ポール・アルテ『七番目の仮説』

本日の本
七番目の仮説 (ハヤカワ・ミステリ 1815 ツイスト博士シリーズ)
book-49 『七番目の仮説』 ポール・アルテ著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:ペスト患者として下宿屋から運び出される途中で忽然と姿を消した青年。すぐあとに、巡回中の巡査が異様な姿の人物に遭遇。言われたとおりゴミ箱のふたをあけるとそこには青年の死体が・・・

☆☆☆ツイスト博士シリーズ。

またもやこのシリーズ、奇妙な幕開け。
何世紀も前のペストの医者の格好をした男達、消失したと思ったらあらわれる死体・・・

と、この序章はあっさり終わってしまい、第2章からは別のお話が。
最終的には序章ともつながっていくのだけど、しばらくは、いかにもこちらをだましてるぞというお話が続く。いかにも怪しい雰囲気なのだけど、これまた何重構造にも構築されたストーリーで、やっぱりだまされましたね。

登場人物はすくないので、犯人の選択肢はあまりないのだけれど、犯人の周到さには恐れ入るばかり!怖いなあ、この犯人。


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コンドウアキ『ぐうたら休日~リラックマ生活7』 

本日の本
ぐうたら休日(ホリデー)―リラックマ生活〈7〉
book-48 『ぐうたら休日~リラックマ生活7』 コンドウアキ著 主婦と生活社

ついに出ました、リラックマの第7巻。待ってました~(と言う割りには、人から発売されたことを聞いたりする・・・)

いやー、やっぱり癒されますね。リラックマを読む(見る)と、もっと力を抜かなきゃと思う(いい意味で)。
そして、下手な啓蒙本より、含蓄のある言葉の数々。いちいち納得だ。

少しぐらい休んだってどうってことないな。
たまには荷物をおろさないと肩こるよな。
がんばるときは楽しい時だけでいいんだ。
楽できるところは楽すべし。
止まる日があってもいいんだ・・・etc.

今の自分のツボに入りまくりの本。繰り返し読みたいな。

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リリアン・J・ブラウン『猫はひげを自慢する』 

本日の本
猫はひげを自慢する (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-47 『猫はひげを自慢する』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:古書店からクィラランが持ち帰った古本の入っていた箱に興味を示したココ。なぜなのかクィラランが調べていた矢先、ある女性が蜂に刺されて亡くなる。その頃パリに行っていた恋人ポリーが・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第29弾。

このシリーズもここ何作は、なんか事件が起こらないなあと読み進めるうちに、後半になってようやく事件が起こり、あれ?と思ううちに勝手に?解決してしまうというパターンだったが、この作品もしかり。

なので、だらだらと読んでいたのだが、いきなり衝撃的な展開。えー、なんでーと思うだろうなあ、みんな。あまりに突然の出来事なものだから、そして、あまりにあっさりその話しは終わってしまうものだから、驚きで目を丸くしたままだったところに、最後の最後にさらなる爆弾が!

このシリーズも次作からは新たな展開があるんでしょうね。作者もマンネリを嫌ったのかなあ。
いや、思い切ったなあ。とある意味感心。

先が気になるので次が早く出ないかしらん。
(あ、全然ミステリーの感想になってない・・・)

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リリアン・J・ブラウン『猫は爆弾を落とす』 

本日の本
猫は爆弾を落とす (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-46 『猫は爆弾を落とす』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:町誕生150周年の記念イベントでにぎわうピカックスにある青年がやってきた途端、不審な出来事が続いた。一方、クィラランは記念イベントを成功させようと奔走するが・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第28弾。

町の人たちが楽しいこのシリーズだが、今回は2人いなくなってしまった。なんだか寂しい・・・
まあどんどん登場人物が増えてくるから、仕方ないことなんでしょうけれど。

今回も登場人物達のおしゃべりを十分楽しんだのだが、あれ?事件がなかなか起きないなあ。
なんとなく事件がおきてなんとなく解決して終わってしまった(笑)。
だんだんミステリー色が薄くなっていくけれど、ミステリーとしてではないおもしろさがあるので、やっぱり読んじゃいますね。

これで日本で出版されているのはあと一冊!

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リリアン・J・ブラウン『猫はバナナの皮をむく』 

本日の本
猫はバナナの皮をむく (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-45 『猫はバナナの皮をむく』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:バナナ・ダイエットにはげむクィラランは、新しく町にやってきた男が女性の人気を集め、ポリーも関心をしめしたとあってはおもしろくない。一方、ココはバナナの皮を集めて人を転ばせようとたくらむ・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第27弾。

クィラランの恋人ポリーが新しい書店をオープンさせるので大忙し、クィラランはポリーとあまりあえなくてつまらない上に、嫌いなバナナを食べるはめになっておもしろくない。
というはじまりで、何か事件が起こるかなあと思うと、なかなかおこらず・・・

でも、犯人はかなり早い段階でわかってしまったのだった。まだ事件がおこってもないのにね。ココはさすがだな!ヒントを示してくれるんですね。
というよりは、あまりに怪しんだな、この人物(笑)。

で、案の定思った通りの展開。
なのだけど、ちょっとすっきりしなかったですね。未解決事項が多すぎて・・・

だんだん、こんな感じになってきたこのシリーズ、ミステリーとしては先を危ぶまれますが、ワタクシ、なんだかんだいってずっとファンなんですね。

※次回更新は25日(日)となる予定です。

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ポール・アルテ『赤髯王の呪い』

本日の本
赤髯王の呪い (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1790)
book-44 『赤髯王の呪い』 ポール・アルテ著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:1948年のロンドン。エチエンヌは故郷アルザスの兄からの手紙に驚愕。16年前に赤髯王ごっこの呪いか、殺されたドイツ人少女の姿を見かけたというのだ。友人に紹介されたツイスト博士に相談するエチエンヌだったが・・・

☆☆☆中編「赤髯王の呪い」他短編3本をおさめる。

この中編は、『第四の扉』が刊行される前に友人が50部ほど私家版として作ったくれたものらしいが、これがなかなかよい。
ここでもしっかり不可能犯罪的要素、オカルティックな雰囲気は健在。
のみならず、アルザスの悲しい歴史を盛り込み、余韻を残すラスト。哀愁を帯びた作品。

そして、3つの短編のうち、「死者は真夜中に踊る」が一番いい出来かな。
あの人物が、そんなことのために殺されたとは・・・なんてことでしょう。

「ローレライの呼び声」のトリックは、なるほどと思ったけれど、「コニャック殺人事件」のトリックはかなりちからわざ的というか、ある意味大胆ですね。

うー、この人の本は、何を書いてもネタバレになっちゃいそうで、感想書くの大変です・・・

長編だけでなく短編もおもしろいので、是非もっと書いてほしいなあ。

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野瀬泰申『天ぷらにソースをかけますか?』

本日の本
天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線 (新潮文庫)
book-43 『天ぷらにソースをかけますか?』 野瀬泰申著 新潮文庫

実に興味深い1冊でした!
ネットで集めた情報をもとに、食の境界線を調べた本である。

表題からして、え?天ぷらにソース?
冷やし中華にマヨネーズ?
お赤飯に甘納豆?
うーむ、日本の食べ物も奥が深いですねぇ。自分ではありえない、と思っても、その地方では当たり前なわけで。まだまだ食べたことのないものや食べ方が日本中にころがってるぞ。

そういえば、子供の頃、九州に引っ越した時、鶏のことをかしわと呼ぶとか、ねぎといって売っているねぎが青いとか、うどん屋さんに入ると揚げ玉(天かす)がフツーにおいてあってタダでのっけられるとか、ゆず胡椒といいながら胡椒ではない・・・などといったことに驚いたものだった。すぐに慣れましたけどね。

最終章の「東海道における食文化の境界」がまたおもしろい。
東京から京都まで35日かけて歩いて食の境界を自分の足で確かめたルポ。

サンマーメン地帯が意外に広いとか、イルカを食べる地帯があるということ(ワタクシの出身地茅ヶ崎では食べませんでした)、白ねぎと青ねぎの境が意外に東よりだったということ、などなど。感心することばかり。

まだまだ知らない食文化がありそうだ。


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ポール・アルテ『狂人の部屋』

本日の本
狂人の部屋 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1801 ツイスト博士シリーズ)
book-42 『狂人の部屋』 ポール・アルテ著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:100年前に部屋に引きこもっていた青年が怪死して以来、その部屋を開けることのなかったハットン荘。現当主のハリスがその部屋を開けた途端、窓から転落して死亡、部屋の絨毯は100年前の事件の時と同様、水でぐっしょり濡れていた・・・

☆☆☆☆ツイスト博士シリーズ第4弾。

これ、前作よりおもしろい!

昔の不可解な事件、再び繰り返される死、よみがえった死者、不気味な予言・・・
オカルト的要素たっぷりなのだけど、最後にあかされる謎が見事。なるほどねぇ。それぞれにちゃんと意味があったんだな。
3つの死がちゃんと解き明かされる。
ぐっしょり濡れた絨毯の謎は、3つの死それぞれの理由があった、というところなど、とてもよく出来ている。

犯人も意外で・・・
いやしかし、この犯人の用意周到さ、計画の遠大さは驚き!

やっぱりいいなあ、このカー的雰囲気。
次作も楽しみだ。

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ポール・アルテ『カーテンの陰の死』 

本日の本
カーテンの陰の死 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1773)
book-41 『カーテンの陰の死』 ポール・アルテ著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:殺人現場に偶然居合わせたマージョリーは、自分の住む下宿屋に犯人が入っていくのを目撃する。ほどなく、ハースト警部に殺人が起きそうだと相談していた、同じ下宿屋に住む老嬢が不可解な死をとげて・・・

☆☆☆ツイスト博士シリーズ第3弾。

冒頭に、カーとクリスティーとステーマンに捧げるとある。

奇妙な密室状態での殺人を扱っていて、前2作に引き続き、カー的であることは間違いないし、殺人事件が起きそうだという老嬢が警視庁に現れたりするところはクリスティー的。そして、犯人がある下宿屋に住むことが判明するというのは、ステーマンの「殺人者は21番地に住む」ですね。
これ、アンリ・ジョルジョ・クルーゾー監督で映画化もされている(「犯人は21番に住む」)。確かにこの映画見ているのだけれど、全然覚えていない(笑)。

とまあ、いろいろな作家へのオマージュとなっているわけで、黄金期ミステリーの大ファンとしてはわくわくもの。今回も一気に読んだ。

犯人が意外な人物で驚いたが、トリックはかなり大胆。こういう密室もあるかと感心(やや強引なトリックとも言えるが)。

しかし、しかし、もっと驚きはエピローグ。さらに仕掛けがあったとは!
現在の事件と過去の事件が結びついた時・・・
うーむ、この人のミステリーは最後の最後まで気がぬけませんね。


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ポール・アルテ『死が招く』 

本日の本
死が招く―ツイスト博士シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
book-40 『死が招く』 ポール・アルテ著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:内側から錠のかかった部屋でミステリ作家が鍋に顔と手を突っ込み、銃をにぎりしめて死んでいた。テーブルの上の料理はできたてなのに、遺体は死後24時間が経過していた。この状況は作家が構想中だった小説にそっくりで・・・

☆☆☆ツイスト博士シリーズ第2弾。

短いストーリーの中にいろいろな要素が盛り込まれていて、めまぐるしい展開。
密室、幽霊、奇怪な死に様、双子の兄弟、精神に異常をきたした娘、奇術師・・・
またまたカーっぽいお膳立てである。

二転三転(犯人が、というだけでなく○○○も)、実際の事件、構想中の小説、過去の事件と、行きつ戻りつ、いやうまいなあ。
トリックもおもしろかったのだが、なんのために犯人が密室を作り出したかという謎には感心。

と、一気に読んだのだけれど、実はワタクシ、犯人がわかったしまったんですね。主たる動機もなんとなく・・・
最初の方にも怪しげな行動が出てくるけれど、半ばすぎでこれは?!と確信。

いやでも、たとえこの人が犯人だ!と感じたとしても、決して興をそがれることはなく、最後までおもしろく読むことができた。

やせの大食いの博士もなかなかいいキャラだが(1作目ではあまりどんな人物かわからなかった)、とぼけた雰囲気の相棒?ハースト警部もナイス。3作目以降も登場してくれるだろうか・・・

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ポール・アルテ『第四の扉』 

本日の本
第四の扉―ツイスト博士シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
book-39 『第四の扉』 ポール・アルテ著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:オックスフォード近郊のダーンリー家には、数年前密室で死体となって発見された夫人の幽霊が出るという噂があった。その家に霊能力があるというラティマー夫妻が越して以来、不思議な事件が次々と起こる。隣人の作家アーサーが襲われ息子のヘンリーが失踪。そして、また密室殺人が・・・

☆☆☆☆フランスのディィスン・カーと称される、ポール・アルテ。
黄金期のミステリの大ファンのワタクシとしては、カーと聞けば読まざるをえない。

確かに、この怪奇趣味、密室、不可能犯罪とくれば、カーですね。ただし、カーほどにはけれん味はない。

しかし、とても凝った作品だ。
何重構造にもなったミステリで(あんまり書くとネタバレになるので苦しいところ)、最終章にいたって、へーと感心。ところが、ラスト1ページでさらにがくんと落とされる。まさか、こんな結末とは!いやー驚きだ。
謎解き役は最後の最後に出てくるツイスト博士という人物なのだけど、まさに、この小説自体がツイストなんである。

ある人物の死の真相は、やや偶然にたよりすぎ?という気もしないではないのだが、そんなことは気にならなくなってしまう結末。

カーにはない展開で、他の作品も読んでみたくなりました。

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西村淳『面白南極料理人 笑う食卓』

本日の本
笑う食卓―面白南極料理人 (新潮文庫)
book-38 『面白南極料理人 笑う食卓』 西村淳著 新潮文庫

前作をおもしろく読んだので、2冊目も。

今回は、30次観測隊同行時と38次観測隊同行時の両方のエピソードが書かれており、前作の隙間を埋めた感じの本となっている。
しかし、今回の本にはたくさんのレシピが載っていて、より実用的?

あいかわらず、少ない材料から創意工夫して、料理を作る技、あまりすぎの食材を使う工夫など、そのアイディアはさすが!
使えそうなアイディア満載である。

文章がやや読みにくいのが難点だが(ちょっと筆がすべりすぎ?)、おもしろいことにはかわりない。

さて第3弾も読むぞ!と思ったら、家のどこかに絶対あるはずなのに、見つからない・・・


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西村淳『面白南極料理人』

本日の本
面白南極料理人 (新潮文庫)
book-37 『面白南極料理人』 西村淳著 新潮文庫

だいぶ前から家にころがっていた本なのだが、なんとなく読む機会を逸してしまっていた。
と、映画が公開されると聞いて、そうだ!読もう!と思った次第。
しかし、主人公を堺雅人がやるとは、なんかイメージ違うなあ・・・映画自体はおもしろそうですけどね。

昭和基地から1000キロも離れたドーム基地に仲間8人とともに越冬した記録なのだが、これは相当過酷な体験だったことだろう。寒い、何もない、不便、狭い場所での人間関係・・・
ところが、筆者、かなり軽いノリなのだ。というか、いろいろあったことは伺わせるものの、あえて軽いノリで乗り切ったというか。

どうにも我慢のならない隊員とか、かなり困ったお客さんとか、言葉のはしばしに見え隠れするものの、そんなものをふっとばす豪快さがあるんですね、この方。

そして、最大の武器は料理。
不満の固まりが爆発しそうになっても、おいしいものを食べればみんなニコニコ。その場はうまくおさまる。

足りない材料で(もしくは多く備蓄されすぎた食材で)、みんなの希望にできるだけ添うよう作られたお料理はどれもおいしそう。

続編も読もう。

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リリアン・J・ブラウン『猫は七面鳥とおしゃべりする』

本日の本
猫は七面鳥とおしゃべりする (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-36 『猫は七面鳥とおしゃべりする』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:ピカックスの町が150周年を迎えようとしていた矢先、元新聞記者の大富豪クィラランの土地で男性の死体が発見される。その時刻、飼い猫ココがおそろしいうなり声をあげていた・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第26弾。
すごいですねぇ、このシリーズ。長寿シリーズです。

次第にこのシリーズもミステリー色が薄くなって、だんだん殺人事件なんかもどうでもよくなる展開(笑)。本作でも殺人事件は起きるけれど、これは脇すじで、メインの事件が起こるのかなあと思っていたら、そのまま終わってしまった・・・

いやでも許せるんですね。
おなじみの面々が楽しいし、クィラランとココがどうなったかがわかればいいわけで。

安心して読むことができるシリーズだけれど、ミステリーとしては初期の頃の作品が圧倒的にできがいいわけで、未読の方はまずは最初の方から読んでいただきたいですね。

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池田光雅『スイス奥の細道』 

本日の本
スイス奥の細道―私流・旅の心得
book-35 『スイス奥の細道』 池田光雅著 光人社

スイス本第5弾。これが旅行前最後のスイス本となった。
案外読めなかったなあ、今年は。もっと念入りにリサーチしたかったところだが・・・まあいつもこんな感じですが。

この筆者のスイス本としては上級編。
かなりマニアックな知識も多いけれど、参考になることも、もちろんあり。たとえば、スーパーミグロの中にカフェテリアレストランがあって、安くて昼食などに便利だとか・・・
もっともこの本、10年ほど前のものなので、使えるものかどうかは不明である。そんなにかわってるハズはないとは思うけど。

残念だったのは、ガイド役をつとめた際のぼやきというかグチが多いこと。前半はこういう話しばかり。気持ちはわかるのだけど、さあこれから楽しくスイス旅行をしようと思って読むこちらとしてはやや興ざめ。
というところも上級編といえましょうか・・・

※明日より夏休みです。次回更新は12日となる予定です。

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宮崎哲弥『映画365本』

本日の本
映画365本 DVDで世界を読む (朝日新書)
book-34 『映画365本』 宮崎哲弥著  朝日新書

本屋でパラパラと見たら、自分の好みの映画がたくさん載っていたので、ついつい買ってしまった。

実際、読んでみると、映画の好みが結構一致。
ただし、宮崎氏みたいに、ためになる映画しか観ない、実用的なものしか見ないということはない。
しかし、映画はおもしろくなくては、という意見には大賛成。小難しい映画、苦手なんである。
この本のコンセプトは、「おもしろくてためになる映画の紹介」だけれど、まあワタクシはおもしろければそれでいいんです。
なるほど、こういう見方もあるのかと感心したりはしますが。

観た映画はたくさんあるけれど、未見のもの、しかも存在を知らなかったものもあったりして、うーん、観なきゃって思う映画が増えちゃった。どうしよう・・・

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東海林さだお『ショージ君の養生訓』

本日の本
ショージ君の養生訓 (文春文庫)
book-33 『ショージ君の養生訓』 東海林さだお著  文春文庫

ショージ君の健康法に関するエッセイを集めたもの。
読んだことのあるものもあるが、読んだことのないのもあり。イヤ別に、全部読んだことあっても多分買うんでしょうけど。何度読んでもおもしろいですからね。

