賞受賞のサラ・ポーリーにも拍手を!
女優としての出演もしてほしいなあと思うのだけど、やはり監督や脚本家に転身しちゃったのかな・・・

いやーやっぱり映画を見なきゃ!

 

2022/12/26

「美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント」

本日の映画


movie-10 「美女と野獣/ベルの素敵なプレゼント」 BEAUTY AND THE BEAST: THE ENCHANTED CHRISTMAS 1997年米

DIR:アンディ・ナイト
CAST(声の出演):ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、アンジェラ・ランズベリー、ジェリー・オーバック、デヴィッド・オグデン・ステアーズ、バーナデット・ピータース、ティム・カリー
STORY:ベルはクリスマスを祝おうと計画するが、自分の権力を保とうとする、パイプオルガンに変えられてしまったフォルテに邪魔されてしまうが・・・

☆☆☆OVA作品。

「美女と野獣」の続編・・・と聞いていたけれど、「美女と野獣」では描かれなかったエピソードなので、続編というよりは番外編かな。

「美女と野獣」はディズニーアニメの中で一番好きな作品で、実写版も好き。
これもずっと見る機会がなかったのだが、クリスマスの出来事を描いているということで、今回ちょうどいいやと思い見ることにした。
いや~この時期に見てよかったなと。クリスマス感たっぷり!

ベルが逃げ出しオオカミに襲われそうになったところを野獣が助けて城に戻ったあとのお話として描かれているのだが、本編にないキャラクターもいろいろと出てくるし、新曲も五曲ほど。

クリスマスにぴったりなあたたかいエピソード満載で、これはこれで楽しい。

声優さんも、チップ役の子をのぞいて本編と同じなのもいいですね。

これを見て、実写版をまた見て感動笑
アニメ版も入手しようかな?

2022/12/21

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」

本日の映画


movie-9 「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」 SOLO: A STAR WARS STORY 2018年米


DIR:ロン・ハワード
CAST:オールデン・エアエンライク、ウディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローヴァー、タンディ・ニュートン、ポール・ベタニー
STORY:銀河帝国の暗黒支配から逃れるべく幼なじみのキーラと脱出をはかるも失敗したハン。帝国軍の歩兵として戦場に送られたハンはチューバッカと出会う。

☆☆☆スター・ウォーズ外伝。

ワタクシはスター・ウォーズの4~6の大ファンなので、主要登場人物のハン・ソロの若い頃が描かれるというので楽しみにしていた。

ハン・ソロがなぜ皮肉屋になったのか、あの船を乗り回すようになったいきさつは?というのがわかってなるほどねと思ったり・・・
それより、チューバッカが盟友となった経緯がわかっておもしろかったり・・・
と、スター・ウォーズファンとしてはうれしいストーリーになっている。
でも、これから見た人は、全然ニヤリとはできないですね。ある程度知っていないと楽しめない気がする。

そして、最大の欠陥は、ハン・ソロがイメージと違うということ。
ハリソン・フォードのイメージになっちゃってるんで、いくらエアエンライクが頑張っても・・・ま、見てる方の問題と言えなくもないけれど。
せっかくのハワード監督なのに、なんだかな~
次に続くって感じだったけれど、その後は作られそうにない気がしますね。興行的にも失敗だったらしいし。
W・ハレルソンは彼らしい役でよかったのに、残念。

2022/09/03

「トロン:レガシー」

本日の映画


movie-8 「トロン:レガシー」 TRON: LEGACY 2010年米


DIR:ジョセフ・コシンスキー
CAST:ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド、マイケル・シーン、ブルース・ボックスライトナー
STORY:EMCOM社CEOフリンが姿を消して20年。息子サムのもとに父ケヴィンからメッセージが届き、昔父が営んでいたゲームセンターにいくとコンピューターシステムに入り込んでしまう・・・

☆☆☆1982年「トロン」の続編。

よもや続編ができると思っていなかった映画の続編である。
前作は世界で初めて本格的にCGを導入した作品。
とはいえ、この頃の映像を見返してみると、やっぱりまだまだなんですよね。当時は革新的だったのだろうけれど。
そして、前作は2回見たのだけど、2回とも、それほどおもしろくはないなーと思ったのだった。
なので、続編もどうかなあと・・・

結論的に言うと、前作よりおもしろかった。
ストーリーもよかったし(父と子の関係とか)、もちろんCGは格段の進歩を遂げていて、迫力満点のレース映像、バトル映像を見ることができる。

それに、ジェフ・ブリッジスがまた出演しているのがうれしい。
CGで若い頃のジェフも再現されていて、いや、確かに若い頃はあんなだった!味わいがあるのは年をとったジェフだけど・・・
あくまで主演はG・ヘドランドなんだけれど、圧倒的な存在感はジェフだ。
なんと、B・ボックスライトナーまで出演していてこれまたうれしい。

