本日の本
book-16 『ひとりぐらしも何年め?』 たかぎなおこ著 KADOKAWA
『ひとりぐらしも5年め』『ひとりぐらしも9年め』に続くひとりぐらしシリーズ第3弾。
このあと、たかぎさんはふたりぐらしとなったので、これがひとりぐらしシリーズも最後・・・
ひとりぐらしも18年。
さすがに慣れて・・・たかぎさんいわく慣れすぎてラクすぎてということで、確かに自分で自分をきちんと律しないと、だらーっと過ごしちゃいそうですね。
自分習慣を作ろう!という目標。
きっと家にいるようになるとだらだらしちゃいそうだけど、やっぱりきちんとした習慣を作る必要あるんだろうなあと思う。メリハリをつけて。
いや、気楽なのもいいんだけど・・・
今回、ひとりぐらしが長くなって物も多くなったということで、断捨離もしているのだけど(1回では終わらない)、いつか断捨離もしないとな~
などと思いつつ読みました。
なんだかんだ、生活を楽しんでいる様子はいつもと同じですね。
本日の本
book-13 『旅ボン 台湾・高雄編』 ボンボヤージュ著 主婦と生活社
この間、病気でかなりの時間寝ていて、熱が下がったところで本を読もう!でも根詰めるのはキツいなということで、ハードルの低い本を。
イラストレーター、ボンボヤージュの旅ボンシリーズでまだ未読だったものを。
ボンさんはこの名前なのに旅ぎらい、基本引きこもり。
なので、旅に出ても実に消極的で、大変そうなことは一切しない。時々魔が差して?変なことにチャレンジしてみる。
というところにおかしみが出るわけだけど・・・
懐かしい台湾!
懐かしい高雄!
台湾はとてもいいところで、いろいろといい思い出があるのだけれど、高雄は3月でも暑く、でもなかなかにエネルギッシュな街だった。
もうちょっとおなかが強かったら、ボンさんたちみたいにもっと食べ歩きできたのになあ、というのが残念・・・
今やすっかりブームは去ってしまったタピオカミルクティーって台湾が発祥というのをはじめて知りました。
本日の本
book-12 『モンキーズ・レインコート』 ロバート・クレイス著 新潮文庫
STORY:ベトナム帰りのタフな探偵コールと相棒のパイク。失踪した父子の捜索を依頼されたコールは、コカインがらみのトラブルに巻き込まれていく。
☆☆☆コール&パイクシリーズ第1弾。
実は初コールではない。
感動作「容疑者」の続編である「約束」にコール&パイクが出ていて、しかも容疑者の主役スコット&犬のマギーより出ずっぱりで・・・コールがいい奴だなあと思っていたので、いつかは読まねばと思っていたのだった。
で、五十音順読書「も」の番がまわってきたので、読んでみた次第。
うーん、やっぱりコールいいなあ。格好いいなあ。ちょっともてすぎだけども笑
弱いものに優しく、強いものには屈せず。
依頼人を徹底的に守る姿がともかくカッコいい。
これもハードボイルドと言えるのかな?
作者はロバート・パーカーの大ファンで、特にスペンサーシリーズの「初秋」が好きとのこと。
ワタクシ、パーカーは喰わず嫌いなのだけど、これはチャレンジしてみないといけないかな~
本日の本
book-11 『名探偵の密室』 クリス・マクジョージ著 ハヤカワミステリ
STORY:テレビのリアリティ番組で探偵役をつとめるモーガンはある日目覚めると、ホテルのベッドに手錠でつながれていた。そこには互いに面識のない5人の男女がおり、浴室には死体が・・・5人の中から犯人を見つけないと爆破すると告げられるが・・・
☆☆☆作者のデビュー作。
シチュエーションは大変おもしろい。
脱出不可能な部屋に閉じ込められる5名。
遺体が発見され、殺害犯人を見つけなければ、ホテル全体を爆破するという謎の人物からの予告が・・・
これはスリル満点の脱出劇かと思いきや、モーガンの過去が挿入され、その割合がだんだんと占められるようになると、違う方向へと向かっていく。
モーガンが少年の頃に解決したという、教師の殺人事件が解明されるにつれ、なんとこういう話になっていくのかという・・・
だんだん犯人はこの人ではないかというがわかってくるのだけれど、この犯人、なんでこんなことしたんだ?という疑問がわいてきて、なんか後味がよくないというか・・・
ラストはちょっといいなと思ったのだけど、主人公は必ずしも共感できる人物ではないし、トータル的にはあまり読後感はよくないかなあ。
デビュー作ということもあるのだろうけれど、ちょっと力業すぎるしね。
映画化されそうな感じはしました。
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