にんにく注射、健康雑誌に載ってるあらゆる健康法、人間ドックなどなど、いろんなことを試してみるショージ君。チャレンジャーだなあ。好奇心旺盛というか。

自分じゃ試してみないとは思うけど、笑えました。

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椎名誠『極北の狩人』

本日の本
極北の狩人―アラスカ、カナダ、ロシアの北極圏をいく (講談社文庫)
book-32 『極北の狩人』 椎名誠著 講談社文庫

アラスカ、カナダ、ロシアの北極圏を行くシーナ氏の旅。

極北といえば、なんといっても、本多勝一氏の『極限の民族』。『カナダ・エスキモー』、『ニューギニア高知人』、『アラビアの遊牧民』の三部作からなるルポ。ワタクシがこうしたルポを読むきっかけを作ってくれた本で、特に『カナダ・エスキモー』は何度も読み返している。
シーナ氏のルポはどうか。

シーナ氏も好奇心旺盛で何でも体験してやろうというという人だから、カリブーの肉から、ホヤとり、セイウチの発酵肉まで・・・

アラスカのエスキモー、カナダのイヌイットの話しはよく読んだり見たりするのだけど、シベリアの狩猟民族の話ははじめてで、興味深い。

それにしても、アラスカの蚊はすごくて(ワタクシだったらとても耐えられない)、お酒が飲めないのもつらいし、やっぱり読むだけ、になりそうだ。イッカクが出るまでひたすら待つだけ、という取材も忍耐が必要。
さすがにお酒なし、はシーナ氏もつらそうだけれど、適応能力はスゴイな。

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トーマスクック'09夏・秋ヨーロッパ鉄道時刻表

トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表09夏・秋号
旅の必需品、トーマスクックの鉄道時刻表を購入。
さっそくぺらぺらと・・・

しかし、代表的な路線しか乗ってないんですね、当然ながら。
ホントは、スイス公式時刻表を買えばいいんでしょうけど(これなら細かいところまでのってるらしい)、すごい分厚さらしいし、そんなものを持っては出かけられない。トーマスクックだって行く国のところを破って持って行くわけですから。

結局、細かい路線はスイス国鉄のオンライン時刻表で調べて印刷して持っていく他なさそうだ。

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東海林さだお『おでんの丸かじり』

本日の本
おでんの丸かじり (文春文庫)
book-31 『おでんの丸かじり』 東海林さだお著  文春文庫

おまたせ!丸かじりシリーズ文庫版最新版。
いやはやよく続きますね。食の話題はつきないんですねぇ。

今回も文句なくおもしろい。
そしてハゲシクうなづいてしまう。
心の隅でひそかに思っていたことを書いてくれるんですね。そうそう、といいながら今回も一気読み。

新しい食べ物にもしっかり挑戦。駝鳥、山羊料理、静岡おでん、恵方巻(この頃はやりはじめた)・・・
このシリーズを読むたびに、食にもいろいろ挑戦していこうと思ったりするのであります。

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池田光雅『スイス個人旅行術』

本日の本
スイス個人旅行術―今すぐ役立つ実践テクニック
book-30 『スイス個人旅行術』 池田光雅著 双葉社

スイス本第4弾。

どんどん読みますよ~スイス本。
これこそ、最初に読むべきでしたね。

旅程からホテル、食事、交通、買い物まで。個人旅行に必要な要素は網羅されており、これは参考になる。いろいろとメモりたくなりました。

文庫で出てたら持っていきたくなるくらい。
もう10年以上も前の本だけれど、十分使える本だと思う(できれば改訂版があったらいいけど)。

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『スイス鉄道の旅』

スイス鉄道の旅 (地球の歩き方BY TRAIN)
先日見つけることができなかった、ガイドブックを発見。
地球の歩き方BY TRIANシリーズの1冊である。

スイス旅行は鉄道での移動になるのでこれは必須。

ガイドブックはガイドブックでも、写真もたっぷりだし、読み物としても充実。
プラス、実用的な知識もあって、なかなか。

しいていえば、路線図がもうちょっと充実していたらよかったかなと。

さあ、勉強、勉強。

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池田光雅『スイス山岳列車の旅』

本日の本
スイス山岳列車の旅
book-29 『スイス山岳列車の旅』 池田光雅著 東京書籍

スイス本第3弾。

今回のスイスの旅は、もっぱら列車での移動になるため、参考になるに違いないと思い読んでみた。
超有名路線から、少々マニアックな路線まで。いずれも魅力的なコース満載で、ここも乗ってみたいな、あそこもいいなあという具合に夢はふくらむ。
実際は、それほど乗ることはできないのだけど・・・

ガイドブックではないので、実際的な詳しい情報が載っているわけではないけれど、どれに乗ろうかなと決める手助けにはなる。

写真もきれいで、ペラペラとめくっているだけでも楽しい本。


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吉越浩一郎『デッドライン仕事術』

本日の本
デッドライン仕事術 (祥伝社新書)
book-28 『デッドライン仕事術』 吉越浩一郎著  祥伝社新書

最近、いかに残業をしないかということに頭を悩ませており、そんな時に出会ったのがこの本。トリンプの元社長さんの本である。

この本のコンセプトは、「就業時間も仕事もすべて締切を設定する」ということ。

うーん、言うことは頭ではわかるんですけどねぇ。とにかくさばききれないほどの仕事が目の前にあるものだからどうしても残業せざるを得ないところがあるのだ。ワタクシだって好きで残業してるわけじゃないので・・・(むしろ残業はキライ)。

効率よく働いてしっかり休む。これは理想。でも、オーバーワークで週末はぐったり、ということが多いのが悲しいところ。

この本に書かれていることを全部実践したら、いいなあという一方、疲れそうな気もしてしまった。まあ、でもメリハリをつける、ということは是非実践したい。

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池田光雅『スイス・アルプスひとり歩き術』

本日の本

book-27 『スイス・アルプスひとり歩き術』 池田光雅著 晶文社

スイス本第2弾。

やっぱり、この本から読めばよかったな。

・乗り物
・宿泊と食事
・リゾートと展望台
・伝統と風俗
のパートに分けて、スイス旅行の極意が書かれている。
入門編としてもよし、中級編としてもよし。
スイス旅行のちょっとしたコツが書かれていて、大変参考になりますね。

特にワタクシ的には、食事や飲み物のパートが参考になった。
スイスって食には期待できないのだけど、なんとかなりそう。
ふーん、スイスって白ワインが基本なんですね。

ただ、1995年に出た本なので、データが古い部分もあるかもしれないのが難点。

スイス・アルプスひとり歩き術スイス・アルプスひとり歩き術
池田 光雅


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「カンフー・パンダ」

本日の映画
カンフー・パンダ スペシャル・エディション [DVD]
movie-26 「カンフー・パンダ」 Kung Fu Panda  2007米

DIR:マーク・オズボーン
CAST(声の出演):ジャック・ブラック、ダスティン・ホフマン、アンジェリーナ・ジョリー、イアン・マクシェーン、ジャッキー・チェン、ジェームズ・ホン、マイケル・クラーク・ダンカン
STORY:偶然から龍の戦士に選ばれた、パンダのポー。脱獄したタイ・ランに対抗すべく、カンフーの達人に弟子入りするが、根がぐーたらなポーが本物の戦士となれるだろうか・・・

☆☆☆カンフー映画がアニメになるとは・・・

実を言うと、アメリカのアニメーションの絵はあんまり好きじゃあない。
これもしかり。やっぱり日本のアニメの方が繊細だし、絵がきれい。
見始めてしばらくはどうも違和感があったのだが・・・
だんだんこの絵にも慣れて、最後は気にならなくなった。

ストーリーはありがちな成長物なのだけど、ツボは押さえてある。
アクションあり、笑いあり、感動あり・・・ユーモアたっぷりなのがよろしい。
最初は絵が気になっていたけれど、なんだかんだいって、後半は集中して見てしまった。

ジャッキー・チェンが武術のアドバイスをしてるんですね。どうりで本格的。ちなみに、声優としてもジャッキーは参加。

それだけじゃない。声優人がとっても豪華。はまり役(体格的にも・・・)のポー役、J・ブラックをはじめとして、D・ホフマン、A・ジョリーなどなど。
ハリウッド俳優って吹き替えうまいなあ。日本で、声優さんじゃない俳優が吹き替えたりすると、ちょっと微妙なのですが・・・

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椎名誠『わしらは怪しい雑魚釣り隊』

本日の本
わしらは怪しい雑魚釣り隊 (新潮文庫)
book-26 『わしらは怪しい雑魚釣り隊』 椎名誠著 新潮文庫

久々の怪しい探検隊シリーズ。

アフリカやらバリ島やら、国際的に格調高く?なってきたところで終わってしまっていたので、もうこれで探検隊シリーズも出ないかなと思っていたところに、登場のシリーズ、うれしい。

しかも、原点に立ち返って・・・
つまり、相当お馬鹿、むちゃくちゃ、大騒ぎ。

シーナ氏は釣りはそんなに得意ではなさそうなのだが、釣ることに目的があるわけではないのでいいのだ。

このばかばかしさがいいんですね。

怪しい探検隊シリーズ、これからもどんどん出していただきたい。

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池田光雅『スイス・アルプス山里めぐり』

本日の本
スイス・アルプス山里めぐり―ゆったり旅の完全ガイド
book-25 『スイス・アルプス山里めぐり』 池田光雅著 双葉社

今年の夏の旅先も決まったところで、徐々に研究をと思い借りた本。

筆者の方は、スイス(個人)旅行のプロ?とでもいうべき方のようで、たくさんのスイス本を出している。
その中からまず第一冊目にこの本を選んだのだが、それは単に、割合新しい本だったからに過ぎない(笑)。
多分、この本を読む前に、『スイス・アルプスひとり歩き術』や『スイス個人旅行術』、『スイス・アルプス鉄道の旅』なんかを先に読んだ方がよかった気がする。
どちらかというと中級者向けの本といえる。

でも、ホテルの裏話や、なかなか情報を得られないようなポイントも書かれており、十分参考になる。

今度トーマス・クックの時刻表を買おうと思っていたのだが、意外と網羅されていないとのことで、スイス国鉄製作の時刻表を入手しようかなあと考え中(ネットでもファイルが入手できそうではあるけれど)。

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地球の歩き方 スイス

A18 地球の歩き方 スイス 2009~2010
今年の夏の旅行はスイスに決定!実に14年ぶり(多分)のスイスだ。

ということで、最近出たばかりの地球の歩き方を購入。ホントは、地球の歩き方BY TRAINのシリーズで『スイス鉄道の旅』も欲しかったのだが、売っていなかった。これも入手しなければ。それとトーマス・クックも来月になったら夏版が出ると思うから買おう。

去年も、事前にいろいろと本を読んでいたわりにはしっかり計画を練っておらず、結局現地に行ってから毎夜、翌日のプランを練るという状況だったので(笑)、今年はもう少し、きちんと計画を立てておきたいもの・・・無理か・・・

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勝間和代『断る力』

本日の本
断る力 (文春新書)
book-24 『断る力』 勝間和代著 文春新書

勝間さんの本には前から興味はあったのて、いつも立ち読みしていたのだが、とうとう買ってみた。断る力、ワタクシには欠けていると思ったので・・・

ワタクシは常日頃無茶な依頼をいかにして断るかを考えつつも、結局断れずに多少無理していてもやってしまう。

でも断る力というのは、ワタクシがイメージしていたのとちょっと違った・・・というよりそれほど単純な話ではなかった。

この本で説かれているのは、自分の得意不得意を見極めて、得意な仕事に全力投球せよ、無理に人にあわせようとせず、自分の軸をしっかりもって仕事せよetc・・・

これがなかなか難しい!
いちいちもっともだなあとは思うのだが、今一歩踏み出すのは難しい。得意な分野だろうと不得意な分野だろうと頼まれれば、ついつい全力投球してしまうし、組織の中にいるとどうしても和を重んじてしまうもので・・・

しかし、これがストレスを大きくしているのも事実で、なんとかしたいと思っているところだったので、なるほどと大きく頷いたのだった。
といっても、すぐに断る力がつくわけでもないし、これからも悩む日々は続きそうだ。

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かなつ久美『ビバ☆オヤジ酒場』

本日の本
ビバ・オヤジ酒場―酔っ払いヴィジュアル系
book-23 『ビバ☆オヤジ酒場』 かなつ久美著 ワニブックス

ホルモンのお店とか、立ち飲み屋とかににわかに興味を持っている今日この頃。
オヤジ酒場も魅力的!

これまたディープな世界だなあ。でもおいしそうなお店ばっかり。なかなか入るのは勇気がいりそうなお店もあるけれど・・・

特に前々から入りたいと思っているのが、荻窪駅前の「鳥もと」。一時期よく仕事で荻窪に行っていたのだが、昼くらいからもう一杯やっている人たちがたくさんいて、いいなあと。

飲みの世界もまだまだ奥深いな~


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リリアン・J・ブラウン『猫は銀幕にデビューする』

本日の本
猫は銀幕にデビューする (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-22 『猫は銀幕にデビューする』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:ピカックスに60年ぶりにハリウッドから戻ってきたセルマ。ハリウッドではクラブの経営で大成功をおさめた彼女は甥と共同で映画館をつくるという。しかし、セルマの周りでは不穏な事件が相次いで・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第25弾。

今回は、魅力的なキャラが登場。81歳のセルマという老婦人で、ハリウッドで事業に成功したのち、久々に帰郷し、大きなお屋敷を買い取り、映画館を作ろうとする。陽気で元気いっぱい、行動力のあるセルマ。時々このシリーズで活躍する、主人公クィルの探偵助手をつとめる老婦人のセシーリアもいいキャラなのだが、セルマもとても魅力的。

というところが本書の読みどころで、例によってミステリー要素はかなり薄い。犯人もバレバレだし・・・

でも、結末は好きだな。クィラランも感傷的になるラストで、ちょっともの悲しかったです。

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高山なおみ『日々ごはん⑩』

本日の本
日々ごはん〈10〉
book-21 『日々ごはん⑩』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記の10作目。この本が出た頃にはウェブ上の日記は終了していたわけだが、このあと12巻目までは出るらしい。

巻を重ねるごとにどんどん自由になっているなあと思う。今やりたいことをやって、今食べたいものを食べて・・・
仕事も自分が本当にしたいと思った仕事を選ぶ。難しいことだけどうらやましい。

心の声に従って日々生活していくこと。
是非とも心がけたいなあ。

あと2巻しかない(いつ出るんだろう?)のが残念だ。

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ジェイニー・ボライソー『待ちに待った個展の夜に』

本日の本
待ちに待った個展の夜に (創元推理文庫)
book-20 『待ちに待った個展の夜に』 ジェイニー・ボライソー著 創元推理文庫

STORY:ようやく念願かなって個展が開かれることになったローズ。両親も駆けつけ準備が整った個展の前夜、友人エッタの息子が急死。不審な死とあって警察が乗り出してくる。しかし、悲しむ友人のため、ローズも事件に乗り出す・・・

☆☆☆コーンウォールミステリ第4弾。

このシリーズが好きなのは(いつも書いているけど)、コーンウォールミステリ地方が魅力的なこと、主人公ローズがワイン好きなこと、そしてローズのお料理がどれもおいしそうなこと、による。
今回も、もちろんそうした要素は詰め込まれていて気軽に楽しめるミステリだった。

主人公が美人でスタイルもよくて男性にモテモテで、お料理がプロ並みで、絵の才能もあって・・・
というのは少々出来すぎだけれど、すぐに突っ走ってしまうとか、何か言われると反対の行動に出てしまうというのが欠点といえば欠点。
そして、男性に対して素直になれないところも!
元恋人になってしまったピアース警部、とってもいい男みたいなのになあ。なんで進展しないんだ?とこっちがやきもきしちゃう(笑)
次作でどうなることやら・・・

あ、ミステリについては何ら言及しませんでしたね。

ま、いつも通り、ミステリとしては結構ゆるい感じ。こう展開しそうだったのに、そういうオチかという・・・
コージーミステリなのでこれでいいんですけどね。

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椎名誠『『十五少年漂流記』への旅』

本日の本
『十五少年漂流記』への旅 (新潮選書)
book-19 『『十五少年漂流記』への旅』 椎名誠著 新潮社

ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』のモデルになった島はどこか?を探求する旅本である。

知らなかったが、まったくの架空の島かと思いきや、ちゃんとモデルになった島があったらしいのですね。
ずっと、マゼラン海峡にあると思われていたのが、もしかするとニュージーランドの島ではないか?という説をもとに、その島に実際に行ってみるのである。
今となっては本当のところはわからないけれど、確かにそうかもしれないと思う。

シーナ氏にとって、『十五少年漂流記』は原点とも言うべき作品とのこと。それで、漂流物や冒険物、遭難物が好きなのですね。
ワタクシは、『十五少年漂流記』より『ロビンソン・クルーソー』、『家族ロビンソン』が好きだけれど、子供の頃読んだこれらの本はずっと好きで何度も読み返したもの。そして、ワタクシも漂流物、冒険物は大好き。子供の頃に読んだ本というのはその後の読書や大げさに言えば人生にも大きな影響を与えるものなんだなとつくづく思う。

まあワタクシには本を読んで、さて地球の裏側まで行ってみようという気力まではないけれど、そこがシーナ氏のすごいところ。好奇心って素晴らしいです。

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大田垣晴子『箱庭』

本日の本
箱庭
book-18 『箱庭』 大田垣晴子著  筑摩書房

実に雑多な本である。
大田垣さんが興味を持ったことを、詰め込んだ本だから。
非常に好奇心の旺盛なかたなので、興味のあること、やりたいことがあふれ出てくる。それをぎゅっと詰め込んだ箱庭がこの本。

そして気になったことに対するこだわりがまたすごいんですね。
「しらべもの」のコーナーでは、ひたすら観察。車内の人たち数十人が何をしているかを調査したり、レンタルビデオ店ではみなが何を選ぶかを数えたり・・・

もっとも大田垣さんらしい本の1つと言えましょう。

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るるぶ 四国

るるぶ四国’09 (るるぶ情報版 四国 1)
今年のゴールデンウィークは四国行き決定!
いつものゴールデンウィークは1泊ドライブだったのだけど、今年はちょっと足をのばして四国へ。

そもそも、高知県立美術館が、シャガールをたくさん持っていると聞いて行きたいなと思ったのがきっかけ。

そして、あとは、徳島ラーメン食べたいし、さぬきうどんも食べたいし、渦潮見たいし、大塚国際美術館も行きたいし・・・そうそう、かずら橋も渡ってみたい。

なんだか盛りだくさんな旅行になりそうだなあ。

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佐藤和歌子『悶々ホルモン』

本日の本
悶々ホルモン
book-17 『悶々ホルモン』 佐藤和歌子著 新潮社

話題になった本である。

いやー濃いい世界ですね~

ホルモンというのもディープな領域だけど、それを女子が一人で(同行者がいる場合もあるけど)めぐるというのもすごい。

あらゆる部位を食べ、がんがん飲み・・・
うーん、おやじですね。
いやでもあこがれちゃいます。

もつは嫌いではないけど(生はダメです、ワタクシ。ただしなぜか馬肉はOK)、あまりもつ屋には行ったことがないし、ましてや一人でなんてとても入れない。勇気がないだけ?

