カリン・スローター『開かれた瞳孔』
本日の本
book-4 『開かれた瞳孔』 カリン・スローター著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:レストランのトイレで女性教授が惨殺された。第一発見者となった検死官のサラ。やがて第2の事件が起き・・・
☆☆☆初カリン・スローター。
読むのがつらいかも?と思い、なかなか手に取らなかった本。
で、確かに読むのがつらい・・・というか、むごいお話で、描写もどぎついのである。
犯人は唐突に出てきて、振り返ってみると、まあこの人が犯人ねと思うのだけど、その動機がまた恐ろしい・・・
狂ってる・・・
メインの登場人物が皆いろいろありすぎで(過去がつらい)、救いがなくて息苦しくなるけれど、最後はちょっと光が見えただろうか。
サラと元夫の警察署長ジェフリーとの関係、強烈な個性の刑事リナの行方が気になるので、きっと次作も気が滅入るだろうなと思いつつ読んでみたい。
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