きちんと前作を踏襲しての今作なので、やはり前作を見てから鑑賞した方がよろしいかと。

2022/08/18

「瞳の奥の秘密」

本日の映画


movie-7 「瞳の奥の秘密」 EL SECRETO DE SUS OJOS 2009年アルゼンチン スペイン

DIR:フアン・ホセ・カンパネラ
CAST:リカルド・ダリン、ソレダ・ビジャミル、パブロ・ラゴ、ハビエル・ゴディーノ
STORY:刑事裁判所を定年退職したベンハミンは25年前の殺人事件を小説にしようと、かつての上司である検事イレーネの元を訪れる。25年前、被害者の夫が日々犯人の発見に執念を燃やす姿を見たベンハミンは、いったん終了となっていた捜査を再開するが・・・

☆☆☆アカデミー外国語映画賞受賞作。
公開された時から見たかった映画をようやく見ることができた。

アルゼンチン映画は数本しか見たことがないが、その中で一番おもしろい映画だった。
アカデミー賞会員が好む映画なのかな~というのはちょっと疑問だったけれど・・・

基本はミステリー。
現在と25年前を行き来しながら、25年前の残忍な殺人事件の真相に至るまでの道筋と、その後が描かれる。

ベンハミンの部下パブロはアル中で、捜査の邪魔になったり、パブロのせいでベンハミンが窮地に陥ったり・・・しかし、パブロの見事な推理で、犯人逮捕のきっかけをつかむ。上司イレーネの挑発により、犯人は思わず自白。これで解決と思いきや・・・
犯人は釈放されてしまうのだ。
当時、アルゼンチンは政情不安で、政治腐敗が進んでおり、理不尽な結果に、でもベンハミンにはなすすべはない。
その後の事件により、この件から手をひかざるをなかったベンハミンが25年後に知った真実は・・・
これは驚きだったが、考えてみるとヒントはあったんですね。登場人物の発言の中に。

そして浮かび上がってくるのは、この映画が愛の映画だということ。
妻を殺された夫の愛の物語、そして、ベンハミンの愛の物語と。
決してすっきりする結末ではないのだけれど、一方の愛の物語はもしかして・・・という余韻を残す。

早く見ればよかったな~

2022/07/29

「ワンダーウーマン 1984」

本日の映画

 

movie-6 「ワンダーウーマン 1984」 WONDER WOMAN 1984 2020年米

DIR:パティ・ジェンキンス
CAST:ガル・ガドット、クリス・パイン、クリステン・ウィグ、ペドロ・パスカル、ロビン・ライト、コニー・ニールセン
STORY:1984年。ダイアナはスミソニアン博物館で考古学者として働く傍ら、ワンダーウーマンとして人々を救っていた。なんでも願いがかなうという石を手に入れた実業家マックスの恐るべき陰謀により、世界崩壊の危機が訪れるが・・・

☆☆☆コミックヒーローもの第2弾。

1作目は第一次世界大戦下だったが、今回の舞台は冷戦下の1984年。
ワンダーウーマンは年を取らないんですね~
前作では人間の世界に初めてきて、世間知らずだったダイアナも、スマートな知的美人考古学者として登場、さらに魅力アップ!
もちろん、アクションもキレッキレでカッコいい。

しかし、2時間半はちょっと長いかな~
長いのもあってか、ラスト近くの戦いが案外盛り上がらないのだ。
敵の一人=チーターとの戦いがいまいちなのと、実業家マックスとの絡みもえ?それで終わっちゃうの?と思ってしまったし。

でも、まさかのスティーブ(クリス・パイン)再登場はうれしかった!
ダイアナとのシーン、せつなくなる・・・

そして、ラストに、なんとねーあの人が登場!!
ずいぶん年をとったけれど。これはもっとうれしい。

3作目もできるのかな?

 

2022/03/21

「ワンダーウーマン」

本日の映画


movie-5 「ワンダーウーマン」 WONDER WOMAN  2017年米

DIR:パティ・ジェンキンス
CAST:ガル・ガドット、クリス・パイン、ロビン・ライト、ダニー・ヒューストン、デヴィッド・シューリス、コニー・ニールセン
STORY:女性だけが暮らすアマゾネスの島に生まれ育ったプリンセスのダイアナ。外界から隔絶されている島にパイロットのスティーブが不時着。スティーブからドイツ軍の恐るべき野望を聞き、阻止すべく島を出るダイアナだったが・・・

☆☆☆コミックヒーローもの。

昔、リンダ・カーター主演のテレビシリーズがあったのは知っているのだけど、実際見たことはなかった。
強い女性ヒーローの話なんだよねというのは知っていたけれど、ふーん、こういう話だったんですね。

そして、勝手にマーベルコミック系かと思ってたら、違った!
スーパーマンとかバットマンなどのDCコミック系なんですねぇ。

アマゾネスのプリンセスという設定なので、人間界にくるとなんとも世間知らずで、ユーモアがうまれるし、スティーブとのロマンスなどもはさんでいるので、ずっと深刻なお話ではないところはいいですね。

ダイアナを演じるガル・ガドットがカッコいいんですね~
イスラエルの女優さんなのだが、イスラエルは兵役があって2年間軍隊生活を送っており、役作りに役立ったとのことで、アクションはなかなかにキレがありますね。

敵はゼウスの息子の軍神アレスなので、圧倒的に強いかと思いきや・・・
そうでもなかった!演じるのがシューリスなので、なんかあまり強そうじゃないという・・・そこがちょっと物足りなかったけれど、まずまずおもしろい映画だった。

 

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