立ち飲みやなんかもあこがれなのだけど、もつ屋もいいなあ。
今年はデビューしたいですね、是非とも。

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たかはしみき『こげぱん三都旅日記~大阪・神戸編~』

本日の本
こげぱん―三都ぶらり旅日記 大阪・神戸編
book-16 『こげぱん三都旅日記~大阪・神戸編~』 たかはしみき著 ソニー・マガジンズ

最後のこげぱん旅本は大阪・神戸編である。

大阪というと食い倒れの街、神戸はおしゃれな食べ物がありそう・・・
ということで期待の持てる1冊。

いやはや、やっぱりどれもこれもおいしそう(じゅるっ)。
観光地めぐりよりも食べ物に吸い寄せられてしまう。

そして、神戸といえばパン!パン屋めぐりもいいなあ。

数年前に大阪と神戸を訪ねたのだけど、先にこれを読んでいればよかったとつくづく思いました。

こげぱん、もっと全国各地をめぐって、楽しいガイドブックを出して欲しいな。

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リリアン・J・ブラウン『猫は川辺で首をかしげる』

本日の本
シャム猫ココ・シリーズ 猫は川辺で首をかしげる (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-15 『猫は川辺で首をかしげる』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:元新聞記者で今は大富豪のクィララン。友人がはじめた宿屋に幽霊が出ると聞き、ココとヤムヤムとともに様子を見に行く。幽霊退治はしたものの、川で宿泊客の死体が見つかり・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第24弾。

今回は、クィラランの恋人ポリーが旅行中とあって、時々くる絵葉書でしか登場せず。男友達ができた様子でクィラランはやきもきしたりして、なんだかかわいらしい。

前作より登場人物がぐっと減って(友人の宿屋に泊まりに行ってるため人数が限定されている)、これくらいが読みやすくていいですね。

今回は、ココやヤムヤムの出番が少しだけ増えたのはうれしいけれど、あいかわらず、謎解き部分は弱い。事件解決の部分はさほど枚数をさいておらず、あれ?と思ったらもう本が終わっていたという(笑)。
人が死ぬというだけではミステリーにはならないのだけど・・・

いや、ミステリーとしてではなく楽しめるからいいのか。


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リリアン・J・ブラウン『猫は火事場にかけつける』

本日の本
猫は火事場にかけつける (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-14 『猫は火事場にかけつける』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:記録的な干ばつに襲われブリザードが待ち望まれるピカックスでは火事が多発。元新聞記者で今は大富豪のクィラランもボランティアで見回りをする。そんな中、行きつけの古書店主が亡くなり、本が遺言でクィラランに遺されるが、お店が火事で爆発してしまう。

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第23弾。

前々作が低調で前作で復調したと思ったら、あらら、またこの作品は低調・・・

多くの作品に見られるように、今回もまた偶然真相が解明され、突然犯人が現れるという(笑)。そういう謎解きが主となるシリーズじゃないのでいいのはいいのだが、いつもはもっと楽しめるクィラランを取り巻く人々のお話が今ひとつ。何せ登場人物が多すぎて整理できない(ってワタクシの頭がですけど)。地味ながらいい味出してた古書店主は亡くなってしまうし、前作から登場したお金持ちの未亡人はどっかいっちゃうし・・・このシリーズ、え?というタイミングで人がいなくなる(笑)。しかし、それ以上に登場人物が増えつつあり、これじゃ登場人物表でもおいて読まなくっちゃ。ってワタクシの記憶力が悪いせいかも。

もちろん!次作は楽しみにしてますです。


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たかはしみき『こげぱん北海道ぶらり旅日記もっと』

本日の本
こげぱん北海道ぶらり旅日記もっと
book-13 『こげぱん北海道ぶらり旅日記もっと』 たかはしみき著 主婦と生活社

京都旅日記に続いて読んだこげぱん旅本第3弾は北海道編である。

北斗星に乗って北海道へ、札幌、小樽、富良野、旭川、夕張をめぐる旅。
もちろん?こげぱんたちがお伴。こげぱんって、何事にも後ろ向きでなげやりで、脱力系キャラ。旅行記のあとに4コマ漫画が載っているけれど、微妙にシュール。

さてさて肝心の旅行記だけど、やっぱり楽しいイラストがあるといいですねぇ。そこらに売ってるガイドブックよりよーくわかる。北海道は何度も行っているけれど、まだ行ってないところがあるなと。
また食べ物の紹介がおいしそうで・・・

web連載していた「東京もぐもぐおいしいもの探し」が単行本として出るそうで。こちらも楽しみ!

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高山なおみ『日々ごはん⑨』

本日の本
日々ごはん〈9〉
book-12 『日々ごはん⑨』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記の9作目。この日記も終わりに近づいてきた。

この頃の日記(2006年)を読むと、次第に厳選して好きなことだけを仕事とするようになってきている感じで、実にうらやましい限り。『たべるしゃべる』という本の製作過程が出てくるのだが、これは高山さんが敬愛する9人の友人(夫も含まれる)のもとに出かけてお料理をつくりおしゃべりをする・・・という企画。大好きな人たちに囲まれて幸せそうな高山さん。

自分のやりたいと思っていたことにほぼ行き着いた頃なのだろうか。その心境が反映された日記はゆっくりと時間が流れていくようで、読んでいてこちらもゆったりとした気持ちになれる。
こんな風に、ゆったりと、シンプルに暮らしてみたいなあ。

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椎名誠『にっぽん・海風魚旅5 南シナ海ドラゴン編』

本日の本
南シナ海ドラゴン編―にっぽん・海風魚旅〈5〉 (講談社文庫)
book-11 『にっぽん・海風魚旅5 南シナ海ドラゴン編』 椎名誠著 講談社文庫

海を行くシリーズもついに最終章。ラストは日本を出てベトナムへ。

日本の海べりはどううなっているのか、というテーマではじめられた旅シリーズ。
日本の海は工事だらけ、不漁、子供の姿がない・・・など、深ーいテーマがこめられているエッセイだったわけだが、シーナ氏には申し訳ないけれど、どうしても食べ物の話に目がいってしまうもので・・
カラー写真とともに読み進めていくと、おなかがぐうーと鳴りそうだ。
たまにはハズレもあって、シーナ氏もへこんだりするが、基本的にはうまいモノにひきよせられるタチらしく、なんともうらやましい限り。
今回、ほーっと思ったのは、酒田のワンタン麺がとってもおいしいらしいこと。ふーむ、食べに行ってみたくなった(ワンタン麺大好きなので)。

これでこのシリーズが終わりなんてホントに残念。まだまだ続けてほしかったのに・・・
また新しいテーマの紀行エッセイが出るのを待ってます。

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高山なおみ『日々ごはん⑧』

本日の本
日々ごはん〈8〉
book-10 『日々ごはん⑧』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記の8作目。
フランス熱も徐々に覚めたところ。フランスで取材した『じゃがいも料理』や日々ごはんの番外編のフランス日記が刊行された頃の日記だ。

気のあった仲間との仕事が多くなり、落ち着いた雰囲気の日記となっている。あいかわらず夫のスイセイさんとは喧嘩が多いけれど、お互い信頼しているのが伝わってくるから決していやな感じではない。

今は北海道に拠点を移してしまったが、以前は吉祥寺で販売していた、アムプリンの話がたびたび登場するのだが、これ食べてみたかったなあ。今や超人気商品らしいですから。

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Hanako 吉祥寺案内

Hanako (ハナコ) 2009年 3/12号 [雑誌]
今年もこの季節がやってきた。
Hanakoの吉祥寺特集。
もちろん、即買いだ。

手にとって、はじめに思ったのは、サイズがでかくなってる!
これ、しまいにくいんですけど(笑)。いつのまにかこのサイズになってたの?
って、Hanakoも1年に1回しか買いませんから。

パラパラとめくってみると、ずいぶんと新しいお店ができてるなあ。
あそこも行きたい、あれも食べたい・・・
と思ってるうちにあっという間に1年たつ、という繰り返し。
吉祥寺って結構お店の入れ替わりが激しいですからね。

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高山なおみ『フランス日記 日々ごはん特別編』

本日の本
フランス日記―日々ごはん特別編
book-9 『フランス日記 日々ごはん特別編』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記の番外編。

『じゃがいも料理』の取材で行った旅で、前半はコーディネーターさんや編集さんとともに行動、後半は夫のスイセイさんとの2人旅。

はじめてのフランス、はじめてのヨーロッパ旅ということで、いつもよりテンション高めな感じだけれど、でもやっぱりこの気取らない自然体な旅は高山さんならでは。
メニュー選びに失敗したりもしながら、駅の中のパン屋さんから、名物料理までいろいろと食べ歩いているのだが、その感覚が庶民的でいいんですね。高級レストランやお高いお料理ばかり紹介されても困ってしまう。というか、フランスといえでも、結局はフツーのものがおいしいのだ。

大好きなフランス。またそろそろ行きたくなってきたなあ。それもぎっちり予定を入れず、気ままにぶらぶらと歩いてみたい。
なんて思いになった本でありました。

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椎名誠『ももんがあ からっ風作戦』

本日の本
ももんがあ からっ風作戦
book-8 『ももんがあ からっ風作戦』 椎名誠著 文藝春秋

出たらすぐに買うシーナ氏の赤マントシリーズ(週間文春連載)。今回も即買いである。なんとねー、20冊目だとのこと。長寿シリーズですね。

今回もあちこち旅をしたり、いろいろ食べたり、理不尽なことに怒りまくったり、絶好調!
どうでもいいっちゃどうでもいい話も多いのだけど、とにかくおもしろいのでいいんである。

ビール一辺倒だったはずのシーナ氏が赤ワインに目覚めてみたり、歌舞伎にはまってみたり・・・相変わらず好奇心旺盛ですね。いつまでも枯れないでいてほしいです。

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たかはしみき『こげぱん三都ぶらり旅日記~京都編~』

本日の本
こげぱん京都ぶらり旅日記
book-7 『こげぱん三都ぶらり旅日記~京都編~』 たかはしみき著 ソニー・マガジンズ

沖縄旅日記に続いて読んだこげぱん旅本第2弾は京都編である。

今回も中身の濃~い旅。
ガイドさんが案内してくれるというのもあるけれど、充実した旅でうらやましい。
まあワタクシ自身はガイドさんつきの旅というのは苦手で、ふらふら適当に行く方が気楽でいいのだけど、ガイドさんつきだと効率よくポイントを押さえてまわれるのはいいですね。

ここ数年、何度か京都に行ったのだけど、やっぱりこの本を先に読んでおけばよかったな。
京都にもいろいろとおいしものがあったのだ・・・

そして、今回もこげぱんらしく、パン屋めぐりもあって・・・これもおいしそう。

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たかはしみき『こげぱん 沖縄ぶらり旅日記もっと』

本日の本
こげぱん沖縄ぶらり旅日記もっと
book-6 『こげぱん 沖縄ぶらり旅日記もっと』 たかはしみき著 主婦と生活社

いじけキャラ?こげぱんの作者たかはしみきさんの沖縄旅日記。もちろん、イラスト満載である。

おお、この本、沖縄に行く前に読んでおけばよかったなあ。というか持っていって参考にしてもよかったなあ。いいガイドブックだ。
今読んでみると、ああここも行ってみたかったな、訪ねてみればよかったなと残念な思いが・・・
たかはしさんの沖縄旅、濃いです。そしてすごく充実してます。

こげぱんらしく、パンやさんの紹介があるのもおもしろい。ワタクシはパン好きなのでそこに反応してしまったのだった。うーむ、やっぱり沖縄では食べ残したものがたくさんあるな。残念。

サンエックスのキャラだと断然リラックマ!なのだけど、こげぱんも意外とかわいいな。

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石川雅之『もやしもん1』

本日の本
もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))
book-5 『もやしもん1』 石川雅之著 講談社

お正月に【菌類のふしぎ展】に行き、そこかしこに書かれた石川雅之氏の落書きがとってもかわいかったので思わず買ってしまった『もやしもん』。前から興味はあったんですが。

いやーこれ、菌類版?『動物のお医者さん』とでもいいましょうか。好きな設定だな。
登場人物はみんな変わり者だし、マニアックな感じがなんともいえない・・・
本のカバー、帯には古紙100%再生紙を使用とか、大豆インクを使用といったあたりもこだわりを感じる。うーん、なかなか。

絵自体は(人間の)あまり好みではないのだけど、菌の絵はかわいい!

このシリーズを読むと、きっと普段はなじみのない菌類についてよくわかるようになるかも。
続きも徐々に読んでみようかな。


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椎名誠『メコン・黄金水道をゆく』

本日の本
メコン・黄金水道をゆく (集英社文庫 し 11-30) (集英社文庫)
book-4 『メコン・黄金水道をゆく』 椎名誠著 集英社文庫

シーナ氏の旅エッセイにはいくつかの種類があるが、これは、なかなか普通では訪れることのないいわゆる辺境の地を旅する種類のもの。ラオス、カンボジア、ベトナムと実に4500キロもメコン川をゆく旅だ。

昨年読んだ『熱中大陸紀行 真昼の星』でも思ったが、おもしろおかしく書いた文章が減って、すっかり落ち着いた感じのエッセイとなっている。赤マントなどの調子で読もうとすると、神妙すぎて違和感を感じそうな気もする(時々シーナ節も登場するけど)。

しかし、あいかわらず、どんな食べ物にも挑戦し、旅の最中どんな大変な目にあっても飄々として切り抜けていく、たくましくワイルドなシーナ氏は健在。なおかつ、そこに住む人々に対する暖かい眼差しはかわらないので、安心して読むことができる旅エッセイ。

実際の旅はホント、大変なんでしょうねぇ。

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高山なおみ『日々ごはん⑦』

本日の本
日々ごはん〈7〉
book-3 『日々ごはん⑦』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記第7弾。

すでに料理家としてもすっかりベテランになってきていて、自分の納得いく仕事だけをするというスタイルを確立しつつあった時期の日記。
途中、フランス旅行をはさんでおり、そちらは番外編として出版。この旅行が印象的だったと見えて、料理にもその影響が。

なにげない一日の積み重ね、でもこれが生活なんだなとしみじみ実感できる日記だ。もうあと数冊だというのが残念。

高山さんの読む本にも影響されてしまうのだが、フランスに行ったせいか、メグレ警視ものにはまっていて、ワタクシも久々に読んでみたくなった。子供の頃何冊か読んだけれど、あまりおもしろくなくて、でも今読んだらおもしろいのではないかと。何度もパリを訪れているので・・・

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大田垣晴子『ぐう~の音』

本日の本
ぐう~の音
book-2 『ぐう~の音』 大田垣晴子著  文藝春秋

大田垣さんの画文集は大好きで、全部ではないがかなりの確率で買う。こういう画文集って、文庫になると絵がちっちゃくなるので、えいやと単行本の段階で買ってしまうことが多い。
中でも食にまつわるエッセイだったら即買いである。

すっぽん、馬肉、ジビエ、内蔵・・・
あらゆるジャンルにわたって食べまくり!
あくなき好奇心と、旺盛な食欲でいろいろなものに挑戦。お酒もしっかりいただいて、いやはやうらやましい。

おなかがぐう~となること必至の本であります。

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佐藤隆介『あの日、鬼平先生は何を食べたか-池波正太郎フランス旅日記』

本日の本
あの日、鬼平先生は何を食べたか―池波正太郎フランス旅日記 (生活人新書)
book-1 『あの日、鬼平先生は何を食べたか-池波正太郎フランス旅日記』 佐藤隆介著 生活人新書

ワタクシは時代小説はまったく読まないだが、池波正太郎のエッセイは好き。食に関するもの、旅に関するもの。多分ほとんど読んでいると思う。

この本は池波正太郎の書生だった著者が、フランス旅行に同行した記録である。
旅日記なのだが、毎日の食事が克明に記録されていて、これがヨダレ物。毎日おいしいものばっかり!池波正太郎の食べっぷりに驚いてしまう。胃袋が頑丈なんですねぇ。

ということにも驚いたのが、もっと驚くべきことは、旅費が日本で払ったもの(飛行機代など)以外になんと400万円!なんと豪勢な・・・
ちょっと贅沢すぎるんじゃないの?とビンボー人としては思ってしまうけれど、池波正太郎、豪気ですね~

秘書がわりの著者と運転手に怒ってばかりでワンマンだけれど、時にやさしさも見せたりして池波正太郎の人となりが浮かびあがってくるあたりもおもしろい。

池波正太郎が書いたフランス旅行記を先に読んでいた方がより楽しめるので、是非そちらを読んでから!

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平成二十一年神宮館高島暦

0901131
今年もゲットした神宮館の暦。
今年はついに、一番高い高島暦を購入。

小さい頃はずっと祖父が買っていていつも見ていたのだが、とうとう自分でも買ってしまった。このタイプだと、毎日の運勢が2行にわたって書いてあるのだ。
去年買ったのは開運暦だったのだが、これだと毎日の運勢が1行のみ。ちょっと物足りなくてとうとう高島暦を買ってしまった。

これによると・・・去年の停滞運を打破して(いやホントに去年は大変な年だった)次第に上昇していく・・・らしい。希望のある年にしたいですね。


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たびまる 沖縄

まっぷるたびまる〈29〉沖縄 (まっぷるたびまる 29)
このお正月は2泊3日で沖縄行き決定!
ということでガイドブック購入。

いつもなら、るるぶかまっぷる(大きいやつ)を買うところだが、どちらも今ひとつ。やたら厚くて持ちにくいし、あまり見やすくない。車で行く旅行ならばいいのだけど、沖縄はそういうわけにはいかないから軽い方がいいし、ということで結局たびまるになった。

あそこに行ってみようとか、あれを食べてみたいとか、いろいろと夢はふくらむ・・・

が、一番迷っているのは服装。どのくらいの格好で行ったらいいかよくわからない。セーターは必要なのか?上着は薄くて大丈夫なのか?とりあえず、コートは羽田で預けていくことになりそうだ。

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ギルバート・アデア『ロジャー・マーガトロイドのしわざ』

本日の本
ロジャー・マーガトロイドのしわざ (ハヤカワ・ミステリ 1808) (ハヤカワ・ミステリ 1808) (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
book-59 『ロジャー・マーガトロイドのしわざ』 ギルバート・アデア著 ハヤカワ・ミステリ

STORY:1935年イギリスのダートムア。雪でフォークス大佐邸に閉じこめられた様々な人々。ゴシップ記者が全員の秘密を握っていることがわかった翌朝、屋根裏で記者が殺される。部屋は密室状態だった。トラブショウ元警部が捜査に乗り出すが・・・

☆☆☆☆アガサ・クリスティーへのオマージュ作品。クリスティの大ファンとしては読まないわけにはいかない。

題名からしてうれしいじゃありませんか。『アクロイド殺し』のもじりになっているのだ。
設定もしかり。吹雪に閉じこめられるというのは、『ねずみとり』などを彷彿とさせる。その中での密室殺人・・・しかも皆から憎まれていた人物が殺される、とくれば、クリスティファンとしては期待せざるをえない。吹雪で閉じこめられるだけでなく、こういうシチュエーションはよくクリスティが書いていたので・・・
イヴァドニ・マウントという女流推理作家が出てくるのだが、これまたクリスティ作品に出てくるアリアドニ・オリヴァに名前だけでなく、性格もちょっと似ている気が。

という具合に、クリスティファンならにやにやクスクスしてしまう場面の連続で、とにかく早く読み進めたくなる本であった。

謎解きは、おや、このヒトがという人物によって行われるのだけど、全員を部屋に集めてというのがまた古風でいいですね。

密室トリックには少々脱力したのだが(このまま終了したら☆は2つくらいだったと思うが)、そのあとに明らかになる真相には、ほーっと感心。これって、クリスティのアクロイドじゃなくてかの有名作品と同じ趣向だ。そして、犯人の動機は、あの作品(季節は同じような・・・)を連想させ・・・
ホントにラストでは、はじめっからだまされていたことに気づいて、思わず前の方をたぐってしまった。このトリックはなかなか見抜けません。

作者はこの後『スタイルズ荘の怪事件』、『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品を出版したとのこと。どんどん、翻訳していただきたい。

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桜庭一樹『桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。』

本日の本
桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。
book-58 『桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。』 桜庭一樹著  東京創元社

最近2作目が出たが、これは1作目。直木賞作家桜庭一樹さんの創元のwebミステリーズの連載をまとめたもので、実家のある鳥取と東京(新宿)を行き来しながらの1年間が書かれている。

桜庭さんの読書量はすごいと聞いていたが、これほどすごいとは!

一日のうちに何冊も読んでしまうスピードもすごいけれど、あらゆるジャンルにわたる読書の幅もすごい。
海外ミステリが多いところがワタクシ的にツボで、この本を読んでいるうちに、あれも読みたい、これも読みたい状態になってしまい困った(実際メモったりした)。

編集者たちとの珍やりとりや、鳥取の両親とのユーモラスな会話など、ユーモアたっぷりでくすくすにやにや、おもしろかったので、2冊目も読もう。

そして、なんとなく苦手意識があって小説は1冊も読んだことがなかったが、こちらも読んでみなくてはと思った。


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高山なおみ『日々ごはん⑥』

本日の本
日々ごはん〈6〉
book-57 『日々ごはん⑥』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記第6弾。

このシリーズ、毎回装丁がよいのだけど、この巻は、高山さんが実際に使っていたまな板だったらしい。

相変わらず、平凡な日常の中で、料理をつくり、食べ、時にはハメをはずしてはげしく二日酔いになり、ガンガン仕事をしたと思うと、一日ゴロゴロしたり・・・という日々。
気取らず、ありのままを書いているところがこの日記の魅力。こんなに自分をさらけ出してしまってよいのかと思うほどだが・・・

今まで一度も作ったことのない高山さんのレシピ、今度作ってみよう。

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スージー・ベッカー『大事なことはみーんな猫に教わった(そしてもっと)』

本日の本
大事なことはみーんな猫に教わった(そしてもっと)
book-56 『大事なことはみーんな猫に教わった(そしてもっと)』 スージー・ベッカー著 飛鳥新社

むかーし、読んだ時にものすごくツボにはまった本だった。

ワタクシは猫は飼ったことはないけれど好きだし、あの気まぐれな性格がおもしろいと思っているので、ツボだったんである。人生はかわらなかったかもしれないけれど、示唆に富む言葉の数々、意外に参考になることもあったりして。

そして、あれから15年、新装版が登場。
以前の分はそのまま残されていて、1.5巻として、新しく書かれた分が後ろの方に。

またまたニヤニヤしながら読んでしまいました。

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恩田陸『小説以外』

本日の本
小説以外 (新潮文庫)
book-55 『小説以外』 恩田陸著  新潮文庫

デビューから14年間の全エッセイを収めた本。

恩田さんにとってエッセイは読むものであって、書くものではない、とのことで、エッセイ集はこの本と、先日読んだ『「恐怖の報酬」日記』のみ。
エッセイ、おもしろいのに、これしかないのが残念だ。

デビュー当時のエッセイは、まじめでまだまだ堅さがあるけれど、次第にユーモアたっぷりになり、いい意味で不真面目さもあって楽しいエッセイとなっている。

映画の話や音楽の話、食べ物の話などもあるけれど、なんといっても多いのは本に関するエッセイ。本好きなだけあって、本を語る時の口調は熱く(クリスティの大ファンだというのがうれしい)、本への愛?に満ちている。

これからまた14年エッセイが出ないのは悲しいので、是非もっと書いていただきたいものである。

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新春すてきな奥さん

0812091
友人に『新春すてきな奥さん』をもらった。きっとワタクシが付録を喜ぶだろうと思ってのことらしい。
実際、本編より付録の方がうれしいね(笑)。

付録1の家計簿はどうでもよかったのだが・・・

0812092
リラックマグッズが最高。
手帳にカレンダーに手袋。

カレンダーはどこに飾ろうかな。二階かな。
手帳はもうピングーを買ってしまったからどう使おう。
手袋(といっても軍手)は汚れたらいやだから使えないな・・・

リラックマほかほかひざかけも買っちゃおうかなあ。

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たかぎなおこ『愛しのローカルごはん旅』

本日の本
愛しのローカルごはん旅
book-54 『愛しのローカルごはん旅』 たかぎなおこ著  メディアファクトリー

『ひとりたび1年生』、『ひとりたび2年生』の流れをくむ?本でしょうか。
今回は一人ではなくて、家族や友人、仕事関係者などと一緒に、ローカルな食べ物をもとめて行く旅である。

カバーがピンクで目立つが、中はオールカラーで楽しい。もちろん、絵もとっても楽しい。
静岡&愛知、和歌山、山形、長崎&熊本、埼玉、大阪、東京下町のローカルな食べ物の数々。
今まで知らなかったものもあり、行ったけど食べ損なったものもあり、ずっと食べたいと思っていていまだ食べる機会にめぐまれないものあり・・・
ヨダレものの本である。

いやしかし、たかぎさん(及び同行者のかたがた)がすっごいよく食べるんですね。気持ちのいいくらいに。ローカルグルメもいろいろあるから、これくらい食べないと全部制覇できないというのもあるけれど、これくらいの胃袋の持ち主でないと食べ歩きは十分楽しめないですね。ワタクシももうちょっと胃袋がでかくて丈夫だったらいいんですが・・・

埼玉のゼリーフライ、やきとり(豚肉)がとっても食べたいです、今。

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東海林さだお『ホットドッグの丸かじり』

本日の本
ホットドッグの丸かじり (文春文庫)
book-53 『ホットドッグの丸かじり』 東海林さだお著 文春文庫

待ってました、丸かじりシリーズの最新刊(文庫の)。
そろそろ出るかなあと首をながーくして待っていたこのシリーズ。いつも新聞の広告に載ると即買いに走るのだが、今回は一日遅れてしまった・・・

あいかわらずおもしろい。
北におもしろい食べ物があれば行き、南に新しい食べ物があると聞けば出かけ・・・
プラス、昔からある食べ物に対して新しい視点で見てみたり、こういう食べ方をしてみたいと思ったことを実践してみたり、今回も好奇心全開。

電車の中で読んでると、あれも食べたい、これも食べたいという状態になるのが困ったことです。
みりん干しとハンバーガーとホットドッグと桃の缶詰が食べたくなっちゃいました。

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リリアン・J・ブラウン『猫はコインを貯める』

本日の本
猫はコインを貯める (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-51 『猫はコインを貯める』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:前年に爆破されようやくオープンしたホテルに泊まる宝石商が殺された。元新聞記者で今は大富豪のクィラランは、犯人探しに乗り出すが・・・

☆☆☆シャムの猫ココシリーズ第22弾。
前作が低調だったので心配していたのだが、杞憂に終わった。ちゃんと復調してました。

筋立ては読めてしまうのだが(たいていの場合は読めてしまう・・・)、それでもなお楽しめた。

出てくる料理がいつもにましておいしそうだったし、クィラランの遠い過去の話が出てくるのも興味深い。この話はまたのちの作品でも出てくるのだろうか。このエピソードだけでもミステリができそうだ。

作者のリリアン・J・ブラウン、とっくに80を超えていると思うが、コンスタントに作品を発表してすごいですね。まだまだお元気で書いてほしいです。


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リリアン・J・ブラウン『猫は流れ星を見る』

本日の本
猫は流れ星を見る (ハヤカワ・ミステリ文庫)
book-50 『猫は流れ星を見る』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:元新聞記者で今は大富豪のクィラランはいつものように夏休みにムースヴィルの別荘にやってきた。いつもは静かな村も、バックパッカーの青年の失踪騒ぎとUFOの話題でもちきり。飼い猫ココの導きでバックパッカーの死体を発見したクィラランは調査に乗り出すが・・・

☆☆シャム猫ココシリーズ第21弾。

前にこのシリーズを読んだ時からずいぶんたってしまったというのも影響しているのかもしれないが、低調だった。

なんだか、推理部分がまったくダメなんですね。偶然解決してしまうというのはいただけません。

もともと、このシリーズ、推理よりは、クィラランをとりまく人々がおもしろいのだけど、一応ミステリなのだから、それなりにきちんとしてもらわないと・・・

作者がスランプに陥ってしまったのか・・・ちょっと心配。
次作に期待したい。

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高山なおみ『日々ごはん⑤』

本日の本
日々ごはん〈5〉
book-49 『日々ごはん⑤』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記第5弾。

③④と、がむしゃらにがんばってますというような、肩の力の入った日記だったのが、料理家としての生活にすっかりなじんできたのだろうか、肩の力が抜けた感じの5巻目。この抜け方がとてもいい感じで、この5巻目が一番、穏やかな気持ちで読むことができた。
当然のことだけど、その時の心のあり方が、日記に如実に反映するものなんだなとあらためて思う。

毎日の生活が淡々とつづられていくけれど、一日として同じ日はない。うれしいこと、悲しいこと、楽しいこと、つらいこと、いろいろなことが毎日のごはんを通して語られていく・・・この日記にすっかりはまってしまった。

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椎名誠『にっぽん・海風魚旅 大漁旗ぶるぶる乱風編』

本日の本
にっぽん・海風魚旅 4 大漁旗ぶるぶる乱風編 (4) (講談社文庫 し 32-13)
book-48 『にっぽん・海風魚旅 大漁旗ぶるぶる乱風編』 椎名誠著  講談社文庫

シーナ本では最近気に入ってるシリーズの一つ。海を見に行くシリーズも早4冊目。あと1冊しか残っていないのがとても残念だ。

いつも書いていることだけど、この旅シリーズ、海に行くということだけが決まっていて(ゆるいテーマを決めていることもあるけれど)あとは、いきあたりばったりというのがいいのだ。
思いがけない出会いがあったり、思いがけないうまいものを食べさせてもらったり、かと思えばさんざんな思いをしたり・・・何があるかわからない、という旅本来の醍醐味が味わえる旅。
シーナ氏は自らバカ旅だと書いているけれど、あこがれますね、こういう旅に。

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いしいしんじ『プラネタリウムのふたご』

本日の本
プラネタリウムのふたご
book-47 『プラネタリウムのふたご』 いしいしんじ著 講談社

STORY:双子のテッペルとタットル。プラネタリウムの解説員に、双子の彗星にちなんでなずけられた2人は成長し、一人は郵便配達夫兼プラネタリウムの解説員に、一人は奇術師となり世界中を飛び回る・・・

☆☆☆☆ワタクシは普段、小説を読むとしたらほとんどミステリーである。

今回、いしいさんの本を手にとったのは、日記がとてもおもしろかったのと、高山なおみさんが押していたから。
どの作品から読んでいいかわからなかったが、プラネタリウムという言葉にひかれてこちらを読むことに・・・

正直言って、はじめはとっつきが悪かった。
いつの時代か、場所はどこかもわからない設定。ファンタジックな展開も苦手な要素の一つ。

ところが、双子が成長したあたりからぐんぐんおもしろくなり、最後まで一気に読んだ。
登場人物がみな不思議な人たちなのだけど、誰もがやさしくて、結末としては決してハッピーエンドとはいえないのだけど、読後感はとてもよい。
村の奥に住む老女のエピソードや、ラストのタットルと少年のエピソードには涙が・・・

気持ちよくだまされたなあという本だった。

他の作品も読んでみたいです。

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細川智栄子『王家の紋章50』

本日の本
王家の紋章 (50) (プリンセスコミックス)
book-47 『王家の紋章50』 細川智栄子著 秋田書店

ようやく『王家の紋章』50巻目を古本屋で購入。ずっと探していてようやく入手(←フツーに本屋で買えばいいのでは(笑))

49巻目を読んでからだいぶたってしまったので、ストーリーを忘れかけていたけど・・・
いいのだ。なんといったって、ほとんどストーリーはかわらない。
主人公キャロルがさらわれる→エジプトの若き王メンフィスが追う→エジプトに戻る→またさらわれる・・・という繰り返しだから(笑)
しかし、巻数が増えるに従い、いろいろな国の王が出てきて、登場人物が増え、そういえばあんな人物もいたっけなあと思ったりして。

この漫画いつになったら終わるんでしょう。最後まで読むつもりですが(笑)。

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高山なおみ『日々ごはん④』

本日の本
日々ごはん〈4〉
book-46 『日々ごはん④』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記第4弾。

とうとう高山さんがシェフをしていた吉祥寺のお店クウクウが閉店するという時期の日記。
そのことについては意外にさらりと書かれていて、すでに料理家としてかなり軌道に乗ってきたという自信と、でもやはり自分の古巣がなくなるという寂しさも感じられる日記。

普通、日記というものも、公表するとなればよそいきになってしまうものだけれど、高山さんの日記は、まんまストレートというか、ここまで書いていいかということまで書かれていて、このとおりの方なんだなあと思う。そのストレートさがよい。

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高山なおみ『日々ごはん③』

本日の本
日々ごはん〈3〉
book-45 『日々ごはん③』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記第3弾。
連続して読んでます。

徐々に料理家としての仕事も増え、安定しつつあった時期の日記。
あいかわらず、自分のしたいことに邁進し、自分に正直な姿勢がよい。
日記もまっすぐで、こんなことまで書いていいの?と思える部分もあるのだが、そこが高山さんらしいというか。

がむしゃらに働く日(飲む日もある)と、布団から一歩も出ない日と、うまくバランスをとってるんですね。
常にがんばる必要はないのだなあと思ったりしました。

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大島弓子『グーグーだって猫である1』

本日の本
グーグーだって猫である1 (角川文庫 お 25-1)
book-44 『グーグーだって猫である1』 大島弓子著 角川文庫

大島弓子さんというと、なんといっても『綿の国星』。
昔はよく読んだものだけれど・・・

久々に目に入ってきたのは、映画として。キョンキョン主演の現在公開中の映画である。
その関係か、本屋さんにもたくさん並んでいて、ふと買ってみたのだった。

この1巻目では、愛猫サバが死に、グーグーを手に入れ、ビーが仲間入りし、大島さんが入院するところまでが描かれているのだけど、猫への愛情があふれ出るエッセイ漫画だ。淡々と描かれる日常(重病で手術をするところまで淡々と描かれる)漫画で、あっさりすぎるほどだけれど、読み返すとじわじわとくるというか・・・

続きが気になります。

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恩田陸『酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記』

本日の本
「恐怖の報酬」日記―酩酊混乱紀行 (講談社文庫 お 83-6) (講談社文庫 お 83-6)
book-43 『酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記』 恩田陸著  講談社文庫

恩田さんの本は『ドミノ』しか読んだことがないのだが(この本はとってもおもしろかった)、ビールを飲みにイギリスとアイルランドに行く話と聞けば読まざるを得ない(笑)。

ハハハ、恩田さんは大の飛行機嫌いで、飛行機がいかに怖いか、ということが力説?されており、90ページを超えたところでようやくイギリスに到着するのである。
ご本人はおそらく相当怖くてどうにもならない状況だったのだろうけど、おもしろおかしく書かれているので、ついつい笑ってしまう。

そんな困難?を越えてめでたくイギリス上陸、続いてアイルランドにも行き、大いにビールを飲む・・・むむむ、うらやましい。

番外編として、横浜ビール工場、札幌ビール園、沖縄のオリオンビールと、ビール飲み歩き?が続いて、これはビール好きにはたまりませんね。

いや、それより恩田さんのエッセイ、おもしろいのでもっと読みたいと思ったのだが、なんでも小説を書くよりエッセイを書く方が時間がかかるとのことで、他にエッセイといったら、『小説以外』しかないのが残念。これも読んでみよう。

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コンドウアキ『ぼんやり記念日 ~リラックマ生活6~』

本日の本
ぼんやり記念日―リラックマ生活6
book-42 『ぼんやり記念日 ~リラックマ生活6~』 コンドウアキ著  主婦と生活社

でました第6弾!

いつも楽しみなリラックマ。
今回も癒されますね~
何度もペラペラめくってみたりして。

毎日気づくと残業で遅くなり、何にもしたくないなあ、ほしい物もないなあ・・・
なんて、カオルさん(リラックマはカオルさんの家に居候してる)みたいになっているワタクシでありますが、帰宅してリラックマがいたらいいなあ・・・などと思う今日この頃。

というよりリラックマみたいになりたいです。

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高山なおみ『日々ごはん②』

本日の本
日々ごはん〈2〉
book-41 『日々ごはん②』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

料理家高山なおみさんの日記第2弾。

吉祥寺のKuuKuuというレストラン(今はない)をやめ、料理家としてやっていこうとしている時期の日記で、KuuKuuへの想いと、料理家としての試行錯誤と、本の出版という情熱と、いろいろなことが重なって、ご本人もあとがきで書かれているように、かなりのハイテンションな文章。

あいかわらず時々は酔っぱらって(転んで傷を作ったりも)、大いに感激したり、泣いてみたり。人間くさいところがいいですね。

かなりの読書家である高山さんだが、最近日記を読んで気になっているいしいしんじさんの小説をおしているので、今度読んでみようかなあ(基本的に日本のミステリー以外の小説はあまり読まないのだけどチャレンジしてみよう)。

お料理の数々も、もちろん参考になる日記。次も読もう。

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椎名誠『全日本食えば食える図鑑』

本日の本
全日本食えば食える図鑑 (新潮文庫 し 25-31)
book-40 『全日本食えば食える図鑑』 椎名誠著  新潮文庫

全日本食えば食えるという表紙を見て、これって昔読んだよなあ、新装版が出たのかなあと思っていたら・・・
前に読んだのは『食えばわかる図鑑』だった。うーん、まぎらわしい。

シーナ氏は世界各国でいろいろな物を食べていて、もう食べていないものはないんじゃないかと思ったのだが、日本にもまだ未知なる食べ物が残っていたんですね。

ゴカイ、ウツボ、イソギンチャク・・・
絶対に食べたくないぞ、と思うものが並んでいるが、果敢にもシーナ氏は挑戦。
結果は意外にもおいしいものもあり、うーんというものもあり。まあ見た目だけでは判断できないということだろう。
「何が通常食で何がゲテモノなのか、その境界線は誰もどうこう言えない。」とあるように、えーなんであんなもの食べるの~とは言ってはいけない。食に絶対はないのだ。

とはいえ、ワタクシ的には挑戦するのに躊躇するものもたくさんあり、きっと一生食べずに終わるだろうものも多い。できるだけ食わず嫌いでいろいろと挑戦してみたいですけどね。

付録的に、全日本麺の甲子園大会の様子?もおさめられていて、日本にもこんなにたくさんの麺料理があるのだなと感心。これは積極的に挑戦してみたい。

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小林利延『ゴッホは殺されたのか』

本日の本
ゴッホは殺されたのか 伝説の情報操作 (朝日新書 94) (朝日新書 94)
book-39 『ゴッホは殺されたのか』 小林利延著  朝日新書

オランダに行く前に読み切りたかったのだが残ってしまい、戻ってきて読んだ本。

ゴッホは一般に自殺したと言われているが、この本は大胆にも弟テオが殺したのではないかとする。
遺体の銃創が不自然、目撃者がいない、凶器が見つからない・・・などから自殺ではないとし、テオが次第に兄へのいらだちを募らせ、決定的な出来事があって、ついに犯行に及んだと推論する。
確かに説得力のある部分もあるのだが、ワタクシとしては、テオが兄を殺したとは思いたくない。
精神的に不安定で、収入もほとんどない兄に対し、経済的にもメンタル面でも最後まで献身的に面倒を見たテオがそんなことをするはずはないと思うのだ。

しかし、ヴィンセントがテオに向けて送った大量の手紙を検証しながら、ゴッホの死の真相へと迫っていく経緯は、ミステリー小説のようで興味深い。おもしろい本である。
死の真相は、謎を残したままでよいとも思うけれど・・・

ゴッホの書簡集、じっくり読んだら気がめいりそうな気もするが、いつかは読んでみたい。

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室井滋『うまうまノート』

本日の本
うまうまノート (講談社文庫 む 25-3)
book-38 『うまうまノート』 室井滋著  講談社文庫

食に関するエッセイは大好きだし、室井滋さんのエッセイも好きなので、ふと買ってしまった一冊。

食に対しては霊感が働く、という室井さんだが、実際こういう人っているんですよね。おいしいものに嗅覚が働くというか。お店を見ただけでこれはおいしい物出すぞとわかるらしい。

写真とイラストも担当し、食に対する意気込み(?)が大いに感じられるのだが・・・

実際どれもおいしそう。読んでるうちにおなかがすいてくるので、空腹の時に読むのはキツイ。
そして、おいしそうに食べるし、底なしの胃袋で、いやはやよく食べられるなあと感心するくらい。

これだけ、おいしい、ウマイを連発できるなんて、ホント幸せです。

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椎名誠『熱中大陸紀行 真昼の星』

本日の本
真昼の星―熱中大陸紀行 パタゴニアアマゾンチベット (小学館文庫 し 2-4)
book-36 『熱中大陸紀行 真昼の星』 椎名誠著  小学館文庫

シーナ氏の旅本。パタゴニアとアマゾンとチベットである。

いずれの地もシーナ氏は何度も訪れているハズだが(いやアマゾンの奥地ははじめてか?)、特に思い入れの深い地はパタゴニアだろう。はじめての訪問本『パタゴニア-あるいは風とタンポポの香り』は特にワタクシにとっても印象深い本。奥さんの一枝さんが心の病にかかっていて、それでもシーナ氏は旅立たざるを得ず、そんなことがあったせいか、非常に感傷的な紀行文となっていたからだ。
今回のパタゴニアの旅もその思い出もあって少々感傷的な旅になっていて、文章もまじめなのでちょっとこそばゆい。いつものあの調子じゃないとね。あまり方向転換はしてほしくないのだが、シーナ氏もそれなりに年をとって、落ち着いてきたということでしょうか。あまり枯れてほしくはないですが。

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松崎八千代監修『オランダ大好き!』

本日の本
オランダ大好き! 単行本
book-35 『オランダ大好き!』 松崎八千代監修  JTB

オランダ・ベルギー行き前の最後の関連本となるか?

たまたま古本屋で見かけてなんとなく買った本だったのだが、下手なガイド本よりかずっとおもしろかった。オランダ大好きなオランダ在住やオランダに関係する仕事をしている13人のエッセイである。
写真もたくさん、イラストもたくさん、そしてさすがオランダ大好きな人たちの執筆によるだけあって、楽しいオランダの話題ばかり。

かなり旅行への気分が高まって参りました~

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R25 4周年

木曜日、外に出た際必ず拾ってくるのが、R25&L25。そんなに真剣に読んでるわけじゃないけれど、なんとなくパラパラと見てしまう。
R25のでない週があったと思ったら、4周年を迎えてバージョンアップだそうである。

ふーむ、確かに表紙は変わったな。
しかし、中身はほとんど変わってないような・・・どこがそんなにバージョンアップされたのか?読み終えるまで結局よくわからなかった。

あ、好きなコーナーだった、コンビニ研究所が変わってる!今までは新発売のコンビニ食品を8つだったか10だったか紹介していたのに、1つしか紹介しなくなってる!これ、前の方がよかったです。

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星野知子『フェルメールとオランダの旅』

本日の本
フェルメールとオランダの旅 (ショトル・ミュージアム)
book-34 『フェルメールとオランダの旅』 星野知子著  小学館

まだまだ、オランダ、ベルギー本を読んでいます・・・

女優の星野知子さんが、ルーヴル美術館にあるフェルメールの小品、「レースを編む女」を見て、オランダを旅することを決意、フェルメールゆかりの地を訪ねる旅エッセイである。

ワタクシもフェルメールは好きで、オランダではしっかり見てこようと思うのだが、あいにくとちょうどその時、日本でフェルメール展をやっているという・・・(笑)この展覧会は是非とも見に行きたいものだ。

ふと思い立ってオランダに出かけるというのは、旅慣れた星野さんらしいフットワークの軽さ。フェルメールに対する思い入れの伝わってくる文章は読みやすく、オランダ入門本としてはなかなかよろしい。写真もふんだんに使われているし。

あと1,2冊でオランダ・ベルギー本は終了かな。早くもっと計画を立てねば・・・

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『読書のすすめ 第12集』

『読書のすすめ 第12集』 岩波書店

先日本やさんに行ったら積まれていたのでもらってきたもの。
もう第12集とか。

なにせ活字中毒者なもので、タダで読めるものはかたっぱしから読むのだが(笑)、こうした読書にまつわるエッセイというのは大好きなのでうれしい。プラス、出版社の出してる冊子、波とか読書とか、昔から好きなんですね。祖父が各出版社のをとっていたので、子供の頃から読んでいた(←変な子供だ)んである。

普段読まない作家のエッセイにふれることができるし、自分が普段読まない類の本の紹介がされていると、読んでみようかという気になったりもする。

わずか68ページなのであっという間に読めてしまったが、これからも出してほしいと思う。

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トビイルツ『ベルギーアントワープへの招待』

本日の本
ベルギー・アントワープへの招待
book-33 『ベルギーアントワープへの招待』 トビイルツ著  PHP研究所

1995年から3年間ベルギー・アントワープに暮らしたイラストレーター兼エッセイストのエッセイ。
実際に現地に暮らしてのエッセイは、旅行本よりも中身が濃い。
ベルギー人に気質や、ベルギー暮らしの楽しみなど、具体的な話がいっぱい。
ベルギー人は食べることが好き、らしい。チョコやビールだけじゃないんですね。なんだかいろいろと食べたいものが出てきてしまった・・・

この本を読むとアントワープは、アートにあふれていてなかないいとことろのようだ。
アントワープも行く予定にはしているが、ブリュッセルから日帰りなので、そんなにはまわれそうもないのが残念だ。

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『トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表 08夏』

トーマスクック ヨーロッパ鉄道時刻表 08夏
今年夏のオランダ・ベルギー旅行の資料としてトーマスクックの時刻表最新版を購入。
まあ時刻表は最寄りの駅でもらえばいいといえばいいのだけれど、大まかな計画だけでもたてておこうかという考え。
あと1ヶ月ちょっとというのに、忙しくて何の計画も立てていない・・・
そろそろ考えないとなあ。
とかいいつつ、やっぱり往きの飛行機の中で考えたりして(笑)。

まだまだ旅行の気分が高まってきません。

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ひらいたかこ・磯田和一『アンデルセンください』

本日の本
アンデルセンください―デンマークとオランダ・ベルギー (ヨーロッパ・イラスト紀行)
book-32 『アンデルセンください』 ひらいたかこ・磯田和一著  東京創元社

引き続きオランダ・ベルギー本をと思い借りた本。

この2人のヨーロッパ・イラスト紀行の2冊目。『マザーグースころんだ』のみ読んだことのあるこのシリーズ。イラストが好きだ。スケッチ旅行なんて贅沢ですね。あこがれなのだけど、いつもぎゅうぎゅうのスケジュールの旅になってしまうので、夢は果たせていない。

で、この本だが、デンマークとオランダ・ベルギーと副題にあったけれど、ほとんどはデンマークのお話。デンマークも好きな国なので十分楽しめたのだが、情報が古いこともあって(1988年の本)、今回の旅の参考になることはほんのちょっぴりだったのは残念。

再びデンマークを(今度はもっとゆっくり)旅してみたいなあという気持ちになった本だった。

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いしいしんじ『三崎日和 いしいしんじのごはん日記2』

本日の本

book-31 『三崎日和 いしいしんじのごはん日記2』 いしいしんじ著  新潮文庫

1冊目に引き続き2冊目を読んでみた。

あいかわらず、三崎の一軒家で、原稿を書き、新鮮な魚や野菜を食べ、という日々であるが、1冊目の最後の方に出てきた、松本の家の話もたくさん出てきて、これまた三崎での生活とは違ったゆるゆる感があってよいのだ。
小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラのコーラスに参加するというのがビッグイベントだけれど、それ以外はいろいろあっても基本的には淡々とした日々。ところが、いしいさんが書くとなんだか毎日が楽しく見えるんですね。やはり文章力なんでしょうか。

今年になって、なぜか日記文学にはまっているのだけれど、この日記が一番のヒットでありました。

三崎日和―いしいしんじのごはん日記2 (新潮文庫 い 76-7)三崎日和―いしいしんじのごはん日記2 (新潮文庫 い 76-7)
いしい しんじ


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NHK「街道をゆく」プロジェクト『司馬遼太郎の風景5 NHKスペシャル「オランダ紀行」』

本日の本
司馬遼太郎の風景〈5〉NHKスペシャル「オランダ紀行」 (NHKスペシャル)
book-30 『司馬遼太郎の風景5 NHKスペシャル「オランダ紀行」』 NHK「街道をゆく」プロジェクト著  日本放送出版協会

オランダ・ベルギー旅行を控え、関連本を読んでいるところだが、この本もその一環。

実のところ、司馬氏の『街道を行く』シリーズは一冊も読んだことがない。昔、祖父が揃えていてパラパラとめくったりはしていたのだが、結局ちゃんと読まずじまい。そして、NHKのシリーズも何回かは見たことがあるが、全部は見ていない。

この本、単なる観光ガイドにとどまらない本であり、歴史や文化を縦横無尽に行き来しつつ、オランダという国の実像を浮かび上がらせる趣向で、大変勉強になる。司馬氏の思索までは把握できないけれど、このシリーズ、なかなかいいかも。

もちろん、ゆくゆくは『街道を行く』シリーズにも挑戦したい。

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いしいしんじ『いしいしんじのごはん日記』

本日の本
いしいしんじのごはん日記 (新潮文庫)
book-29 『いしいしんじのごはん日記』 いしいしんじ著  新潮文庫

最近発売になったごはん日記の2を本屋でパラパラと見てこれはおもしろそうと手にとったのだが、1冊目から読む方がいいだろうということで、きちんとこちらから読んでみた。

この日記おもしろい。というか、ワタクシの感性にあうんですね。

作家いしいしんじ氏が浅草から三崎(三浦半島)に引っ越し、古い家に住み、毎日魚屋さんで買い物して自炊し、地元の人たちとつきあう。そんな中で創作を進めていく、という日記なのだけど、なんともいえぬゆるゆる感がいいである。
日々食べる魚はおいしそうだし、海の空気はおいしそうだし、うらやましい限り。現在は信州松本にも家を借りて(この日記の最後の方にもその話は出てくる)いて、海や山を望みながらの執筆生活を楽しんでいるようだ。

ネットで現在も連載中の日記だが、本になった方がさらにおもしろい・・・気がする。

1冊も読んだことのない小説だが、この日記を読んでいて、あれこれと読んでみたくなった。

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『ベルギー 町を歩こう、ビールを飲もう』

本日の本
ベルギー―町を歩こう、ビールを飲もう (ヨーロッパ・カルチャーガイド)
book-28 『ベルギー 町を歩こう、ビールを飲もう』  トラベルジャーナル

ベルギーの研究はさらに進みます・・・

ヨーロッパカルチャーガイドの1冊であるこの本は、ベルギーの歴史、政治、経済、文化、食、芸術etc.とあらゆる情報がつまったもの。この1冊で、ベルギーのことな任せて!となった(つもり)だけど、何しろワタクシの脳味噌だから、どんどん流れでてしまいそうだ(笑)。

ベルギーというと、ワッフル、チョコ、ビール、フランドル絵画・・・というイメージなのだけど、決してそれだけではないですね。
アール・ヌーヴォーの建築めぐりもしたいし、漫画博物館も行ってみたいし、映画もまとめて見てみたい。

今は、夏の旅行だけが楽しみになっているので、あれこれ考えて気分を盛り上げております。

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上野千鶴子『おひとりさまの老後』

本日の本
おひとりさまの老後
book-27 『おひとりさまの老後』  上野千鶴子著  法研

昨年の大ベストセラーをようやく読んだ。

老後のことを考えるにはまだちょっと早い気もするのだが、少し心配になってくる年頃(笑)でもあるので、興味深く読んだ。
女性は男性より寿命が長いし、結婚していようがいまいが、最後はおひとりさまになる確率は確かに高い。その時どうするか。

どこで?
できれば、自分の家で最期を迎えたいものだけれど、体が不自由になってしまったらどうなのかという不安はある。自宅はそれなりに手入れも必要だし、ホーム等の選択肢も考えておいた方がいいのかもしれない。

誰と?
おひとりさまになったら頼れるのは友人。そのためにはメンテナンスが必要というのは確かにそうだろう。ただ、家族がいるとどうしても友人とは疎遠になりがち。これではいけないのですね。でも、一人・・・孤独に強いというのも重要。最期は一人なのだから。ワタクシ的には一人っ子なのでこの点は大丈夫そう。

お金は?
おひとりさまで快適に過ごすには先立つものが必要。特にワタクシが老人になる頃には年金もまったくあてにならないだけに、きちんとためておかねばと思う。

介護は?
介護は受けたくないと思ってもこればっかりはわからない。ついつい、介護を受ける立場になるとすまないという気持ちになりがちだけれど、そう卑屈になることもないのだ。ワガママになってはいけないけれど、気持ちよく介護が受けられるようになりたい。難しそうだが。

どう終わるか?
死んだあとのことはわからないからどうでもいいという考えも成り立つけれど、あとに残された人にあまりやっかいごとを残さないようにはしたいもの。きれいに終わることができるか?難しい。

と、読んでくると、決しておひとりさまだけのテーマじゃないですね。
いやはや、勉強になりました。

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小林頼子・朽木ゆり子『謎解きフェルメール』

本日の本
謎解き フェルメール (とんぼの本)
book-26 『謎解きフェルメール』 小林頼子・朽木ゆり子著  新潮社

フェルメール関連本というと、昨年同じく朽木ゆり子氏の書いた『フェルメール全点踏破の旅』を読んだところだ。
日本でも最近にわかにフェルメールブームがおきており、たくさんの関連本がでているが、『全点踏破の旅』は非常におもしろかった。世界中にちらばるフェルメールの絵をわずか1ヶ月あまりで見てまわるという旅のお話で、この本でフェルメールのことがかなりわかったと思っていた。

今回読んだ本は、年代を追ってフェルメールの絵を見ていくもので、また違った視点からフェルメールを見ることができる。作風の変化・・・試行錯誤の時期から円熟期を経て衰退期に至るまでの変遷がよくわかる。

わずか30数点しか残さなかった謎の多い生涯、贋作騒動や盗難事件など、数々のミステリーや物語に彩られた画家フェルメール。興味はつきない。

オランダでいくつか見られるといいなあ(その時期、日本では展覧会をやるらしいですが)。

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江國香織『絵本を抱えて部屋のすみへ』

本日の本
絵本を抱えて部屋のすみへ (新潮文庫)
book-25 『絵本を抱えて部屋のすみへ』 江國香織著  新潮文庫

江國香織さんの本で今まで読んだことのあるのは、『流しの下の骨』だけ。この本を読んで(だいぶ前のことだが)、その当時自分の感覚にはちょっとあわないなと思い、その後江國さんの本を手にとっていなかった。
そんなこともあって、この本、だいぶ前から気にはなってはいたけれど(平成12年発行)、ようやく手にすることになった。

江國さんの大好きな絵本たちをそれぞれ6~7ページという短いページ数で紹介していくのだが、いかにその絵本が好きかということが凝縮されていて、どの絵本も読みたくなるものばかりだ。

ワタクシの好きな絵本は・・・
子供の頃読んだものでは、『ひとまねこざる』(おさるのじょーじ)シリーズ、『ぐりとぐら』、『おおきなかぶ』etc・・・
大人になってから読んだ絵本で好きなものは・・・
『ピーター・ラビット』シリーズ、『旅の絵本』シリーズ、『コーギービル』シリーズ(ターシャ・テューダー)etc・・・

絵本というと子供の本と思われがちだけれど、決してそんなことはないんですね。意外と深い真理が書かれていたりするし。絵にも癒されたり。

この本の中の絵本たち、いくつかは是非読んでみたいと思う。

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『ベルギー美食紀行』

本日の本
ベルギー美食紀行―ベールを脱ぐ食通の天国 (旅名人ブックス)
book-24 『ベルギー美食紀行』 旅名人編集室編  日経BP企画

そろそろ夏の旅行に向けてお勉強です。
というわけでこんな本を。

お料理の紹介本というよりは、レストランの紹介本なのだけど、おいしそうなお料理の数々、あれも食べてみたいな、これも食べてみたいなと思いつつページをめくる。

我が家は、正装してお食事へ、というタイプではなくて、どちらかというとこの本に載っているお店で言えば、ビアカフェなんかに行くタイプ。
そう、ベルギーといえばビールの国で、昼に夜にとあれこれ飲んでしまいそう(笑)。第4章の「ベルギービールとビアカフェ」を特にじっくりと読んでしまった。よし、ベルギーではひたすらビアカフェだ!

お料理では、うなぎのグリーンソース煮、小エビのコロッケ、ムール貝なんかは是非食べてみたいなあ。


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池田あきこ『ダヤンのスケッチ旅行 北欧へ行こう』

本日の本
北欧へ行こう (ダヤンのスケッチ紀行)
book-23 『ダヤンのスケッチ旅行 北欧へ行こう』 池田あきこ著  MPC

ダヤンのスッケチ旅行もはや5冊目。
イタリア、英国とアイルランド、モロッコ、ドイツときて今回は北欧である。

今年のお正月、河口湖木の花美術館(池田あきこさんの原画などを展示する)を行った際、この本が出版されていたことを知ってずっと読もうと思っていたのだ。

ワタクシが北欧を旅したのは9年前のことだが、とても気に入ってまた是非行ってみたいと思っているのだが、池田さんもたいそう気に入ったようで、かなりの勢いでスケッチをしまくったようだ。
北欧は自然もいいし(自然に興味がない人はおもしろくないかも)、食べ物も口にあうし、ビールもおいしいし(笑)・・・

ちょっとうらやましいのは、冬の北欧を訪れていること。すごく寒そうだが、フィンランドなんか是非行ってみたいなあ。

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ワールドガイド オランダ・ベルギー・ルクセンブルク

オランダ・ベルギー・ルクセンブルク (〔2008〕) (ワールドガイド―ヨーロッパ)
この夏の旅行はオランダ・ベルギーに決定!
というわけで早速ガイドブックを購入。

いろいろガイドブックがある中、これに決めたのは、鉄道のことが載っていたから。
今回の旅は鉄道中心なので、この情報は重要。

連休の温泉旅行を飛び越えてすでに気持ちは夏休み!
細かい計画はまだまだこれからだけど、考える時がとっても幸せだったりする。。。
そこに至るまでがつらいですけど(涙)。

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東海林さだお・赤瀬川原平『老化で遊ぼう』

本日の本
老化で遊ぼう (新潮文庫 し 18-3)
book-22 『老化で遊ぼう』 東海林さだお・赤瀬川原平著  新潮文庫

昭和12年生まれのお二人の爆笑対談集。藤森正信さん、阿川佐和子さん、藤原正彦さんが加わった鼎談もあるのだが、やっぱりお二人の対談の方がぶっ飛んでます。

相手の意見に賛同して一致団結したかと思いきや、お互いに自分の意見を譲らずムキになってみたり。このいい意味でも思いこみと、やっぱりお二人に共通する好奇心が若さの秘訣でしょうか。対談してるうちに暴走していくのだ(笑)。

老化なんて言葉をまったく感じさせないお二人で、この題名いいのかしらんと思いましたね。まったく枯れてないお二人です。

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阿川佐和子『空耳アワワ』

本日の本
空耳アワワ
book-21 『空耳アワワ』 阿川佐和子著  中公文庫

文庫で出ると必ず読むエッセイストの一人阿川さんの最新文庫本。

阿川さんといえば、結婚ネタが多かったのだが、そうしたネタは卒業しかかっており、どちらかというと、加齢ネタが多くなってきたような・・・
今回も思いっきり自虐ネタを織り交ぜつつ(エッセイストって大変ですね。ネタ探しが)、あっけらかんとした笑いを提供してくれる。

こちらも前向きになれていいんですね、阿川さんのエッセイは。


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リリアン・J・ブラウン『猫は鳥と歌う』

本日の本

book-20 『猫は鳥と歌う』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:クィラランの屋敷の近くにアート・センターが完成。センターの前に住む風変わりな老婦人コギンの農場が焼け、中から彼女の焼死体が。一方センターでは盗難事件が起こって・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第20弾。

前作では、街中に住んでいたクィラランだが、再び屋敷に戻ってのお話。

つい数日前にクィラランがインタビューしたばかりの近所の老婦人が焼死体で見つかるというショッキングなお話。この何冊かでもっとも悲しい展開である。

今回は、おなじみのメンバーはもちろんちらほらと出てはくるのだが、いつもより登場の仕方が少なくて、そういった意味では寂しい限り。ココの活躍も少な目で、クィラランが目立つ一編である。

クィラランはお金を稼ぐ必要のない悠々自適な生活で、退屈だろうと思うと、いろんな人から相談を受け、いろんな行事にかりだされ、推理も行うという(笑)結構多忙な生活。うーん、うらやましい。

猫は鳥と歌う (ハヤカワ・ミステリ文庫)猫は鳥と歌う (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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ローラ・スタック『働くママのための定時に帰る仕事術』

本日の本
働くママのための定時に帰る仕事術 (ヴィレッジブックス N ス 5-2)
book-19 『働くママのための定時に帰る仕事術』 ローラ・スタック著  ヴィレッジブックス

『定時に帰る仕事術』の続編。
こちらの本も、忙しくて全然定時に帰れん!という時に読んで、能率UPの参考には大いになったのだけど、仕事がはかどるとそれだけ仕事は降ってきて結局早くは帰れなかったのだ(泣)。
最近はさらに忙しくなりどうしようと思っているところで、続編をゲットしたので読んでみたが・・・

今回は、働くママのためのとあるように、家庭での能率UPにも重点がおかれている。アメリカとは違うので、参考にならない部分もあるにはあるのだが、ほとんどはうなづくことばかり。私も、もっと家が片づいたらいいなあ、物が減らせたらいいなあとは思うのだけど・・・
週末になると疲れてしまって、基本的な家事で終わってしまうことが多いのでなかなか片づかない。
というところから改善していくべきなんでしょうね。

どうやら、私には、自分で自分を追いつめてしまうということ、ゆっくりくつろぐことができないということが問題なのがよーくわかった。
人生>生活>仕事ということを肝に命じたいと思う。
なんて、なかなか実践できないんですけどね。

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『王家の紋章 49巻』

『王家の紋章 49巻』 細川智栄子著 秋田書店
王家の紋章 (49) (プリンセスコミックス)
昔から読み続けている王家の紋章。
最近はもっぱら古本屋で買っていて、48巻以降ずっと見つからないままだったのが・・・

ようやく49巻をゲット(何も古本屋に出るまでじっと待たなくてもいいんじゃないかという気もするけど(笑))。
今は何巻目が出てるのでしょう?49巻は平成16年に出版されたものなので、だいぶ進んでるはずでしょう。

で、ストーリーだが、あいかわらず主人公のエジプト王妃キャロルに次々災難がというのは変わらない。そして、ヒッタイトの王子イズミルのストーカーぶりはエスカレート(笑)。
この変わらなさがいいんですね。

早く次を見つけようっと。

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大田垣晴子『こんな生活』

本日の本
こんな生活 (MF文庫 (9-20))
book-18 『こんな生活』 大田垣晴子著  メディアファクトリー

『くいしんぼマニュアル』とともに買った文庫。

この本は、なんでも引っ越しの段ボールに突っ込まれていた原稿類を担当編集者がまとめましょうということでできた本らしい。
てなわけで、一貫したテーマというものはないのだが、何が出てくるかわからない雑多なおもしろさである。

若い頃の原稿なのだが、この頃から、あらゆることに興味のある、好奇心旺盛なヒトだったのだなあということはわかる。

未読の本を全部読んでみたいです。

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大田垣晴子『くいしんぼマニュアル』

本日の本
くいしんぼマニュアル (MF文庫 9-19)
book-17 『くいしんぼマニュアル』 大田垣晴子著  メディアファクトリー

もともとは2001年に出た本だが、文庫化されたので購入。

大田垣さんのいわゆる画文集は大好きなのだが、ホントいうと大きな本で読んだ方がいいですね。文庫だとちっちゃくなっちゃうんで。

で、この本はいろんな食べ物を食べてみた、という本なのだけど、結構網羅されてますね。ワタクシが食べたことがないものもいろいろ。例えば、スッポン料理とか、ネパール料理とか、アフリカ料理とか・・・

廻らない寿司屋のカウンターで寿司を食べるなんてのは、とっても緊張するので後込みしてしまうけれど、やっぱりなんでも挑戦してみないと!
この本読んでて、いろいろ食べたくなっちゃいました。

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よしもとばなな『愛しの陽子さん yoshimotobanana.com2006』

本日の本
愛しの陽子さん (新潮文庫 よ 18-19 yoshimotobanana.com 20)
book-16 『愛しの陽子さん yoshimotobanana.com2006』 よしもとばなな著  新潮文庫

実は、ワタクシ、よしもとばななさんの本は読んだことがない。なんとなく苦手意識があるのと、今は日本文学はほとんど読まないから。

ところが、最近ちょっと日記文学にはまっていて、古本屋の本棚で見た時思わず買ってしまったのがこの本。

公式サイト内の日記をまとめた本もこれが10冊目のようだが、こういった本は特に1冊目から読まなくともわかるのがよい。

読み始めた最初はなんだかとっつきにくくてなかなか読みすすめられなかった。語り口調になじめなかったせいだと思う。半分くらい読んだところで慣れたらしく、あとは一気に読んだ。小説を読んだことがないし、よしもとさんについてよく知っているわけではないのに、なんとなくよしもとさんの人柄がわかるような・・・なんでもない毎日の記録から浮かび上がってくる。さすがですね。

1~9冊目を読むかはわからないけれど、サイトは見てみたいと思う。

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Hanako みんなの吉祥寺

Hanako (ハナコ) 2008年 3/13号 [雑誌]
またこの季節がやってきた。。。
この季節になると必ず発売されるもの、それはHanakoの吉祥寺特集。
毎年買おうか買うまいかと悩んで結局買ってしまう。

吉祥寺もお店の入れ替わりがはげしいから、知らないお店が結構ある。もちろん、昔からのなじみのお店もたくさん載っているけれど。
最近の傾向としては、カフェが増えたような。ワタクシはあまりカフェには縁がないのだけど、お昼ご飯なんかはおいしそうなお店もある。

早速行きたいお店をチェック!明日仕事の帰りに吉祥寺に行くのでどこかに寄ってみようっと。

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飛田和緒『晴れた日にはキッチンで お料理日記3』

本日の本
晴れた日にはキッチンで―お料理絵日記3 (幻冬舎文庫 ひ 7-3)
book-15 『晴れた日にはキッチンで お料理日記3』 飛田和緒著  幻冬舎文庫

料理研究家、飛田和緒さんの日記(レシピ付き)。

飛田さんの本との出会いは、谷村志穂さんと登山をする(飛田さんが山で料理をする)『ごちそう山』。こちらでも品のいい方だなあと思ったのだが、その印象は変わらず。売れっ子なので忙しいでしょうに、なんかほんわかな空気が漂うんですね。そこがいいのだ。

レシピもいろいろと作ってみたいものもあって、今後順次挑戦してみたい。ただし、ナンプラーをよく使っているのがネックかなあ。うちにはないし、買ってもあまり使わないうちに捨てることになっちゃうんですね。

1冊目、2冊目も読んでみよう。

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東海林さだお『パンの耳の丸かじり』

本日の本
パンの耳の丸かじり (文春文庫 (し6-67))
book-14 『パンの耳の丸かじり』 東海林さだお著  文春文庫

ご存知ショージ君の丸かじりシリーズ。楽しみなシリーズなので、出るとすぐ買います。

あいかわらずショージ君の好奇心はとどまるところを知らず・・・
資生堂パーラーの1万円カレーに挑戦し(1万円カレーを食べる人として注目されないかと思うところはちょっと自意識過剰?)、蕎麦屋で蕎麦とうどんを同時に注文し、新丸ビルを見に行き(で、げんなりする)・・・
ワタクシもちょっとはやってみたいと思うけれど、なかなかできないなと思うことに果敢にもチャレンジする姿がうらやましい。
しかし、ゴーヤの丸かじりは、やりたくないです(おすすめしないとのことですが)。

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リリアン・J・ブラウン『猫は泥棒を追いかける』

本日の本

book-13 『猫は泥棒を追いかける』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:クリスマス間近のピカックスで盗難事件が多発。その頃、銀行家カーマイケルの妻ダニエルのいとこの修復コンサルタントが現れ、修復ブームが。やがて、カーマイケルが出張先で射殺されて・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第19弾。

冬は寒くて暖房が行き届かないと、またまた住まいを変えたクィララン。今回は、しかもあんなにいやがっていたキルトを履いたりして、笑える。

前作『猫はチーズをねだる』で登場した銀行家夫妻が重要な人物として登場するものの・・・ありゃりゃ、こんなことに。そして、クィラランの恋人ポリーの義妹(前作までは義姉とされていましたが訂正)がそんなことに・・・えー、である(書くとネタバレになるので書けませんが)。
いやはや、ホントこの作者、登場人物をどう動かすか、気が抜けません。いつもびっくりの展開だ。犯人あてという意味では、これはすぐに見当がついてしまったけれど、登場人物がどうなるかの方がスリルがあったりして(笑)。

老婦人シーリアがまたまた活躍するのが楽しいが、もう一人今後の捜査(?)の役に立ちそうな人物が登場。気象予報士のウェザビー・グッド。今後も活躍しそうで楽しみだ。

猫は泥棒を追いかける (ハヤカワ・ミステリ文庫)猫は泥棒を追いかける (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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高山なおみ『日々ごはん①』

本日の本
日々ごはん〈1〉
book-12 『日々ごはん①』 高山なおみ著  アノニマ・スタジオ

前々から読んでみたいと思っていた(本屋ではパラパラと見ていたりしたのだが)、料理研究家高山なおみさんの日記。

料理研究家として専念する前は、吉祥寺のKuuKuuというレストラン(今はない)でシェフをやっていた高山さん。この日記が書かれた頃はまだシェフだった頃。吉祥寺に住んでいた頃、このお店のことは知ってはいたが一度も行ったことはなかった。残念。

お店のこと、家族のこと、料理のこと、そして日々思うことを飾らず率直に綴られていて、日々の生活が目に浮かぶよう。

残念ながら、2002年から続いていたホームページ上に連載中だったこの日記も、この2月で終了。でも6年も続いたのはすごいですね。

出てくるお料理がおいしそうで、でもたまにインスタントを食べたり、とことん飲んだりもあるわけで、ちょっとホッとしました。

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東海林さだお『東海林さだおの大宴会』

本日の本
東海林さだおの大宴会 (朝日文庫)
book-11 『東海林さだおの大宴会』 東海林さだお著  朝日文庫

ショージ君の丸かじりシリーズ傑作選の第3弾。第2弾をすっとばして第3弾を先に読んでしまった。まあ別に順序があるわけじゃないし、そもそも丸かじりシリーズはどこから読んでも楽しめるものなので問題はない。

この第3弾は、14巻~19巻からの抜粋なので結構覚えてるんじゃないかと思いきや・・・意外と覚えていなかった(笑)。でも記憶にあるものもまた楽しめる。シリーズの3冊分くらいのボリュームがあって、ずいぶんと楽しませてもらいました。

これ読んでると、いろいろなものが食べたくなっちゃうのが困りもの。ソースカツ丼の話を読んで思わず作っちゃいました(笑)。

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大田垣晴子著『キリンビール大学 ビールでいただきます!』

本日の本
キリンビール大学 超人気講座 ビールでいただきます!
book-10 『キリンビール大学 ビールでいただきます!』 大田垣晴子著  ソフトバンククリエイティブ

WEB版キリンビール大学を書籍化したもの。

キリンビール大学の教育目標は、
一、ビールを心から愛する大人をつくる
二、ビール文化の発展に貢献する
三、ビールによる人類の幸せを追求する
ことだそうな。ビールを愛するワタクシとしてはビール文化の発展に貢献していきたいし、幸せも追求していきたいです(笑)。最近、ビール離れが著しいそうで、これはビール好きとしては憂うべきことでありますが、ワタクシもワインの方にやや傾いているので大きなことは言えないですね。

さてさて、この本ではビールにはどんな料理があうかが考察されているのだが、25並ぶ料理のうち、ワタクシ的にビールにあうと思うのは、
1.ギョーザ 2.焼き肉 3.枝豆
そして番外編としてドイツ料理。
なんでもワインにあわせてしまうワタクシでありますが、この3つはビールの方がいいですね。ドイツも、もちろんおいしいワインもたくさんあるのでワインでもよいのだが、やっぱりビール。地方によって違う様々なビールを楽しみたい。

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椎名誠『にっぽん・海風魚旅3 小魚びゅんびゅん荒波編』

本日の本
にっぽん・海風魚旅 3 小魚びゅんびゅん荒波編 (3) (講談社文庫 し 32-12)
book-9 『にっぽん・海風魚旅3 小魚びゅんびゅん荒波編』 椎名誠著  講談社文庫

海をみにいくシリーズ第3弾。このシリーズ好きだ。

基本的に行き当たりばったりで、興味を持った方向へがしがし進んでいき、おなかが減ったら、おいしいものをもとめてわしわし進む。のだが、たまにはハズレもあり、いやな思いをしたり、マズイものを食べる羽目におちいったり。それもまた旅なんですね。
あ、でも圧倒的においしそうなものばかりで、読みながらよだれが・・・
(去年鹿児島を旅してきたところなので、このお話が一番ワクワクしました)

ふと旅に出たくなるこのシリーズもあと2冊出るらしい(文庫で)。楽しみだ。

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椎名誠『ミャンマーの秘密』

本日の本
秘密のミャンマー (小学館文庫)
book-8 『ミャンマーの秘密』 椎名誠著  小学館文庫

シーナ氏のミャンマー旅行記。

ミャンマーというと、「ビルマの竪琴」のイメージしかないという発想の貧困なワタクシである。実際ミャンマーという国はなかなか行けるところではないし、本当に秘密という感じの国だ。

この本を読んでみると、ミャンマー、いろいろな食べ物があるようなのだが、とにかく油、油、油らしい。これははじめて知った。あまりそういうイメージはないのだが・・・ワタクシは決して胃腸が丈夫な方じゃあないので、結構厳しそうだ。

そして、ミャンマーといえば、仏教の国。寝釈迦、是非見てみたいなあ。なかなか行けない国なのが残念だ。

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キャロリーン・キーン『幽霊屋敷の謎』

本日の本
幽霊屋敷の謎 (創元推理文庫―ナンシー・ドルーミステリ (Mキ5-2))
book-7 『幽霊屋敷の謎』 キャロリン・キーン著 創元推理文庫

STORY:ナンシーは、友人から奇妙な現象が立て続けに起き、しかも盗難事件まで発生したという屋敷の調査をすることに。一方、鉄道橋建設にからんで、ナンシーの父親に魔の手が・・・

☆☆☆ナンシー・ドルー・ミステリー第2弾。

今回は、幽霊屋敷(このお屋敷のからくりは映像化したらおもしろいかも)にまつわる謎と、父親がかかわる鉄道橋建設にまるわる謎を同時並行して解決していく物語。

ちょっと落ち込んだりはするけれど、元気はつらつのナンシーは、今回もスルスルと事件を解決。この解決の部分が、まあ子供向けなのでしょうがないのだが、物足りないと言えば物足りない。悪党は、ナンシーに一言言われただけですべてを白状してしまうし、警察は親切すぎるし(笑)。ちょっと出来過ぎなんですねぇ。

まあでも安心して読めるので、あんまり辛い本は読みたくないな、という時にはよいですね。

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リリアン・J・ブラウン『猫はチーズをねだる』

本日の本

book-6 『猫はチーズをねだる』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:ピカックスに黒ずくめの服装をした女性が現れる。食べ物に関する祭典でにぎわうピカックスだったが、女性が宿泊しているホテルの部屋で爆破事件がおき、当の女性は姿を消してしまう・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第18弾。
今年1冊目のシャム猫シリーズ。今回は今までの中でも結構上位に入るおもしろさだった。

食に関する祭典ということで、いろいろとおいしそうなものが出てくるのだが、中でもチーズがとってもおいしそう。うーん、チーズが食べたくなってしまう。
以前このシリーズに登場していたアイリスのレシピノートが発見されたり、料理と言えば冷凍食品を解凍することしかできないクィラランがなんと!七面鳥の料理に挑戦しようとしたりと(しかし結局七面鳥にはありつけないクィララン。なぜかは読んでみて下さい)、食べ物にまつわるお話が続き、これが楽しく思った理由かもしれない。

相変わらずのメンバーが勢揃いで安心して読めるこのシリーズだが、どこでまた重要な登場人物が消えるかというスリルも(笑)。個人的には、クィラランの調査を手伝う老婦人シーリア(とっても好奇心旺盛でエネルギッシュな女性です)がお気に入り。

猫はチーズをねだる (ハヤカワ・ミステリ文庫)猫はチーズをねだる (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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竹内海南江『おしりのしっぽ 旅する私のふしぎな生活』

本日の本
おしりのしっぽ―旅する私のふしぎな生活 (集英社be文庫)
book-5 『おしりのしっぽ 旅する私のふしぎな生活』 竹内海南江著  集英社be文庫

TBSの「世界不思議発見」のミステリーハンターとしておなじみの竹内さんのエッセイ。

しゃべり言葉で書かれているので、慣れない内は少々読みにくい。まあこれも個性なんでしょうね。

世界中を飛び回っている竹内さんのプライベートはどうかというと・・・
お酒が大好き(タバコも)というのはイメージ通り。
ところが、意外なことに、食べ物屋さんに一人では入ることができないとか!いつもレポートぶりを見ていると、なんでも平気、大胆、豪気というイメージなのにこれは意外。
そして、バカンスで海外に行くことはほとんどないとか。確かに、飛行機に始終乗っている生活というのは想像以上にキツイみたいだ。ひどく乾燥してるし、座りっぱなしで、骨盤がゆがむは首が痛くなるわ・・・オフの時くらい何にもしないでぼーっとしていたいという気持ちはよくわかりますね。

なんだかんだいって、いつも元気いっぱいのレポート。やっぱりパワフルな方なんでしょう。

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コニス・リトル『記憶をなくして汽車の旅』

本日の本
記憶をなくして汽車の旅 (創元推理文庫 M リ 5-1)
book-4 『記憶をなくして汽車の旅』 コニス・リトル著 創元推理文庫

STORY:目覚めるとオーストラリア横断鉄道の車中にいた私。だが、自分の名前すら思い出せない。初対面のおじさん一家や婚約者という医師とメルボルンで落ち合うが、車中で不思議な出来事が続出、ついには殺人事件が・・・

☆☆☆1944年に書かれたミステリーが翻訳された。オーストラリア生まれの米国姉妹ミステリー作家だそうで日本では初紹介とのこと。

出だしは快調。目が覚めるといきなり私は誰?状態で、ヒロインがピンチに陥る。少しずつ記憶は戻るものの、ヒロインは次第に不利な立場においこまれる、というサスペンスが楽しめる。
が、昔の作品だからか、全体にゆったりしすぎて、ちょっと中だるみも感じてしまった。適度にユーモアがあって読みやすいのはいいが・・・

結末は意外で、しっかりだまされてしまったワタクシ。うまい伏線だ。列車の中だけで展開されるお話かと思いきや、過去の事件もリンクしているところもうまい。

映像化したら(難しい部分もあるけれど)案外おもしろいかもしれない。

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玉村豊男『田舎暮らしができる人できない人』

本日の本
田舎暮らしができる人できない人 (集英社新書 388H)
book-3 『田舎暮らしができる人できない人』 玉村豊男著  集英社新書

子供の頃からいわゆる田舎ぐらしに興味があった。

最近では、団塊世代を中心として田舎暮らしに関心が高まっているらしい。テレビでもそんな番組をやっているし、いろいろと本や雑誌なども出ている。
インターネットや宅配の発達で、田舎に住んでいても手に入らないものはないと言っても過言ではないので、昔よりは気軽に移住できそうだ。

この本によれば、一人暮らしができないのは、ひとり遊びができない人、人が恋しい人とのこと。これは大丈夫そうだ。
昔思ったのは、本が手に入らない、映画が見られないということだったが、最近はネットで帰るし、映画もやはりネットでレンタルできる。うーん、でもやっぱり本は手にとって買いたいし、映画館の大画面で見たいからなあ。

いやしかし、田舎暮らしをしたら、なんでも自分でやることになって、そんなヒマないのかもしれませんね。

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キャロリン・キーン『古時計の秘密』

本日の本
古時計の秘密 (創元推理文庫 M キ 5-1 ナンシー・ドルーミステリ 1)
book-2 『古時計の秘密』 キャロリン・キーン著 創元推理文庫

STORY:金持ちの老人の遺産を強欲な親戚が独り占め。老人に今まで援助してもらっていた人々が困っているらしいと聞いた少女探偵ナンシー・ドルーは最新の遺言書探しに奔走する・・・

☆☆☆少女探偵ナンシー・ドルーシリーズ第1弾。

なんと懐かしい!ナンシー・ドルー。

ナンシー・ドルーといえば、昔やっていたテレビシリーズ「ナンシー・ドルー&ハーディー・ボーイズ」(逆だっけ?)をよく見たものだ。ナンシーは、「ポセイドン・アドベンチャー」のパメラ・スー・マーティンだった。少年少女が探偵として活躍、謎をとくミステリーシリーズで大好きだったし、確か子供向けの本で何冊か読んだことがある、気がする。

なんと、この1作目が書かれたのは1930年のことだそうで、実に80年近く前なんですね。今も刊行されているらしいが、すごいなこの作者とおもったら、キャロリン・キーンというのはこのシリーズを書く際のペンネームとのことで、複数の作者が書き継いでいるとのこと。そりゃ知りませんでした。

ナンシーは、お金持ちのお嬢さんで、やさしいお父さん(弁護士でナンシーの捜査?を助けてくれる)と家政婦に囲まれ、持ち前の行動力と好奇心でスイスイ(都合がよすぎるぐらいに!)に謎をといていく。あまりにポジティブすぎるナンシーは嫌みすれすれなのだが、もともとは子供向けに書かれたものなので、そのあたりは目をつぶらなければならない。

テレビシリーズのイメージがあったので、本を読むとナンシーが年齢よりも幼い気がするのだが、これはワタクシの思いこみだろうか。

今頃なぜ創元推理文庫から出たのか不思議な気もするけれど、コージーなミステリの範疇として出したのかもしれない。さらりと読むことができるので(いやほんと短い時間で読み終わります)、難しい本は読みたくないわという時にはよい。

どこまで出してくれるかわからないけれどこの後も読んでみよう。

ジュリア・ロバーツの姪エマ・ロバーツが主演したという映画も楽しみだ。

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椎名誠『トンカチからの伝言』

本日の本
トンカチからの伝言
book-1 『トンカチからの伝言』 椎名誠著  文藝春秋

週刊文春連載の赤マントシリーズ、最新刊。このシリーズは文庫化されるのを待たずに出てすぐに買ってしまう。楽しみなシリーズの一つ。

シーナ氏、あいかわらず元気に世界中を飛び回り、いろいろな物を食べ、うらやましい限り(元気ですね~)。またあいかわらず、世の中の不条理に対して怒る!いちいち頷くことばかりで、しかも自分じゃなかなか大きな声で発言できないから、シーナ氏の怒りを読むたびにスカッとするのです。

沢野画伯の本文に沿ってるようなそうでないような、すっとぼけたイラストも健在で、一気読み。
次のが出るのが今から楽しみだ。

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コリン・ホルト・ソーヤー『殺しはノンカロリー』

本日の本
殺しはノンカロリー (創元推理文庫 M ソ 1-5)
book-64 『殺しはノンカロリー』 コリン・ホルト・ソーヤー著 創元推理文庫

STORY:ダイエットが売りのスパで従業員が殺された。経営者のドロシーは高級老人ホームに住む友人のアンジェラに助けを求める。親友キャレドニアとともに駆けつけたたアンジェラを待っていたのは辛いダイエットプログラムと新たな事件だった・・・

☆☆☆高級老人ホーム、カムデンシリーズ第5弾。
ではあるが、今回はホームを離れたいわば番外編。

凹凸コンビのアンジェラとキャレドニアが暴走しつつも見事な?推理を披露する。今回はキャレドニア(ビッグサイズのおばあちゃん)が大活躍を見せる。アンジェラ(ちっちゃなおばあちゃん)も、いつも通り脱線気味に名(迷)推理(ちなみに謎自体はなあんだという感じ)。
スパに集まる女性達は個性的なのだが、少し描き分けが足りないというか、なかなか名前とキャラが結びつかず、最後の方まで若干混乱してしまったのが残念。

それにもましてアンジェラとキャレドニアの個性はあいかわらず強烈で、二人のやりとりを読んでいるだけでおもしろい。
こんな元気なおばあちゃんになりたいなあ。

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安西水丸『大衆食堂へ行こう』

本日の本
大衆食堂へ行こう (朝日文庫)
book-63 『大衆食堂へ行こう』 安西水丸著  朝日文庫

イラストレーター安西水丸氏が東京の大衆食堂を食べ歩いた本。
とはいっても、単なる食のガイドブックではない。その街にまつわるエピソードをまじえながらのエッセイとなっていて、その味についてはほとんど言及していない回もあるくらい。
しかも、水丸氏、カレー好きらしく(実際週3回は食べているらしい)、カレーを注文する割合が高い。大衆食堂というとカレーのイメージとは違ったのだけど・・・

ま、でもちょっととぼけた味わいのイラストがよくて、ゆるゆる読むとよろしいです。

いわゆる大衆食堂と言われるお店にはほとんど入ったことがなく(一人じゃ入りづらいんですね)、一種あこがれがあったりする。アジフライとかミックスフライとか(あんまり自分じゃ作らないメニュー)が特に魅力的。

職場の近くにある「エリーゼ」(四ッ谷)というお店が最後に載っていたが、ここいつも11時半すぎにはもう長蛇の列。きっとおいしいのだろうけど、量も多そうだし・・・ということでまだ一度も入ったことがない。いつかきっと!

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たかぎなおこ『ひとりたび2年生』

本日の本
ひとりたび2年生
book-62 『ひとりたび2年生』 たかぎなおこ著  メディアファクトリー

昨年出た『ひとりたび1年生』の続編。

ひとりたび初心者の筆者もひとりたびをいくつかこなして、だいぶ慣れた様子・・・
でも、やっぱり出発前は緊張するらしい。まあそうでしょうね。一人じゃなくても旅に出るとなると、ドキドキするから。

2年生にもなると、北斗星に乗ったり、フェリーに乗って四国にわたり讃岐うどんの食べ歩きをしたり、石垣に長期滞在したり、断食したり・・・とさらにバラエティに富んだ旅が増えて、楽しそう(絵も好き)。

1人だと、自分の好きなように行動できていいなあと思う一方、何かトラブルがあると心細いなとか、食事の時1人だと寂しくないだろうかとか考えてしまうけれど、仕事の時は1人でも平気なわけだし・・・
などといろいろと考えてしまって、まだ一度も一人旅は経験がない。なんでも(トラブルさえも)楽しめるのなら、一人旅でもきっと楽しいのだろうな、きっと。

是非、ひとりたび3年生も出してほしいものです。

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清水義範『もっとどうころんでも社会科』

本日の本
もっとどうころんでも社会科 (講談社文庫)
book-61 『もっとどうころんでも社会科』 清水義範著  講談社文庫

『おもしろくても理科』、『もっとおもしろくても理科』、『どうころんでも社会科』ときて、この本である。もちろん!絵はサイバラ画伯(西原理恵子さん)で。
この絵がいいんですね、いつも。なんだか本文と関係ないような、関係あるような、人を喰ったマンガなんである。清水ハカセのまじめな文章をぶちこわしそうでいて、実はいいアクセントになっているという・・・

理科シリーズもおもしろかったのだけど、どっちかというと文系な人間で、社会科の方により興味があるワタクシとしては社会科シリーズの方がおもしろかったかなと。意外とトリビアな知識もあって、ほほおと感心しながら読みました。

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東海林さだお『誰だってズルしたい!』

本日の本
誰だってズルしたい! (文春文庫 し 6-66)
book-60 『誰だってズルしたい!』 東海林さだお著  文春文庫

東海林さだおさんといえば、丸かじりシリーズであるが、こちらはオール読物連載のエッセイ。
好みからいうと、断然丸かじりシリーズなのだけど、こちらも出ると(文庫)即買いである。

ショージ君の興味はあらゆる方向に向かっているようで、興味を持つと徹底的につきつめる、というスタイルは丸かじりシリーズにも共通する。
ニューヨークにゴジラを見に行ったり、正しい江ノ島観光をしてみたり、市ヶ谷の釣り堀で釣りをしてみたり・・・
思いついたらとにかく(それが馬鹿馬鹿しいことであっても)実行してみるというところと、いろいろと考えているうちに微妙に脱線していく、というところが笑える。

やっぱり次も出たら即買いのエッセイだ。

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嵐山光三郎『文人暴食』

本日の本
文人暴食 (新潮文庫)
book-59 『文人暴食』 嵐山光三郎著  新潮文庫

37人の文人の食生活から、その人となりを語るエッセイ。『文人悪食』の続編である。

『文人悪食』は大傑作で、一気に読んだ。偉大なる文豪たちがいかに悪食・・・よく言えば食に対するこだわりが強かったか。各々その個性が食にあらわれていて、とても興味深かった。

そして、この続編であるが・・・
正直言って、今回は読むのが大変だった。なかなか進まなかった。
なぜか?おそらく、前作に比べて作品を読んだことがない文人が多く、なじみにくかった、要するに地味だったからだろう。それに、奇人ぶりも前作の方がまさっていたようにも・・・

それでも、食に対する執着のすごい人たちが多く(まったく食に関心のないという文人もいるにはいるが)やっぱりそういった執着心が文学への情熱にもつながるのか?と感心するやらあきれるやら。
嵐山氏、よく調べたなあ、ということにも多いに感心した。

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辛酸なめ子『ほとばしる副作用』

本日の本
ほとばしる副作用 (文春文庫PLUS)
book-58 『ほとばしる副作用』 辛酸なめ子著  文春文庫PLUS

『消費セラピー』がおもしろかったので、買ってしまった(古本屋だけど)なめ子さんのデビュー作。

やや、これは『消費セラピー』よりさらに毒が強いようで。かなりブラックな笑いの世界に誘われますね。
この斜めの目線はなかなかマネできません。過激で下ネタも織り交ぜつつ横道にそれそうでいて、突如核心をつく鋭さ。

特に、PART1のコラム「アイドル頌歌」がおもしろい。このコラムが書かれた当時のアイドルをバッサバッサと斬るものなのだが、今振り返ってみると結構あたってたりして。目のつけどろこがすごいなあ。

またまたこの本も電車の中で読むの苦労しました。

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辛酸なめ子『消費セラピー』

本日の本
消費セラピー (集英社文庫(日本))
book-57 『消費セラピー』 辛酸なめ子著  集英社文庫

なめ子さんの本を読むのははじめて。
以前テレビで某美術展の紹介に出てきたなめ子さんの解説が人を喰っていておもしろく、妙にツボにはまってしまい、この人のエッセイおもしろいかもと思っていたのだ。

で、読んでみたら、やっぱりおもしろい。が、電車の中で読んでいると危険!おもわずふきだしそうになるので・・・
おどおどしているように見えて、かなり大胆かつ毒気が結構あって、思わずそうそうとうなづいてしまったり。

しかし、この本で一番笑ったのは表紙かも?大ファンだという紀宮さまへのなりきりぶりといったら・・・(爆)

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リリアン・J・ブラウン『猫は汽笛を鳴らす』

本日の本

book-56 『猫は汽笛を鳴らす』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:ムース郡の有志がが出資し、古い蒸気機関車を走らせる計画はほどなくとん挫。発案者であるトレヴェリアンが理事長をつとめる信用組合が手入れを受け営業停止になり、彼自身も秘書と行方をくらましてしまった。大富豪の元新聞記者クィラランは背後にきなくさい臭いを感じるが・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第17弾。
久々読んだシャム猫シリーズ。春以来だったので、前作はほとんど覚えてなかったが、すぐ続きの物語なんですね、これ。

謎はあいかわらず、初期の段階でおぼろげながらわかってしまうし、結末も最後の数ページで語られるという慌ただしさがあるの残念だが、魅力的な人物がでてくれば問題なし。今回は、『猫はクロゼットに隠れる』に登場した老婦人シーリア。クィルの指示に従って事件解決に重要な役割を果たした人物で、よく笑う陽気な女性。老婦人というのは語弊がありそうなくらい元気。
『クロゼット』ではお互い顔をあわせなかったが、なんと、シーリアがピカックスに引っ越してきて、またまたクィルの手足となって大活躍。今後も活躍してくれると楽しいな。しかし、油断は禁物。この作者、簡単に重要人物を消し去ってしまうので・・・

一方、クィルの彼女、ポリーは家を建てることに熱中するあまり、神経を痛めてしまうのだが、うーん、だんだんこの彼女にも飽きてきたなあ。

猫は汽笛を鳴らす (ハヤカワ・ミステリ文庫)猫は汽笛を鳴らす (ハヤカワ・ミステリ文庫)
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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小栗左多里『プチ修行』

本日の本
プチ修行 (幻冬舎文庫 お 28-1)
book-55 『プチ修行』 小栗左多里著  幻冬舎文庫

『ダーリンは外国人』等でおなじみの小栗さんが数々の修行に挑戦?した体験記。つらーい修行がユーモラスな絵と文で紹介されている。

瞑想、写経、座禅、滝修行、断食、お遍路、内観。
どれも縁のないものばかりだ。
瞑想はただただ眠っちゃいそうだし、写経は飽きそうだし、座禅は足痛くなりそうだし、滝にうたれるのは寒くてかなわないし、断食は貧血になっちゃいそうだし、内観は・・・うーん、よくわからない。唯一お遍路には興味があるけれど、時間がない。

小栗さんも似たようなもので、辛い、しんどいの連続。普通の人はそうなんでしょう。「幸せになりたい」という動機で修行を始めたらしいけれど、修行をしたからって辛いなあと思ってやっていると幸せにはなれない・・・だろうね、きっと。それに、数々の悩みが解消されるものでもないだろう。

参考にはなりましたが、まあ、ワタクシは軟弱な人間なので、やめときます、修行。

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マイケル・ボンド『パンプルムース氏とホテルの秘密』

本日の本
パンプルムース氏とホテルの秘密 (創元推理文庫 M ホ 5-8)
book-54 『パンプルムース氏とホテルの秘密』 マイケル・ボンド著 創元推理文庫

STORY:グルメ・ガイドブック「ル・ギード」の調査員になりたいと言い出した、編集長宅の元料理人エルシーを落第させることがパンプルムース氏の今回の任務。エルシーがわざわざ選んだアルカションのホテルだったが、シェフは行方不明の上、パンプルムース氏の愛犬ポムフリットがおかしな拾い物をして・・・

☆☆☆くまのパディントンシリーズの作者M・ボンドのパ氏シリーズ第8弾。

常に災難に見舞われるパ氏であるが、今回もまたかなりの災難に見舞われる。美食家であるパ氏、おいしいものにありつけず、ありついたと思ったら食べてる途中でトラブル発生・・・服をなくすわ、裸で警察に連行される羽目に陥るわで・・・ニヤニヤクスクスの場面連続である。
愛犬ポムフリットは、ご主人パ氏に(ある事情から)さんざん邪険にされるものの、ご主人のことを思って大活躍・・・というかパ氏もポムフリットのせいで痛い目にあったりするわけだが、これまた笑ってしまう場面の連続。
スラップスティック度の高い作品にできあがっている。

意外な存在感を示すのが、パ氏の奥さんドゥーセット。今まで、恐いばかりの奥さんだと思っていたが、料理上手だし、パ氏思いのいい奥さん。パ氏もまったく頭があがりません。
今回、あまりおいしそうなものが出てこないなと思ったが、奥さんの料理がとてもおいしそうで、グルメミステリとしてもやっぱりいいですね、このシリーズ。

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檀ふみ『どうもいたしません』

本日の本
どうもいたしません (幻冬舎文庫 た 14-3)
book-53 『どうもいたしません』 檀ふみ著  幻冬舎文庫

『ありがとうございません』に続いておかしなタイトルの本だが、檀さんのおもしろエッセイである。
檀さんは、どうも阿川佐和子さんとコンビというかパックとして見られている節があり、実際二人の共著はそこはかとなくおかしいのだが、檀さんだけ、阿川さんだけでも十分おかしいんである。

檀さんというと、テレビで見る姿は、知的な楚々とした美人・・・というイメージなのだが、まあ実際、大変知的な方ではあると思うが、なんというか、ずっこけてるというか、イメージを裏切るおとぼけぶりを発揮する方のようなのだ。
この天然ぶりが各エッセイ3ページに中に凝縮されていて、思わずぷっと吹き出してしまいそうになる。わずかな行数の中にうまいオチがついていて、さすがうまいです。

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谷崎光『北京大学てなもんや留学記』

本日の本
北京大学てなもんや留学記
book-52 『北京大学てなもんや留学記』 谷崎光著  文藝春秋

『中国てなもんや商社』の著者の中国留学記。
『てなもんや商社』は傑作で、中国人のたくましさに半ばあきれたり感心したり。
あの本からもう11年がたっているんですね。

いやはや、この本もまたすごいですぞ。とにかく気の休まる時がないんである(苦笑)。
強く主張していかないと負けてしまうし、隙を見せればつけこまれるし・・・
賄賂の横行、ぼったくり、マナーの悪さ、自己中心的発想などなど。これじゃストレスがたまるばかり、と思いきや、筆者はもっとたくましい。文句を言いつつも、留学生活を楽しみ、また中国のいいところを積極的に見つけようとする。こうじゃなきゃ、とてもやっていけません。
中国では反日感情が少なからずあるのは事実であり、とても悲しいことだけど、著者のような前向きな思考があれば、きっと互いに理解できるようになれる、と思えてくる。

まあでも、精神的なタフさに欠けるワタクシとしては、せいぜい数日間旅行するだけで精一杯ですね、残念ながら。

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青木るえか『主婦の旅ぐらし』

本日の本
主婦の旅ぐらし (角川文庫)
book-51 『主婦の旅ぐらし』 青木るえか著  角川文庫

本の雑誌等でおなじみの史上最弱の主婦?るえかさんのデビューエッセイ『私はハロン棒になりたい』に書き下ろしを加えた文庫。

活字中毒で、競馬・競輪ファンでOSKの追っかけ。好きなことのためならば、主婦業そっちのけ!このだらけぶりがいいんですね。多分に誇張はあるとは思うけれど、るえかさんっちの家の中すごそうだ。

るえかさんのエッセイは、読んでワハハ、というより、クククと忍び笑いしたくなるような(怪しい?)感じとでも言えばいいのか。

デビュー作ということもあってか、文体や方向性がまだ定まってないところもあるけれど、自虐ネタ満載でおもしろい。このノリについていける人限定という気はするが・・・

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双葉十三郎『ミュージカル洋画 ぼくの500本』

本日の本
ミュージカル洋画ぼくの500本 (文春新書 593)
book-50 『ミュージカル洋画 ぼくの500本』 双葉十三郎著  文春新書

ぼくの採点表でおなじみ、映画評論家双葉先生(なんと97歳とか!)の文春新書のシリーズの1冊。双葉先生の評論は大好きで、映画雑誌スクリーンの連載もかかさず読んでいたが、それもなくなってしまって残念だ。

『西洋シネマ大系 ぼくの採点表』5巻も大枚はたいて買い込み、隅から隅まで読んだので(暇人かも??)、この本のガイドも全部読んでいるはず・・・と思ったが、一部書き下ろしもあるらしいし、まったく同じというわけでもないらしい。むむむ。まあ少しずつ読むこととしよう。

ミュージカル映画ってそんなにたくさんあるかなあと思ったのだが、ここにとりあげられているのは、広く音楽映画も含まれるので、おやこれもミュージカル?と思うものも。ワタクシはミュージカル大好きなので、かなり見ているのだが、それでもまだ未見のもあり。古いものはなかなか手に入りにくいし、難易度が高いなあ。これもボチボチ見ていくことにしよう。

『ハラハラドキドキ ぼくの500本』、『愛をめぐる洋画 ぼくの500本』はまだ持ってなかったな。今度手に入れよう。いろいろな切り口で映画を集めるのもおもしろい。

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エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿Ⅴ』

本日の本
サム・ホーソーンの事件簿 5 (5) (創元推理文庫 M ホ 4-6)
book-49 『サム・ホーソーンの事件簿Ⅴ』 エドワード・D・ホック著 創元推理文庫

STORY:園芸道具置き場で銃で撃たれて死んだガソリンスタンドの店主。置き場にはカギがかかっており、自殺としか思えない状況だったが・・・アンソニー賞最優秀短編賞受賞作「園芸道具置場の謎」他。

☆☆☆☆サム・ホーソーン医師シリーズも5冊目。20代だったホーソーン医師ももう40代。第2次世界大戦下、アメリカも参戦間近という状況で、ずっと働いてくれていた2代目看護婦のメリーも戦争に行ってしまう。むむむ、ホーソーン医師とだいぶいい雰囲気になってたのになあ。そのかわりといってはなんだが、獣医師のアナベルが登場、これからどうなっていくか?というところ。

あいかわらず、この小さな町は殺人事件多発、不可能犯罪だらけ(笑)。が、そういうことはおいておいて・・・ホーソーン医師の推理はこの巻でもさえわたり、ふーむ、なるほどとうならされる。これが長編だったらキツイけれど、短編なので、起承転結もくっきり、短い時間でたくさんのミステリを楽しむことができた。

このシリーズ好きなんだが、未訳はあと9本のようで、このシリーズもあと1巻で終わりになってしまうのかな?残念だ。

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倉嶋厚『やまない雨はない』

本日の本
やまない雨はない―妻の死、うつ病、それから… (文春文庫)
book-48 『やまない雨はない』 倉嶋厚著  文春文庫

元NHKお天気キャスターの倉嶋さんのうつ病の発症から回復までの道のりを率直に語った本である。

テレビで見ていた倉嶋さんは、温厚そうな紳士でゆったりと構えた方だと思っていたのだが、案外神経質な気の弱いところもある方だったようだ。奥様の死をきっかけとして、うつ病を発症、大変な苦しみの末、立ち直っていく。

人はどんなきっかけで精神のバランスを崩し、つらい壁にぶつかることになるのかわからない。自分は大丈夫と思っていたとしても、先のことはわからないものだ。いつ何時ポキっと折れてしまうか・・・

それでも、倉嶋さんが書いているように「やまない雨はない」のだ。それが希望である。

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カレル・チャペック『チャペックの犬と猫のお話』

本日の本
チャペックの犬と猫のお話 (河出文庫)
book-47 『チャペックの犬と猫のお話』 カレル・チャペック著  河出文庫

チャペックの『ダーシェンカ』は有名だが(何種類か邦訳あり)、これは、『ダーシェンカ』の原典の全翻訳である。

チャペックが自ら飼っていた、ワイヤー・ヘアード・フォックス・テリアのイリスやダーシェンカ、猫のプドレンカなどをユーモアたっぷりに描いたエッセイ。観察眼の鋭さにも感心するが、困ったやつだと言いながら、愛情あふれる文章で彼らを描写しており、ほのぼのするエッセイだ。

はじめて読んだチャペックは『園芸家12ヶ月』だったが、どの本も暖かいユーモアが感じられるところがよい。兄ヨゼフのイラストもかわいい(『チャペックの犬と猫のお話』ではカレル本人もイラストを描いてます)。

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角田光代『あしたはアルプスを歩こう』

本日の本
あしたはアルプスを歩こう (講談社文庫)
book-46 『あしたはアルプスを歩こう』 角田光代著  講談社文庫

3年くらい前?に見たNHKのトレッキングエッセイ紀行に出ていたのが、角田さん。この体験をもとに書いたのがこの本(文庫化にあたって『あしたはドロミテを歩こう』より改題)。

女優さんを使ったトレッキング紀行もそうだったが、基本的にトレッキングの初心者を使うこのシリーズ、大丈夫か?と思うこともあり、角田さんも見た目、あんまりトレッキングに縁ががなさそうだ・・・と思っていたら、やっぱり経験はなかったらしい。

映像では、毎晩その日のことを淡々と書きつづる角田さんの姿が印象的だったのだが、本を読んでみると、様々な思いや感動があったことがわかる。自然への感動のみならず、自分の内面を見つめ直すことにもつながる。書くことと歩くことは似ている・・・らしい。
ガイドのマリオさんの言葉も含蓄がある。
単なる旅行記にとどまらないエッセイだ。

もう一度、映像を見てみたいものだ。

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ジェイニー・ボライソー『クリスマスに死体がふたつ』

本日の本
クリスマスに死体がふたつ (創元推理文庫)
book-45 『クリスマスに死体がふたつ』 ジェイニー・ボライソー著 創元推理文庫

STORY:廃鉱でのスケッチ中に聞こえた悲鳴。警察に通報したローズだが、何も発見されなかった。再び廃鉱を訪れるとまた悲鳴が聞こえる。やがて、つきあいはじめた画家ニックの元恋人ジェニーの死体が発見され、ローズも容疑者になってしまう。

☆☆☆イギリス・コーンウォール地方を舞台とするミステリ3作目。

このシリーズの好きなところは、コーンウォールの自然、食べ物の描写(主人公はなかなかの料理好き)、そして主人公がワイン好きでいつも飲んでいるということ(笑)。

人物の描写もまたいきいきとしていて、その映像が頭に思い浮かぶ。
他方、ミステリとしては若干甘いかなというところも。推理に至るステップが飛ばされてしまい、事件の解決がああなるほどとはいかないのである。

それでも、主人公ローズと元恋人のジャック・ピアース警部との中がどうなっていくかという興味もあって次作が楽しみ。しかし、ローズ、もてすぎ(笑)。

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コンドウアキ『うたたね気分~リラックマ生活5~』

本日の本
うたたね気分―リラックマ生活5
book-44 『うたたね気分~リラックマ生活5~』 コンドウアキ著  主婦と生活社

リラックマの新作が出るとただちに買いに走るワタクシ。今回もすぐさまゲットした。

絵も見ているだけでなごむのだが、リラックマのメッセージがまた和む。
含蓄のある言葉、示唆に富む言葉がたくさんあって、考えさせられたり、感心したり。

それより何より、嫌なことがあったり、疲れ切った時など、ふとリラックマ本を読む(見る)と癒されるのです。今や、リラックマは必需品であります。

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金関亜紀『『日本全国うまい焼酎』虎の巻』

本日の本
『日本全国うまい焼酎』虎の巻 (〓@53B2@文庫)
book-43 『『日本全国うまい焼酎』虎の巻』 金関亜紀著  ワニブックス

『焼酎ぐるぐる』に引き続き焼酎の本を。

選りすぐりの焼酎100本の紹介や東京の焼酎のお店の紹介などもあるが、蔵元を訪ね歩く紀行が半分以上を占める。
やはり、九州の蔵元が多いが、東京・・・八丈島や青島などの蔵元も。そうか、東京でも焼酎が作られてるんですね。うーん、八丈島も行ってみたい。

『焼酎ぐるぐる』にも出てきた蔵元も出てくるが、笑ってしまったのは、大田垣さんが描いた蔵元の方のイラストがそっくりだったこと!(こちらの本には写真が載ってるのです)

とまあ焼酎に関するにわか勉強をしてみたが、まだまだ勉強不足の感は否めない。まあ、実際に適当に飲んでみて、おいしいものを自分で見つけていくしかないですね。

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大田垣晴子『焼酎ぐるぐる』

本日の本
焼酎ぐるぐる
book-42 『焼酎ぐるぐる』 大田垣晴子著  ワニブックス

九州、大分~鹿児島まで焼酎の蔵元を訪ね歩いたイラストエッセイ。ぐるぐるとまわったので題名がぐるぐる?それともたくさん飲み歩いたのでぐるぐるなのか?

今度、熊本、鹿児島に出かけるので、焼酎のにわか勉強をということで読んでみた。
いや、もともとこの本、ずっと探していたんですがね。たまたま先日吉祥寺で見つけ、早速読んでみたんである。

焼酎に関してはこんなにブームだけれど、ほとんど知識はなく、基本的なことからお勉強。フムフム。

28の蔵を訪ねて、蔵元の人たちの話を聞いているのだが、味はそれぞれの蔵で違っても、焼酎づくりにかける情熱はどこも同じだなと感心。

ほのぼのとして大田垣さんのイラストと、ユーモアのある文が楽しい。焼酎飲みたくなってきたなあ。熊本、鹿児島で是非飲もう。といっても、いろいろありすぎてどれにしたらいいか迷いそうだけど。


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板東眞理子『女性の品格』

本日の本
女性の品格 (PHP新書)
book-41 『女性の品格』 板東眞理子著  PHP新書

普段ベストセラーはめったに読まないのだが、たまたま入手したので読んでみた。大変読みやすい本。

著者の方は今まで存じ上げなかったが、フムフム、埼玉県副知事、オーストラリア・ブリスベンの総領事などを経て現在昭和女子大の学長さんという大変偉い方。

読んでみてまずはじめに思ったのは、ワタクシは品格の点では到底合格点はもらえないということ(笑)。ついつい礼状はあとまわしになるし、乱暴な言葉は使うし、姿勢悪いし、タダという言葉にひかれるし、最近おこりっぽくなったし、目の前の仕事にふりまわされっぱなしだし・・・という具合。
一つ一つはもっともなことだけど、なかなか実行にうつすのは難しいものだ。
あんまり中身はないんじゃないかと思って読み始めたのだが、案外濃い内容。というか、いちいちずしりとくるわけです(全部に賛同するわけではないけれど)。
一つでも実践したいところ。まずは、今現在の課題、私生活にゆとりを持つということからでも・・・

「女性の品格」とはいうけれど、これは決して女性にだけあてはまる事柄ではありませんね。

 

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佐貫亦男『ドイツ道具の旅』

本日の本

book-40 『ドイツ道具の旅』 佐貫亦男著 光人社NF文庫

ドイツ本第12弾。旅行前の最後のドイツ本になる見込み。

同居人から借りた本なのだが、実にマニアック!
列車、車、ホテル、家のインテリアなどなど・・・ドイツの道具や設備がどのようになっているかを、写真とともに深~く考察する本である。正直言ってついていけないところもあったが(笑・・・ライカの項など)、ツボにはまるところもあり。ワタクシも、おもしろい椅子とか、ドアとか、マンホールとか、写真に撮ったりしますので。

写真がカラーだったらもっとよかったのですが。

ドイツ道具の旅―道具が語りかけるドイツ再発見の旅ドイツ道具の旅―道具が語りかけるドイツ再発見の旅
佐貫 亦男


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池内紀『ドイツ 町から町へ』

本日の本
ドイツ 町から町へ
book-39 『ドイツ 町から町へ』 池内紀著 中公新書


ドイツ本第11弾。


ドイツ文学者でありエッセイストである著者のエッセイ。先日読んだ『ドイツ四季暦 春/夏』とかぶるところもあるが、こちらの方がおもしろかった。情報も新しいし。


有名な都市だけでなく、あまり知られていない(なかなか行けそうもない)町も含め、北から南にかけて各町の紀行をまとめたエッセイ。新聞の連載だったとのことで、一つ一つが短く簡潔で大変読みやすい。


単なる町の紹介にとどまらず、歴史、音楽、美術、文学等にも触れており、知的好奇心をくすぐられる本。
実際に訪れてから読むとさらによさそうだ。

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内澤旬子『世界屠畜紀行』

本日の本
世界屠畜紀行
book-38 『世界屠畜紀行』 内澤旬子著 解放出版社


先日TBSの「情熱大陸」でたまたま著者の特集をやっていて見たところで、ようやく話題のこの本を読んでみた。
いやーおもしろい。今年読んだ中で今のところベスト1。


この「屠畜」という過程は、人の目に触れることはほとんどないし、たぶん気にする人もあまりい
ないだろう。肉がワタクシたちの食卓にのぼる時には「屠畜」について想像もしないのが普通だと思う。そんな屠畜の世界の各所を取材しながら、綿密なイラストとともに描いた渾身のルポ。


著者のあくなき好奇心と、細かな観察眼に感心。こういう好奇心を追求していくルポにはこちらものめりこんでしまいますね。
今まで未知の世界だった屠畜の世界がよくわかったのもよかったが(犬、ラクダ、やぎ、羊などの屠畜まで)、差別や動物愛護の問題まで深く考えさせられた1冊。


ワタクシ自身、屠畜の現場を見ることができるだろうか?あまり自信はないが、ギリギリ見るのは大丈夫かもしれない。が、自分で捌くのは無理だと思う(魚は捌けるのにな~)。昔、自給自足にあこがれたことがあり、そういった本も読んだりしたが、自分で鶏をしめたり、家畜をつぶすことはできないから無理だな~と思ったっけ。


さらに取材を進めているようなので、続編を期待したい。

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池内紀『ドイツ四季暦 春/夏 河から街へ』

本日の本

book-36 『ドイツ四季暦 春/夏 河から街へ』 池内紀著 東京書籍


ドイツ本第10弾。


ドイツ文学者でありエッセイストである著者のエッセイ。四季暦というので、なんとなく、季節ごとのドイツの自然について書いた本だと勝手に思っていたのだが、全然違ってましたね(笑)。むしろ、ドイツの街(春/夏は旧西ドイツの街が中心)にまつわるエピソード、歴史、ゆかりの人々について、現在と過去を自由に行き来しながら綴ったエッセイだった。


どの項から読んでもいいが、特に印象に残ったのは、(映画ファンとしては)マレーネ・ディートリッヒとレニ・リーフェンシュタールについて書かれた項。回想録、是非読んでみなくてはなあ。


『秋/冬』編は、旧東ドイツの街についてだそうなので、別の機会に読むことにしよう(今回は行かないため)。


ドイツ四季暦―春/夏 河から街へ
ドイツ四季暦―春/夏 河から街へ池内 紀 喜多 木ノ実


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檀ふみ・阿川佐和子『けっこん・せんか』

本日の本
けっこん・せんか
book-35 『けっこん・せんか』 檀ふみ・阿川佐和子著 文春文庫


友人となったかれこれ20年あまりのお二人の対談集。
対談集はどうも読みづらくてあまり読まないのだが、これはスラスラと読めてしまう。


このお二人の往復エッセイ集(「ああ言えばこう食う」「ああ言えばこう行く」)はケッサクで、二人のユーモアたっぷりかつ辛辣なやりとりがおもしろかったのだが、対談だとさらに辛辣さアップ。
そして、なぜか恋だの結婚だの話をしているハズが、食べ物の話になったりして・・・食べることにかける熱意はスゴイ。


遠藤周作、野坂昭如、関口夏央氏などとの座談会も楽しく、一気に読んだ。


まあしかし、これだけ言いたいことが言える友人がいるというのはホントにうらやましいですね。

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曽我尚美『ドイツお菓子物語』

本日の本


book-34 『ドイツお菓子物語』 曽我尚美著 東京書籍


ドイツ本第9弾。


ドイツというと、まずビール、そして次にワインが思い浮かんでしまうのだが(笑)、お菓子もいろいろとあるんですね。
ザッハトルテ、キルシュトルテ、アプフェルシュトゥルーデル、シュトーレン、バウムクーヘン、レモントルテetc...
聞いてみると、昔よく作ったなあというお菓子がいろいろ。


食後にいちいちデザートを食べたりしていると、(多分ビールもたくさん飲むだろうから)太らないか心配になるが(笑)、いろいろと